台風10号の西日本上陸に伴い、泣く泣く週末の那須へのゴルフ旅をキャンセルしたものの、どうしても諦めきれない数名とホームコースに出かけた。多少の雨は覚悟していたのだが、悪運が強いというべきか、「晴れ男」の称号通り、雨に降られることなく、ラウンドすることができた。ちょうど雲の合間にいたみたいである。ゴルフ場もキャンセルした人が多かったらしく、20組と空いており、ハーフ 2時間で回れた。
雨には降られなかったものの、暑さと湿気で汗が止まらない。ミスショットが続いて、失いそうな集中力を奮い立たせて、しのぎ続ける。そんなゴルフになった。
先週の大叩きの反省をもとに、「バックスイングを深く捻転する(手上げしない)」「切り返しで急がない(力まない)」この2つのテーマに留意したが、やはり練習場のようにはうまく行かない。
先週よりティーショットのフェアウェイキープ率は上がった。しかしセカンド以降のショットは、左に出たり左に巻いたりするミスが多い。また強い夏ラフや湿度の高い空気の影響を受けて、番手通りの距離が出ない。
距離の短い IN は、何とか 44(15パット)としたものの、距離の長い OUT は、ボギーオンさせるのがやっと。前半 4ホールでダボを 3つも先行させてしまい、その後はパーが取れずに耐えまくる展開になる。
6番は 3m のパットを沈めて何とかボギーでしのぐ。7番はセカンドがグリーンオーバー(番手選択ミス)して下り傾斜からの難しいアプローチを残すも、ここもボギーでしのぐ。最後の 9番で 5m の下りのパットが決まり、やっとパーが来て、OUT 47(18パット)。
まぁ、何とか「ゲリラ・ゴルフ」で粘り続けた方だろう。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2024.8.31 | 入間CC IN→OUT (71.8/95.7/129) | 6573 | 72 | 91 | 44 | 47 | 41 | 48 | 33 | 0 | 2 | 8.0ft |
- スコア:91、パット:33(1.83)
- ショット(60Y以上):41、ショートゲーム(60Y未満):48、ペナルティ:2
- パーオン率:0%、ボギーオン率:83.3%
- バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:61.1%
- ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:0%
- フェアウェイキープ率:57.1%
- OB 発生率:0回、ペナルティ率:2回、ガードバンカー率:0回
- パー3 計 +4 以下:+4
- パー4 パー 4H 以上:0H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:7H
- パー5 計 +2 以下:+3
- トリプルボギー 2H 以内:0H
- トリプルボギー直後 +1内:0/0
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:4/20
パーオン率 0%、ボギーオン率 83% という数字が、今日のゴルフを如実に物語っている。パー4 でパーが取れていない。
パーが取れないのだから、問題となるのはダボ 4つである:
- 15番 パー4:ショットのミスが 4つ続いた。特に距離の残った第2打では 3U を大きくダフらせ、難しい斜面からの第3打 PW が木の枝に当たった。
- 1番 パー5:残り 170ヤードの第3打 4U が大ダフリ。ボギーオンするも、10m のファーストパットをショートさせ、 3パットのダボ。
- 2番 パー3:195ヤードのティーショット 3U を大きく左に曲げ、ワンペナ。
- 4番 パー4:ボギーオンさせるも 12m のファーストパットをショートさせ、3パットのダボ。
50 - 100ヤードからのアプローチを大きくショートさせ、10m 以上のロングパットを残したのが、3パットのダボにつながっている。
また 3U / 4U を左に曲げる、ダフるなどの大きなミスが痛い。最近、専ら 3W の練習をしており、ユーティリティーの練習をほとんどしていなかったことも要因の一つかもしれない。
しかし 5I など他の番手のショットも、大きく左に曲がるミスが多かった。おそらく技術的な原因は次のいずれかが組み合わさったものであろう:
- テークバックが外に上がり、バックスイングの捻転が不足。手上げしてトップを作った
- そのため切り返しで力が入ってダフるか、外からヘッドが入って左に飛ぶ
- 体の回転が途中で止まり、左に曲げる
練習場と違って、フィニッシュが崩れるティーショットが多かった。切り返しで力むなど、バランスよく振れていない。またきちんと左足に乗れず、右に荷重が残っている場合もあった。
一方、いくつかよい点もあった:
- フェアウェイからの 3Wは 4回中 4回、まずまずの当たりであった(チョロしなかった)
- (上りのパットはショートするミスが多かったが)下りのフックラインは 3m を 2回、5m を 1回 ワンパットで沈めた
僕のドライバーの飛距離だと、6,000ヤードくらいのゴルフ場で 85 前後のスコアになる。しかし 6,500 ヤードになると 80台が難しくなる。特に入間の場合、バックティー(A グリーン)は 6,500 ヤード以上あり、ハーフ 3,400 ヤードある OUT は、400ヤード以上のパー4 が多く、なかなかパーが取れない。
やはりまだ Aクラスの実力には足りていないと言うことだろう。今回の 91 だとスコアディファレンシャルは 16.8。A クラスを維持するためにはあと 2つ伸ばして、89 を出す必要がある。
今の僕の実力で、入間のバックティーから「90切り」するには、どういう戦略で臨むべきだろうか?そしてどういうショットを磨いておくべきだろう?
- OUT で 45 と耐え、IN で 40台前半を出す
- OUT の長いパー4 はボギーを死守する
- IN の短いパー4 でミスをしない。パーを取りに行く
- ドライバーは確実にフェアウェイへ。OB・ワンペナは絶対にダメ!
- 3W / 5W / 3U / 4U / 5I の精度を磨く
- 50 - 100 ヤードは 5m - 10m に着実にオンさせる。そのためのアプローチショットの距離感を磨く
- 朝の練習グリーンで、その日のロングパットの距離感を掴んでおく
スコア的には 80台に届かず、悔しさの残るラウンドであったが、今後の練習テーマがより明確になったと思う。
ラウンド後、ホームコースから年会費の値上げのお知らせが来ている件について、「値上げ幅の大きさに会員仲間は皆ビックリしています。倶楽部の経営状態や収支など、もう少し丁寧に説明いただくことをお願いします」と、倶楽部の顧客担当の方に要望をお伝えした。