衝動買いしたステルス Stealth2 HD と、今のエースドライバーであるシム SIM2 Max-D を、さっそく練習場で打ち比べる。
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Stealth2 の純正シャフト TENSEI RED TM50（R、52g、中調子）と、2年前にふるさと納税でカスタムした軽硬の Platinum Speeder SPD3（SR、40.5g、先調子）を相互に取り替えたり、ロフト角を変えたりしながら、最適の設定を探す。
2本のドライバー、シャフトの仕様は次の表の通り：
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Stealth2 HD+純正シャフトは、ゴルフショップの試打した時と同様、1発目からいい球が出た。ショップで試打したのは HD ではないモデルだったにもかかわらず、購入時には HD を選んでいたので、まずはその選択が間違えていなかったことにホッとした。
ミートした時のStealth2 HD の打感・打音が心地よい。キャリーで 200ヤードくらいは飛ばせているだろうか。
非力な僕にとって 52g の純正シャフトは正直言って重い。結構力を入れて振ることになる。ただ思い切り振っても、ヘッドが遅れずについてきて、フェイスが開かずに球を捉えられる。右にプッシュすることなく、真っ直ぐ、ないしストレート・ドロー系が出る。
これに対して、Platinum Speeder は軽くて楽に振り切ることができる。ただしヘッドが開いて当たって、右にプッシュアウトしがちである。そのため腰の回転と、手のリリースのタイミングを少し調整する必要がある。意識的にタイミングを調整せず、何も考えずに振れるといいが、なかなか難しい。打ち出される球筋は SIM2 Max-D でも Stealth2 HD、どちらのヘッドでも同じ傾向であった。球筋はシャフトの特性に依存して決まるところが多いようだ。
SIM2 + 純正シャフト TENSEI RED の組み合わせは、Stealth2 HD の方がいい球筋であった。ミート率も高い。重さのバランスの問題だろうか？
飛距離は、Stealth2 HD + TENSEI RED でキャリー 200ヤード。うまくヘッドを走らせて打てた時は、SIM2 Max-D + Platinum Speeder の方が若干飛んでいる気がする。
練習場で比較しながら打った印象をまとめると、次のようになる：
- Stealth2 HD + TENSEI RED TM50
- 思い切り振っても捕まったストレートドロー系の球。ヘッドが遅れない。重い。
- キャリー 200ヤード程度
- SIM2 Max-D or Stealth2 HD + Platinum Speeder
- 思い切り振るとヘッドが遅れるので、「ヘッドを走らせる」手と体の回転との調整が必要。軽い。
- キャリー 200-210ヤード
- SIM2 Max-D + TENSEI RED TM50
- なぜか 1. より当たりがよくない。
結局、Stealth2 HD + 純正シャフト TENSEI RED の球筋、方向性や安定感がよいので、Stealth2 HD を使う時は、まずはこの組み合わせでラウンドしてみることにした。
ただ僕には少し重いので、18ホールもつかが懸念である。また今取り組んでいる「ヘッドを走らせる（手首を使ったクラブのリリース）」という練習テーマについては、重い中調子のシャフトより軽い先調子のシャフトの方がやり易いのは言うまでもない。軽くて、あまり考えずに思い切り振れて、ヘッドが遅れないシャフトがあるといいのだが…。
次の月例競技で、Stealth2 HD をデビューさせる。楽しみでもあり不安でもあり…。
まぁうまく行かないようであれば、Stealth2 HD + Platinum Speeder という組み合わせに可能性が残っている。SIM2 Max-D よりも高い弾道の球が打てる印象がある。
ちなみに SIM2 Max-D + Platinum Speeder は、ロフトをもう 1ノッチ大きくして、12度とすることにした。ある程度球の高さを確保したいのと、右へのプッシュアウトを減らす戦略である。
