スイング中、腕を脱力する。そして右肘を体の近くに保ち、力の出しやすいトップの位置から、インパクトに向けて右肘を伸ばしていく。そのようなスイングを習っている。
そのポイントを最初にまとめておくと、次のようになる:
- 全般:右肘を体の近くに保ちながら、スイングする
- P1 - P3:左腕全体で大きなアーク、右肘を畳んでバックスイング、ヘッドを早めに上げて捻転する
- P4 - P5:気持ちよく打てるトップの位置から、脱力して(鼻または口から息を出して)切り返す
- P6 - P7:手首を解かず、右肘を伸ばすようにインパクト

佐藤プロ自身は、右肘を意識することでショットを安定させるという「シンプルなスイング」を教えているとのこと。
それに対して質問をたくさんしたり、頭の中の余計な知識が邪魔したりして、習ったことをより複雑にしているのは僕の方かもしれない。とはいえ、習った言葉・表現を残そうとすると、長いメモになる。
P1 - P2:
前回のレッスンでは、バックスイングの「手上げ」を防ぐべく、左上腕の外側の筋肉を使って、左腕全体、左肩ごと動かすことを習った。
今回は右腕、特に右肘の使い方を教わる。前回のレッスンを受けて、テークバックを胸郭から始動するようにして、左腕を伸ばした大きなアークのバックスイングを行っていた。しかしこれだけだと今度はアウトサイドに軌道が外れていく。
そこで右肘を早く畳む。これにより軌道はインサイドに修正される。右肘の位置は体からあまり離れず、上半身と一緒に捻転していく。
P2 - P3:
右肘を畳むと同時に、コッキングが行われるので、ヘッドは早めに上がる。あとは上半身を回転させていけばいい。そのまま回転させていくと必ずそれ以上できないところに行く。そこがトップになる。
バックスイングで、右肘が伸びたり体から離れたりすると「手上げ」になる。右肘を畳みコックすることで、ヘッドは早く上がり、右肘を体の近くに保ち、上半身を捻転させていく。その結果、プレーンから離れない軌道をヘッドは描く。
左腕のアークが小さいと、右肘が体に近過ぎると、その後右肘が体の後ろへ離れていってしまう。右肘を下に向け、体と一定の距離を保ちつつ、上体を捻転していく。
僕の場合、腕に力が入り、右肘が体から離れてしまう。いわゆる「手上げ」をしているということだろう。
P4:
トップでは、右手は背屈(左手は掌屈)して「出前持ち」の形になる。この時ヘッドがどこにあるか、感じ取れる必要がある。
トップの位置は、アイアンの場合、より高くアップライトでいい。肩と耳の間にグリップが来るのが、高さの基準となる。僕の場合、レイドオフを意識し過ぎているのか、アイアンもフラットになっているとのこと。
力を出し易いトップの位置は人それぞれ。自分が気持ちのいいところを見つける必要がある。
P5 - P6:
トップからは、シンプルにボールに向かって振る。手首は解かない。手首と腕のアーム角(ヒンジ)はキープしたまま、畳んだ右肘を伸ばすようにして、ヘッドはインパクトに向かう。
ダウンスイングは右肘がコントロールタワーになる。ダウンスイング中、右肘はわき腹を向き、体に近づく。
この時、ヘッドが遅れると、インパクトに間に合わせるために手首を解いてしまい、フリップやアーリーリリースが起こる。
ヘッドが遅れる主原因は腰の回転による振り遅れがある。ヘッドが遅れないようにするには、どうするか?
- 腰を先に回し過ぎない。
- 腰を回転させるより前に、もっと早く打つ。直接ボールを叩く。
- 右肘の力を抜く。力を入れるとヘッドは止まる。
- 切り返しでは鼻から息を出して(口でも可)振る(あるいは呼吸しながらスイングする)。そうすると腕が脱力して、ヘッドは止まらない。
- そのまま右肘を体の近くに保ったまま伸ばしていくと、ヘッドは勝手にボールへ向かう。
上体が右前方を向いたまま、胸が右を向いた状態で、ヘッドを戻していく。
グリップを引っ張ることは正しい。しかし先に腰を回転させて、飛球線方向に引くとヘッドが遅れる。そうではなく地面に向かって引く(P5-P6 ではボールに向かって引く)。そうするとヘッドは勝手に下に落ちて、ボールへ向かう感覚になる。
この時の腕の使い方・右肘の伸ばし方のイメージは、よくボールを投げる動作に例えられる。地面にボールがあるアイアンの場合は、左下の地面に向かってボールを投げるイメージ。ティーアップしてアッパーでとらえるドライバーだと、左横に投げるイメージ。
あるいは右掌をフェイスの向きとすると「平手打ち」のようなイメージになる。
P7:
インパクトでは、右肘は伸び切っておらず、余裕がある状態。そこからさらに右肘を伸ばして、ボールを地面方向、自分から見て左下方向に押す。アイアンでは、左サイドで球を押してラインを出す感覚になる。
一方、ドライバーのような長いクラブでは、押すというより振り切る感覚。僕の場合、どちらかというと体の右サイドで振ってしまい、あとから体の回転がついてくる感覚である。いわゆる「右サイドで捌く」という表現に近い。
P1:
このインパクトを実現するためには、最初のアドレスでも右肘を脱力、少し緩めて構えておく。インパクトで左下に押せるところまで右腕を伸ばして、そこから肘を緩めて戻すようにして構える。
以上が、数回のレッスンで習ってきたスイングである。切り返しで鼻 or 口から息を出すというところが、とてもユニークだ。

まだ気をつけるべきポイントが多過ぎて、トップでの右肘やヘッドの位置、スイング中の右肘の位置やリリースを、うまく感じとれてはいない。9I のようなショートアイアンならまだしも、ミドルアイアン以上は、右肘を体の近くに保てているか、自分ではまだわからない。いわんや、長いクラブをや、である。
まずはポイントを絞って、ステップ・バイ・ステップで習得していこう。長いクラブについては、深いバックスイングから適切なトップの位置に持ってくることにフォーカスすべきだろう。それができるようになったら、次に右肘を伸ばす動きを覚えることになる。今は切り返しで息を吐くことにも苦労している。これまでずっと「息を止めて」スイングをしていた証拠である。
正直、今までにあまり意識していなかった右腕・右肘の動きのため、最初は違和感を感じた。スイング改造をしている時によく感じるやつである。右肘も心なしか痛い。
しかし同じような違和感の記憶を思い出した!それはちょうど 3年前の冬のことである。「シャフトクロスを直したい」「よりレイドオフのトップにしたい」と当時のコーチにお願いして、大きなスイング改造に着手した時である。あの時も、バックスイングで右肘を下に向けて畳むこと、右脇を締めること、そしてダウンスイングでは右手首の角度を維持することが、キーであった。
結局、シャフトクロスを直すのに約 9ヶ月かかったが、そのおかげでクラブがシャローにインサイドから入る感覚がわかった思い出がある。
もしかしたら 3年前に取り組んだスイング改造を、もう一度、よりブラッシュアップした形で、改めて取り組んでいると言えるのかもしれない。あの時、苦労してシャフトクロスを直しておいてよかった。今回は、大きなスイング改造ではなく、より小さな修正になると期待されるからである。
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