友人が毎年恒例の那須ゴルフ旅を企画してくれた。西那須野CC、ホウライCC という美しくタフな戦略コースを2日続けてまわる。毎年これらの難コースで自分の実力試しをしていることになる。目安は 95切り、あわよくば 90切りを目指したが、どちらのコースも罠にハマって大叩きした。
毎年のことだが、こういう難コースに挑戦することで、自分の実力を思い知らされる。課題が明らかになり、精進しようと思 う。そしてまた打ちのめされる。その繰り返しである。
今回の西那須野は前月、男子ツアー(Japan Players Championship)が行われた時の長いラフのまま刈っていない(わざわざそうしておいて欲しいという声もあるとか)。フェアウェイキープしないと、トーナメント仕様の深いラフに捕まり、ボールを見つけるのも至難の業。そしてそこから脱出するのも至難の業。「深いラフ = ワンペナ」を思い知らされた。
スコアは OUT:49、IN:46。西那須野での自分のベストスコアではあるが、トリプルボギーのホールが多く、反省の念が深い。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2022.7.23 | 西那須野CC OUT→IN (69.3/93.1/128) | 6222 | 72 | 95 | 49 | 46 | 41 | 51 | 35 | 0 | 3 | 9.0ft、晴れ |
- スコア:95、パット:35(1.94)
- ショット(60Y以上):41、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:3
- パーオン率:22.2%、ボギーオン率:33.3%
- バーディ率:0%、パー率:27.8%、ボギー率:33.3%
- ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:16.7%
- フェアウェイキープ率:28.9%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:16.7%、ガードバンカー率:0%
ドライバーショットをフェアウェイに運ばなければ、というプレッシャーから思い切り振れなくなり、かえって真っ直ぐ飛ばなくなるという悪循環に陥った。バックスイングが浅くなり、上体から打ちに行くという悪癖が顔を出した。
逆に練習場通りに、リズムよく振り切れた時は、ナイスショットとなっていた。視覚的なプレッシャーに負けずに、練習場通り、あるいは素振りの力感で振ることの大切さを再認識した。最後の 18番ホールで、気をつけるべき 4つのポイントを思い出し(アドレス、深いバックスイング、突っ込まない切り返し、腰の回転)、ようやく思い通りのショットができた。
もう一つの大きな反省は、ダボ以上のホールを連続させて、メンタルが削られていったことである。深いラフ、池ポチャといった罠にハマった時の「心のリセット」ができず、そのミスを引きずってしまう。起きたミスは仕方がないと諦めて、次のショットに集中する。マネジメントの基本中の基本だが、それができなかった。競技の時の冷静さを、こういった友人とのラウンドでもキープしたいものである。
まぁ反省はこのくらいにして、ゴルフの後は楽しい温泉である。宿泊は那須塩原温泉の光雲荘。チェックイン直後にビールを飲んで一息ついて、露天風呂に浸かる。夕食は個室で名物料理「石焼き樽」と栃木の銘酒を堪能。「石焼き樽」は昔またぎたちが山奥で食べていたという伝説の料理で、目の前で樽に焼石を投入する。
部屋飲みしてゴルフ談義。その後は再び露天風呂へ。夜風が涼しい。そして一夜明けた早朝にも露天風呂。ホスピタリティーも高く満足度の高い宿であった。県民割も利用可能であった。接種券は実物でなくても、写真撮影したもので OK である。