日本発売のアナウンスと同時に予約した Kindle Paperwhite 3G が、今日届いた。3G なのですぐに使える。
- 出版社/メーカー: Amazon.co.jp
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: エレクトロニクス
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Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー、ミッドナイトブルー (Kindle Paperwhite専用)
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: 付属品
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第一印象と、ちょっとしたノウハウをまとめておく:
- Kindle は届いた状態で既に Amazon.co.jp にある自分のアカウントと紐づいている。自分のライブラリにある本を読めるし、Kindle ストアですぐに買い物ができる。
- マルチタッチによる直感的なインタフェースは、昔の Kindle より格段に使い易い。
- 動作としては、反応がもう少しきびきびしてもいいかな、という印象。
- Kindle Paperwhite はカバーつきで重さ 350グラム。厚めの文庫本 1冊、あるいは普通の文庫本 2冊分の重量であり、片手で持てる。通勤電車の中でも立って読むことができる。
- Kindle にもともと入っている辞書は、大辞泉、プログレッシブ英和中辞典、The New Oxford American Dictionary。Kindle ストアで売っている辞書、たとえば Collins Unabridged English Dictionary や Collins Student's COBUILD Dictionary などは、80円という価格だが、これらを買って辞書として設定すれば(どれか一つを選択)、読む途中で単語を調べるのに使うことができる。
- WiFi 接続には苦労した。本来ならば、WiFi の SSID やパスワードを入力してすぐにつながるはず。しかしうちの無線 LAN 機器が古いためか、あるいはルータの構成の問題か、何と DHCP が効かない。IP アドレスを静的(スタティック)に設定、デフォルトゲートウェイや DNS サーバを手入力で設定する必要があった。さらにこれに加えて、WiFi のステルスモードを無効にしておく必要がある。iOS 機器ではこんな面倒なことはなかったのだが…。
- 画面キャプチャーは画面の右上と左下、あるいは左上と右下、対角線方向を同時にタップする。
- 隠しコマンドにてデバイス情報や WiFi/3G 接続情報を入手できる。
Collins Unabridged English Dictionary, 9th Edition
- 作者: Harper Collins Publishers
- 出版社/メーカー: HarperCollinsChildren’sBooks
- 発売日: 2007/10/22
- メディア: Kindle版
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Collins Student's COBUILD Dictionary (Collins CoBUILD)
- 作者: HarperCollins Publishers
- 出版社/メーカー: HarperCollinsChildren’sBooks
- 発売日: 2007/09/06
- メディア: Kindle版
- 購入: 1人 クリック: 2回
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わが家にある他のガジェット(iPad や iPhone など)と比べてみた。
まず 3年前に購入した第2世代の Kindle との比較。Paperwhite にはバックライトがついているので、明るいところでも暗いところでも、画面の明るさを調整できる。
これは iPad(第3世代)との比較。やはり iPad はリビングなど家の中の機器であり、本を持ち出すのに適した大きさは Kindle か iPad mini であろう。
この写真だと、iPhone 5 と Kindle とで一画面で表示できる文字の量の違いがわかる。iPhone 5 でも本は読めるが、Kindle の方が文庫本に近い感覚。最後に 3つ、並べてみた。
さぁ、あとは Kindle ストアの品揃えの拡充に期待しよう。洋書は Kindle で決まりと思うが、和書について言うとまだまだ欲しい本が少ない。
それに紀伊國屋書店 BookWeb(Kindle 対抗で電子書籍ポイント10倍のキャンペーン中) や凸版系の BookLive にはあるのに、Kindle ストアにはないという本がいくつかある。たとえば文藝春秋の雑誌、岩波新書などはまだ一冊も Kindle 版がない。講談社のブルーバックスもそうだ。BookWeb では「一挙52冊配信開始!」である。ただこれは Amazon 特有のこだわりかもしれない。この電子版ブルーバックスは文字を拡大することができないからだ。Kindle ならではの拡大・縮小可能なフォント対応になれば、Kindle ストアに並ぶのかもしれない。
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