僕をゴルフの道に導いてくれた友人(後輩)が SM9 Vokey F grind を購入、「易しくなった」との評判通りだと言う。ちょっと打たせてもらったら、ヘッドの抜けもよく、スピンもかかる。これはボールをいろいろ試すより、ウェッジを替えた方がいいのでは?
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一日考えた末に、Amazon にて 10% ポイントがつく商品があるのを知り、気づいた時にはポチってしまっていた。購入したのは…
人生初の Vokey も頭にチラついたが、友人と同じのもどうかと思い、FOURTEEN にした。2013年に D-030、2017年に DJ-33 、そして 2023年に RM-α と、10年にわたって FOURTEEN のウェッジを、少しづつレベルアップしながら使い続けていることになる。
5年以上愛用している DJ-33 に比べると、RM-α はよりアスリート志向になっている。「シングルをめざす人のために」という謳い文句にも釣られてしまった。ロフトは同じ 56度だが、バウンス角は 12度(DJ-33 は 6度)とハイバウンスになっている。
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僕はローバウンスの DJ-33 をほんの少しフェイスを開き、それを閉じながら打っていたが、RM-α はフェイスを開かずとも、ソールが芝の上を滑ってくれそうだし、ハイバウンスなので、最近不調のバンカーの救世主になってくれるのではないかと期待している。
届いた RM-α をさっそく実戦投入した。そしてそれは期待通りであった。
まずはバンカーショット。ラウンド前のバンカー練習で脱出できることを確認、実際のラウンドでも 3回ガードバンカーに入れたが、3回とも無事一発脱出することができた。このところバンカー地獄にハマることが多かったので、少し光明が見えてきたかもしれない。RM-α はまさに救世主となってくれそうである。
バンカー練習場で、確認したことは次の通り:
- 狙ったところにヘッドを落としやすい
- フェイスを開かなくても、バウンスが効く
- バウンスが砂に当たる音がする
DJ-33 だと、狙ったところより手前にヘッドが落ちる傾向があったのだが、RM-α は重量バランスのせいか(DJ-33 より 6g 軽い)、狙ったところにヘッドが落とせる。ボールの手前、2-3cm のところにイメージした線を消すつもりで打つと、うまくバウンスが効いて、砂に潜ることなく、エクスプロージョンショットを打つことができる。
そしてグリーン周りのアプローチ。ラウンドのアプローチ練習場で確認した:
- 幅広いソールが滑ってくれるので、ヘッドの抜けがよい
- ミスに対する許容性がある
- 多少手前に入ってもボールは前に飛んでくれる
- 球がフェイスに乗って、スピンがかかる感覚がある
- さまざまなボールを打ち比べてみたが、どの球でもフェイスに乗る感覚がある
いくつか打ち方を試してみた。スクエアに構えてフェイスを開かずに打つのがオーソドックスな使い方はもちろんのこと、僕がいつもやるように、少しハンドファーストな構えから、フェイスを開き、それを閉じながら打っても大丈夫だった。
シングルプレーヤーの友人(この人も SM9 Vokey F grind 56度 / 14度 を使う)も、実際に打って「これはいいね!」との感想だった。あとは練習あるのみ!である。
…ということで、RM-α を加えたウェッジのセッティングは以下の通り:
ローバウンスの DJ-33 を手放すつもりはない。冬から春にかけての薄芝には、DJ-33 が活躍してくれると思うからである。
RM-α 選定にあたっては、「試打ラボしだるTV」などの YouTube 動画も参考にした。