Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

さらばデイスターゴルフクラブ!80台のゴルフで恩返し、バーディーで有終の美を飾る(デイスターGC 中→東)

2021年12月30日で営業終了するデイスターゴルフクラブは、初めてのラウンドレッスン初めてのスクールコンペ、そして生涯ワーストとなる 50 パットを叩いたこともある思い出深いゴルフ場である。これまで 12回ラウンドして平均 110.6(ベストは 92)。ホームコースを持つまでは、ここでのスコアをゴルフ上達のバロメーターにしていたと言っても過言ではない。池とバンカーが戦略的に配置され、アンギュレーションのきつい高速グリーンが待つ、とても難しいコースである。上手くなった、と思ってはデイスターに来て、そのたびに跳ね返されてきた。

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スタートホール:東コース1番と中コース1番

営業終了まであと1ヶ月半。打ち納め・見納めということで、4年ぶりにデイスターをコーチと一緒にラウンドする。練習場では右に抜ける球が多かったにもかかわらず、なぜか本番ではショットが絶好調。中コース→東コースを何と 42、44 の 86(38パット)でまわって、お世話になったコースへ恩返しをすることができた。しかも最終ホールでバーディーというおまけ付き。このところの不調を吹き飛ばすラウンドとなった。

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東コース9番にてバーディー・フィニッシュ!

前半の中コースはショットがよく、40台前半のゴルフができたが、実は出だしの1番ロングホールはドタバタだった。ドライバーショットが左のフェアウェイバンカー、そこから 5W で打った球が右の林の中へ、それをフェアウェイへ戻しての第4打がグリーン手前のバンカーに捕まる。何とか脱出に成功したものの 5オン。ここから3.5m のパットが偶然決まっての「スーパーボギー」だったのだ。これがダボに終わっていたら、その後 40台前半のゴルフは展開できただろうか?

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一方、後半の東コースはダボが2つ先行する苦しいゴルフだった。6番、7番とパーオンしながらも3パットのボギーとしてしまい、パーが一つも獲れずに耐えるゴルフ。そうやって我慢のゴルフを続けていたら、8番で 7m ものロングパットが決まってご褒美のパーが来た。

そして第2打が池越えとなる最終 9番では、残り 165ヤード(風はフォロー)の 6I ショットがピン方向に飛び、グリーンの傾斜で戻ってくるという幸運もあって、2m 弱の位置についた。その微妙に曲がる下りのフックラインを沈めてバーディー!最後のデイスターでのラウンドにて、有終の美を飾ることができた。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2021.11.17デイスターGC 中→東6265728642443848383010.3ft、晴れ

  1. スコア:86、パット:38(2.11)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):48、ペナルティ:0
  3. パーオン率:44.4%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:5.6%、パー率:22.2%、ボギー率:61.1%
  5. ダブルボギー率:11.1%、トリプルボギー以上率:0%
  6. フェアウェイキープ率:64.3%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:16.7%

ラウンドレッスンにて、コーチの目の前で「80台」を出せたのは初めてである。自分の成長ぶりをコーチに見てもらえたのは嬉しい。

コーチに逐一ショットを見てもらったことで、このところ悩まされてきたドライバーのテンプラ病を発症しなかったのが大きい。フェアウェイキープ率 64.3%。そしてアイアンショットが絶好調。パーオン率は何と 44.4%。

ホームコースの 3倍もあるような大きなグリーンだから、パーオン率も高かったと考えられる。またホームコースとは違って、平らなライから打てるし、グリーン面が見えているのも狙い易かったかもしれない。

ただしパーオンしながらも 3パットのボギーとしたのが 6ホールもある。10m 以上のロングパットが残ったり、触るだけの下りのミドルパットが残ったり、ショートパットの読みが外れたり。38パットと苦労したが、高低差のある傾斜で広いワングリーン、しかも 10ft 以上の高速グリーンとなれば、3パットは致し方なかったと感じている。ファーストパットがもっと寄せられれば、と思うが、僕自身としては「明らかなミスパット」は少なかったと感じている。

課題のドライバーショットであるが、コーチから指摘を受けたのは3点:

  • 上体が左に突っ込んでいる
  • 上体から切り返している
  • 腰の回転量が不足している

左に突っ込まないように注意しつつ、下半身から切り返す。下半身に上体や腕が引っ張られるようなイメージである。そして右腰を押し込んで綺麗にターンする。これらがバランスよくできると、よいドライバーショットとなる。

当然、上記のすべてがいつも出来る訳ではない。コーチには「(ラウンド数が多いので)うまく誤魔化している」と、妙な褒められ方をした。左に行きそうな時は瞬間的に左肘を抜いたり、右に行きそうなときは腕を返したりしている。瞬時にそういうアダプトをしているので、大きなミスが少なかったらしい。

一度だけ、アイアンが大ダフりしたショットがあった。コーチに言わせると、それが無意識のうちに出る、本来の自分のショット。上から行っている。だからダフる。

ウェッジによるアプローチでは、ボールの位置についてアドバイスがあった。左足下がりなど、ライが悪い時にはボールを右に置くことで、しっかりボールにコンタクトできるようにするとよいとのこと。

往復の車の中でのゴルフ談義も楽しい。先週の「VISA 太平洋マスターズ」を観戦したコーチからは、男子ツアーの選手たちの生の姿、練習の様子を聞くことができた。またスイング理論には、三觜プロのように縦に体を使う流儀と、芹澤プロのように横に回転する流儀がある。「(僕には)後者のスイングが合っているのではないか」「いいとこ取りをすればいい」とのことだった。

最後にデイスターゴルフクラブらしい光景と、今日のスコアカードを記念に掲載しておこう。

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東コース9番から、中コース9番を眺める

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急傾斜の練習グリーン

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温泉卵つき天丼

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打ち納め記念のスコアカード

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