練習でのスイングは悪くないはずなのに、スコアメイクできないラウンドが続いている。今回のホームコースでのラウンドも、さまざまなミスのオンパレードで、ダボペース、パーが一つも取れずに 100 を叩いてしまった。何をやっているんだか。前日のシミュレーションも、ミスを重ねないためのメンタル・マネジメント術も、学んだはいいが、全然実践できていない。
まずドライバーの不安定さは相変わらず。友人には「素振りの時よりもテンポが速い、タメがなくてダウンスイングが速い」と言われるが、右へのプッシュアウトを怖れて、左に突っ込む、上半身から打ちに行くと言ったエラーが、実際に球を打つ時に起きている。その要因は、バックスイングが浅くなっていることにあったようだ。この日もまともなドローボールが打てたのは、17番の一球のみ。フェアウェイキープ率 36%。
さらにセカンド以降のショット、特にアイアンショットがつかまらず、全て右に行く。ショートホールでは右のサブグリーンに乗せたり(13番)、林の中に打ち込んだり(8番)。グリーンを狙うショットも、砲台グリーンから右にこぼれたり(14番)、右のガードバンカーに捕まったりして(11番)、常に一打多くなる。
確実に刻むつもりだったのに、クラブ選択ミスで難しいバンカーに捕まり、一発脱出できず(6番)。50Y のアプローチではシャンク(18番)、100Y ではダブって全く飛ばず(15番)。
ビンに近いサイドからの寄せで、いつもはやらない56度で上げるショットを試みると、これが見事なロブショットになり大きくショート(13番)。短いランニング・アプローチでは、9I で距離感を出そうと慎重になって、グリーンに乗せ切れず(3番)。
何よりもパッティングでは、一筋違ってカップに蹴られたり、ラインに乗っていてもカップ前で切れたり。引っかけのミスもあり、3パット3回、37パットと叩いた。惜しいパットが 3回ほど決まっていれば、ボギーに収まり、もう少し波に乗れたのかもしれないが…。
こうしてみると、本当にミスのオンパレード!という感じだ。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2019.10.19 | 入間CC OUT→IN(AG) (69.9/120) | 6216 | 72 | 100 | 49 | 51 | 41 | 59 | 37 | 4 | 0 | 9.1ft、雨のち曇り |
- スコア:100、パット:37(2.06)
- ショット:41、ショートゲーム:59、ペナルティ:0
- パーオン率:0%、ボギーオン率:61.1%
- バーディ率:0%、パー率:0%、ボギー率:50.0%
- ダブルボギー率:44.4%、トリプルボギー以上率:5.6%
- フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:11.1%
この日は GDO ハンデ 12、シングル一歩手前の上手な友人と回ったので、そのプレーを観察していた。実は彼のほぼ全てのショットを覚えていて、夕方の反省会では「もっと自分のプレーに集中した方が、よかったのでは…」と言われるほど。反省会でも質問して、いろいろと参考になった。
彼は入間の IN で、ハーフ・パープレーをやってのける上級者である。今回も OUT:42、IN:42 の安定したプレーぶりであった。今回 OUT ではミスもあり、ボギーペースのゴルフを続けていたが、最後の 3ホールでパーを取って 42。一方、IN は 17番まで3オーバーだったが、最後にバンカーに捕まって、珍しくトリプルボギーを叩いての 42。ハザードでペナルティになっても、リカバリーをしっかり寄せてボギーに収めるゴルフ。憧れのゴルフである。
- まずメンタル面が安定している。ナイスショットしてもミスショットしても、淡々と平常心。冷静に次のショットの準備をする。
- ドライバーもアイアンも、ショットの技術・精度が高い。素振りのスピードよりも抑えてショットをしている。
- アプローチもうまい。58度のウェッジで低いピッチ&ランで、ワンピン以内に寄せてくる。アプローチに自信があるから、多少グリーンを外してもいいという気持ちで、ショットが打てる。
- パットの読み、タッチもよく、長めのパットやかなり曲がるミドルパットを一発で沈めていた。
- ラフに行ったら、ほぼ必ずアイアンでフェアウェイに戻すマネジメントを徹底している。
- 難しいライからのショットは、フルショットしない。2番手上げてハーフショット。
技術レベルが高いこと、常に平常心でいること、冷静なマネジメント。HDCP にして 10-12 の差は大きいが、少しづつでも見習いたいものである。