カリスマ・フィッター鹿又芳典氏のクラブ・セッティングの考え方が興味深い。
- ウェッジの本数を増やす:
- ロフトを4度刻みにして、100ヤード以内をストレスなく打つ。
- バンカー専用の60度を入れる。
- 170 - 200ヤードの「危険ゾーン」のセッティングを手厚くする。
このようにしようとすると、自分の場合、3W(スプーン)を抜くことになるだろう。僕は地面にある球を打つ時には 3W をほとんど使わず、5W(クリーク)を使っている。ティーイングショットの距離をコントロールする時に、3W を打つ場合もあるが、その時も 5W を使うことが多い。要するに 3W を使いこなせていないのである。
十分に活用できない 3W の代わりに、ウェッジを追加するか、フェアウェイ・ウッドやユーティリティーを手厚くすることが考えられる。たとえば:
- 50度、54度、58度というウェッジ構成にする。
- 弾道の高い 7W を追加、弾道の低い 3UT と使い分けて、180-200ヤードからグリーンを狙う。
ウェッジは今は 6度刻み。PW(44度)の下に、50度と 56度を入れている。実は去年、友人から古い Vokey のウェッジ SM5 を譲り受けたのだが、それが 50-10 F-grind、54-12 M-grind、58-11 K-grind と 4度刻みなのであった。試しにこのウェッジを使ってみることも考えられる。
ゴルフスクールのコーチに下記のような質問をして、その意見も聞いてみた。
- 倉本プロのように、少ない本数で距離の打ち分け方を身につけるのがいいのか、ウェッジを足す方がいいのか。
- どちらの考え方もあり。
- 60度のウェッジの可否
- ツアープロ向けの速いグリーンでは必要になるかもしれないが、一般のアマチュアには難しいので、勧めない。
なるほど。さすがに 60度は難しいだろう。
さらに 3W については次のような意見をもらった:
- これから競技に出る機会を増やすのであれば、3W は抜くべきではない。
- 3W は飛ばすクラブではない。グリーンを狙う、あるいはグリーンに乗せるクラブである。
- ロフト 15度にこだわる必要はない。16度でもいい。
- 3W 軽過ぎないか、要チェック。地面にある球を叩くのでドライバーより重く。最近替えたドライバーとシャフトに合っているか?
3W を抜かない、となると、その代わりに 7W を入れることもできないし、ウェッジを追加することもない。今までと変わらず、PW(44度)と 50度と 56度の 3本のウェッジで 100ヤード以内の距離を打ち分けられるように練習することになる。それと同時に 3W をもっと地面から打てるように練習すべき、ということでもある。
いろいろ迷うところではあるが、しばらくは今のセッティングを変えずに頑張ってみようと思う。今日の練習でも、70-100ヤードを 44度、50度、56度の 3本でどう打ち分けるか、いろいろ試してみた。