Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

坐骨神経痛を抱えつつ、大統領就任演説の意味合いについて話を聞く

梅田望夫さんと久しぶりにお会いした。ブログを読んでいただけていたようで、会ってすぐに坐骨神経痛の心配をしていただいた。離れていても、また直接メールなどでコミュニケートしていなくても、友人に近況を知ってもらえているというのが、ブログのよいところである。

そもそも自分の健康状態を克明にブログに上げるのもどうかという話もある。腰痛、そして坐骨神経痛と、人生で初めての経験が続き、僕にとってはその治療も含めて新鮮な事柄だったので、ついついブログのネタにしてしまったのだが。

残念ながら、その症状は一進一退というところで、あまり回復していない。左脚が相変わらず痛むため、歩くスピードが抑えられている。このところ外出が多く、一日1万数千歩歩いている日が続いていることもあり、いつも以上に足腰に負担がかかっている。また精神的なストレスが原因とするならば、公私ともにストレスがかかる生活が続いていることも確かである。睡眠時間も短い。

閑話休題

梅田さんには、オバマ大統領の就任演説の解説をしていただいた。選挙中の Yes, we can. とは打って変わったトーンの、厳しい内容の演説であった。建国以来、祖先が作り上げてきた歴史を子孫に続けるべく、戦争も含め、あらゆる犠牲を惜しまないことを全国民に求める演説で、これを国民の前で国民と共に誓ったということに意味があるとのこと。短期的な成果ではなく、長期的に国力を取り戻すことに主眼が置かれている。

ちなみに The Economist 誌の The hope-and-change index という記事では、歴代の大統領が就任演説中、"hope" と "change" という単語を何回使ったかがグラフで示されている。オバマ大統領は、選挙運動中はおよそ 450回も "hope" という言葉を使ったが、就任演説中に言及したのは3回だけ、"change" にいたってはたったの1回であった。選挙中とは全然トーンが異なる就任演説であったことが、このグラフからだけでもわかる。

The hope-and-change index