Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

OB 6発!タフなコースで「100叩き」(裾野CC Gold Tee)

ゴルフスクール仲間のホームコース、裾野カンツリー倶楽部へ。ここはタフなコースで必ず大叩きする。しかもメンバーと一緒なので、6,487ヤードと距離の長いレギュラーティー(Gold Tee)からまわることに(コースレート:70.4、スロープレーティング:125)。「100切り」を目標に臨んだが、結果は OB を 6発!も叩いてしまう。IN:55(17パット)、OUT:51(19パット)、106(36パット) というスコアで攻略することができなかった。終盤 OUT 8番 170Y 強のショートホールでは、ダフって OB 2連発、6オン 3パット…。46-47 のペースで粘っていたのが一気に崩れての 51(ため息…)。

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一方、スクール仲間の陽気な先輩おじさんたちは、キャディーさん相手に軽妙なダジャレを飛ばしながら、それぞれ 92、94。ハンディキャップの差以上に、実力差が明確だった。しかも全員、同じゴルフスクールのコーチに鍛えられているせいか、非常にテンポがいい。距離計などを使う暇なく、自分の番が回ってくる。パッティングもさっとラインを読んだらすぐに構えて打つ。「あぁ、これくらいテンポよく、しかも和やかに回るのは気持ちいいなぁ」と改めて感じたラウンドでもあった。スクール仲間である会員のご夫婦は、毎月、月例にも出ておられるようだが、そこでも軽口を飛ばしておられるのだろうか。

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10番ロングホール

天気にもパートナーにも恵まれたラウンドでの「100叩き」は、ちょっと悲しい。ただ OB が多くて、ショット自体は悪くはなかったと思う。このところのラウンドでは、ナイスショットも出るが、大きなミスショットも出るという傾向は変わらない。今回は 6発の OB をはじめとするミスショットが「100叩き」の要因であり、その点を中心に反省しておきたい。

  • 11番ミドル:ドライバーが右にプッシュスライスして OB。このところドライバーが捉まらないが、それがそのまま出た。
  • 12番ショート:7I でボールの頭を叩いて、谷を越えられず OB。力が入った。打ち直しの第3打は 7I でピンまで 3m。惜しくもボギーパットを外した。
  • 18番ロング:左足下がりの斜面、8I がシャンクして右への OB。バックスイングをアウトサイドに上げたのが影響。
  • 2番 S字ロング:右斜面からの第2打、4U が引っかかって左への OB。つま先上がりの斜面からなのだから、右へのライン出しを行う意識が必要だった。ダボ。
  • 8番ショート:172ヤードアゲンスト。3U をダフって左への OB。打ち直しも同じタイミングで引っかけての OB。

第2打、第3打からの OB は、斜面・ライを気をつけて方向性をもっと意識することで、防げたのではないかと思う。それにしても 6発の OB は記録的である。ドライバーがほぼ右へプッシュ、ほとんどフェアウェイキープできなかったことも(フェアウェイキープ率 7%)、さすがに最近の記憶にない。

OB に代表されるミスショットもそうだが、実はグリーン周りのアプローチが寄らないことこそが、スコアにつながらない大きな要因である。正直、去年と比べてアプローチは下手になった。トップすることが多く、ピンをオーバーすることが多い。短いアプローチは、逆にきちんと打ち切れずにショートする場合も。すっかり自信喪失の状態である。というか、アプローチを打つのが怖い。「またミスをするのでは?」という恐怖感があり、平静な気持ちで打てていない。技術的な問題もそうだが、メンタルにも課題がある。実はショットよりも、ショートゲームの方が深刻である。

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17番ショートホール

100 を叩きながらも、特徴的な裾野カンツリーのホールをうまく攻略できたところもある。

  • 14番池のあるミドル:第2打を池の右に刻み、そこから 65Y のアプローチで攻略。ボギー。
  • 17番美しいショートホール:152Y を 7I でワンオン。パー。
  • 4番ショートホール: 173Y を 4U でワンオン。パー。
  • 6番ミドル:U3 でティーショットを刻み、残り 140Y を 8I でパーオン。パー。

OB があったものの、140-180Y を U3-U4、7I-8I でグリーンオンする場合もあり、ショットの方向性はよくなっている。ウッド系だとオーバーする場合が多く、縦の距離感はもっと学ばないといけない。フロントエッジまでの距離を意識し、グリーンに直接ヒットさせずに手前から乗せることも考えていくべきだろう。その際、グリーンの手前に残ることも多いだろうから、グリーン周りからの寄せが大きなテーマになる。不調でメンタルもやられている気がするが、そんなことは言ってられない。もっとアプローチの練習をしなければならない。

事情通のメンバーによると、裾野カンツリーは、経営母体が変遷している。最近リソルグループから佐川急便のグループに変わったとのこと。リソルグループになった時には、キャディーを廃止するというような話もあったり(コース側が反対して取りやめに)、コースのメンテナンスや改修にお金をかけられなかったりしたが、佐川急便になってからは、カート道路の改修が始まったり、芝のメンテもよくなったりしているそうだ。レストランの食事をもっと改善してほしいとも言っていた。「そのうちクロネコヤマトの宅急便では、ゴルフバッグが送れなくなったりするかもね?」などという冗談もあった。

以前来た時もそうだったが、裾野カンツリーは地元の高校を卒業したばかりの女性を、レストランのスタッフやキャディーさんとして雇用している。ここのキャディーさんはカートに乗らず、元気に走りまわっているのが印象的だ。今日のラウンドでも、ベテランのキャディーさんが、新入の見習いキャディーさんの OJT (On-the-Job Training)を行っていた。自分のメモを見ながら、コース説明をする姿が初々しかった。裾野の難しいグリーンを読めるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.4.28裾野CC IN→OUT (70.4/125)6487721065551494936088.6ft、晴れ、弱風

  1. スコア:98、パット:36(2.0)
  2. ショット:43、ショートゲーム:53、ペナルティ:2
  3. パーオン率:16.7%(3 ホール)、ボギーオン率:27.8%(5 ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:16.7%(3 ホール)、ボギー率:27.8%(5 ホール)
  5. ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:22.2%
  6. フェアウェイキープ率:7.1%、OB 発生率:27.8%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:0%

連休2日目の日曜日、晴天だったせいか、東名高速は渋滞。新東名の伊勢原 JCT ができたことにより、下りは横浜青葉から秦野中井まで渋滞が続くようになった。朝の 5:30 過ぎに出たものの 2時間半かかって 8時過ぎに裾野カンツリーに到着。一方、帰りは都夫良野トンネルでの事故渋滞。帰りも 2時間半かかって18時半に帰宅。

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