今日から屈指の難コースに挑む那須ゴルフ旅。初日は西那須野カントリー倶楽部、2日目はホウライカントリー倶楽部をラウンドする。どちらもロバート・ボン・ヘギーによる設計で、「栃木県のベストコース」第2位、3位に選ばれている。広大な敷地に牧場・宿泊施設・温泉・レストランが併設されている。
広大な敷地内に造られたどちらのコースも、美しく戦略的。グリーン周りには、池やバンカーといったハザードが待ち構え、さらには芝目のきつい多段グリーンが待っている。フェアウェイも洋芝でボールが沈む。OB はない。林の中に入ったら、ペナルティを支払うか、ソールせずにそのまま打つことができる。TV番組「ゴルフ侍」で予習したのだが、「点で打っていく」ゴルフ場という印象を持った。特にグリーンと池は手ごわい。
朝 7時過ぎ。ゴルフのライバルと、新幹線の席で待ち合わせ。えきねっとを使ってオンラインで取ったのは 35% 引きというお得な切符(ただし変更は効かない)。曇り空に、ちょっと心も曇りながら、東京駅から 1時間で那須塩原駅に到着。車で来た友人夫婦と合流、一緒にゴルフ場に向かう。
10時過ぎに、西那須野CC のアウトコースからスタート。2段グリーンどころか、5段グリーンまである。しかもきつい芝目などパッティングに苦労するかと思ったが、キャディーさんが懇切丁寧にラインを教えてくれて、さらにパッティングの距離感も合って、何とか 35パットで収めることができた。
しかし前半 OUT はドライバーが不調で、何度も林の中に。2打目はそこから出すだけのダボペースにハマッてしまい、スコアメイクするのは難しかった。一度、ブッシュの中に飛び込んだ時はボールが見つからず、ペナルティを支払った。しかし 8番ショートホールで 20Y のアプローチが 20cm に寄ってパーを取ってからは、ショットがよくなった。多分にメンタルの要素もありそうである。続く 9番では完璧なゴルフ、連続でパーを取った。
上の写真にあるように 9番ミドルは左にずっと池のあるホール。フェアウェイも左に傾斜しているので、全体に右を狙っていく必要がある。残り 165Y のフェアウェイからのセカンド。右の花道でもよいつもりで、グリーン右エッジを狙っての 6I のショットがピンを刺し、連続パー、48で上がる。
写真は IN コース。左が 10番ホールのスタートで、右が 18番ホールのグリーンである。後半、この IN コースはドライバーショットが復調してきた。名物 13番ダブルドッグレッグでフェアウェイを横切るバンカーに捕まってトリプルを叩くも、二つのショートホールをパーに収めて粘った。最終 18番ミドルホールをボギーであがれば 47、95で上がれると思ったら事件は起きた。ドライバーがトウヒットして、ボールは左のペナルティエリアへ。さらに残り 140Y の地点からの 8I がシャンクして右の池へ。結局、2ペナルティ、9打(+4)と大叩きしての 51。トータル 99 というぎりぎりの「100切り」となった。「もっとやれた。95では回れたはず。」とちょっと悔しいラウンドになってしまった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | Penalty | Situation | ||||
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2017.7.28 | 西那須野CC Front OUT→IN (69.3) | 6222 | 72 | 99 | 48 | 51 | 43 | 52 | 35 | 0 | 4 | 曇り、8.5ft |
- スコア:99、パット:35
- ショット:43、ショートゲーム:52、ペナルティ:4
- パーオン率:16.7%(3 ホール)、ボギーオン率:44.4%(8 ホール)
- バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:27.8%(5 ホール)、ボギー率:22.2%(4 ホール)
- ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:16.7%
- フェアウェイキープ率:28.6%、OB 回数:0、ペナルティ数:4、ガードバンカー率:0%
特筆すべきは、キャディーさんの凄さ。芝目のキツイ 2段- 5段グリーンのラインを的確に読んでくれる。「カップがこの辺にあるつもりで打って。そしたらあとは、斜面を下っていくから。」なるほど、こういう感じでライン読みをするのか。この難しいグリーンで 35パットに収まったのは、キャディーさんのおかげである。普段は隣りのホウライCC でキャディーをしており、今日のようにときどき西那須野CC に借り出されるとのこと。ゴルフ経験者らしく(おそらく僕よりもずっと上手い)、今回一緒にまわったゴルフを始めて 1年ちょっとの女性に「パッティングでは実際に打つ前に素振りをして距離感を出した方がいい」とか、ちょっとしたアドバイスをしていた。
ゴルフを楽しんだ後は、ロッジから歩いて 1分のイタリアン・レストランで夕食。さらにここで買ったワインをロッジに持ち込み、反省会の続き。それぞれのスイングやパッティングについて、課題を共有。そしてスイング技術の学び方として、チーム芹澤の一員である藤田寛之や中井学、桑田泉などを比較して盛り上がった。