M's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

マークダウンしていた Ai-ONE 2-Ball Jailbird MINI DB パターをポチってしまった

ホームコースのロッカーには、Ai-ONE 2-BALL DBエースパターとして置きっ放しにしてある一方で、ビジター用および家での練習用には Ai-ONE TRI-BEAM 2-BALL を使っている

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ただ後者は、下の写真のように、クランクシャフトの TRI-BEAM のラケット・ホーゼルが 2-Ball のデザインを侵食しており、前者の DB(Double Bent)のエースパターと比べると、今一つ構えづらいと感じていた。

2-Ball によるアラインメントを考えると、やはりデザインを侵食しない DB(Double Bent)のシャフトの方がよい。「エースパターをもう一本用意した方がいいかなぁ?(でもまったく同じパターはつまらないなぁ)」と考えていたところ、2024年10月に発表された 2-Ball Jailbird MINI DB というパターの存在に気づいた。

Jailbird は 2年ほど前に、リッキー・ファウラーがよいパフォーマンスを示したパターであり、以来、使うプロも多い。Jailbird(囚人)という名の通り、元来は白黒のストライプに塗り分けられた(縦縞バージョンと横縞バージョンがある)アラインメントのパターである。

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ところが 2-Ball Jailbird MINI は、白黒のストライプではない。Jailbird のヘッド形状を継承しているものの、2-Ball 模様のアラインメントが採用されている。つまりヘッドを上から見ると 2-Ball だが、下から見ると Jailbird の形状をしている面白いパターなのだ。

このパターがポイント還元も含めると、ほぼ半額にマークダウンしている。エースパターよりかなり安いし、まったく同じパターを買うよりも面白そうだ。

…という訳でポチってしまった。

芯を外しても転がる Ai-ONE フェイスは同じ。フェイスバランスも同じ。そして目論見通り、アラインメントのための2つのボール模様がきちんと見えるので、構えやすい。しかも 2つのボールの上下に、ターゲットラインと平行になる直線の造形がされていることで、ボール幅のラインをイメージしやすく、アラインメントの手助けになっている。

さっそくレール上を転がしてみる。

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するとほんの少しだけ違和感がある。今までの 2-Ball だと少しアッパーに振るイメージで順回転させていたのに対し、Jailbird はレベルに振るくらいのイメージの方が、真っ直ぐに転がる。ほんのわずかな違いだが、そんな印象を受けた。

裏返してみると、錘(ソールウェイト)のついている位置が違うことに改めて気づく。2-Ball はヘッドの後ろ側に1つ錘があるのに対し、Jailbird はヘッドの前方に2つある。この違いが微妙な感覚の違いを生んでいるのかもしれない。

さてどうやったらこの違いに適応できるだろうか?

基本はアドレスでの対応になる。僕なりの基準がある。どんなパターでも、ボールに対して構えた時に、シャフトが真っ直ぐ地面に対して垂直になること。そこが振り子の最下点になる。この基準に沿うと、通常の 2-Ball だとヘッドの後ろ側がほんの少し下がる感覚になるし、Jailbird だとレベルの構えになる。

あとはヘッドの重量に任せて、構えたところが最下点になる振り子をイメージしてストロークする。忘れてはいけないのは、パターもグリップエンド方向に「引く」ことでヘッドが前に出るということである。こうすることで Jailbird でもレール上を真っ直ぐ順回転で転がるようになった。


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ホームコースとビジターコースで、ほんの少し(本当に僅かな違いであるが)アドレスを変える必要があるのは、ちょっと気がかりではあるが、まずは Jailbird をコースデビューさせてみたい。