Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

右膝の怪我からの復帰戦、ショートゲームがボロボロで「100叩き」(入間CC AG)

右膝に水が溜まる怪我からゴルフを自粛して 3週間。復帰戦は、ホームコースの月例杯。金曜日に 10cm ほど積もった雪も、ゴルフ場のスタッフさんの作業と太陽の力で土曜日には解け、日曜日はゴルフ日和となった。サポーターを装着して膝をかばいながらのラウンドであったが、とにかくショートゲームがボロボロ。

4パット1回(パーオンしたのにダボ)、3パット3回の 38パット。バンカーの脱出に2回かかったり3回かかったり。さらにはグリーンを目の前にしてのウェッジのシャンク、そして滅多にやらないザックリの連発。完全にメンタルをやられてしまった。

ショット自体はまずまずだったが、ショートゲームが総崩れではスコアは作れない。何と「100叩き」してしまった…。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2023.2.12入間CC OUT→IN(AG) (70.2/93.6/126)62167210355473964386010.0ft、晴れ

  1. スコア:103、パット:38(2.11)
  2. ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):64、ペナルティ:0
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:38.9%
  4. バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:22.2%
  5. ダブルボギー率:38.9%、トリプルボギー以上率:22.2%
  6. フェアウェイキープ率:78.6%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:16.7%

ゴルフ人生初の 70台の次のラウンドが「100叩き」。天国から地獄へ。このベストとワーストを比較してみると、60ヤード以上のショット数の違いは 36 と 39。そして 60ヤード未満のショートゲーム数を比べると 43 と 64!まさにショートゲームでスコアは作られていることがわかるし、今回のワーストはショートゲームがボロボロであったことが明白である。

やはり 79 はまぐれであったし、ハンデ 14.9 も「瞬間最大風速」であったと言えよう。今回の結果を反映してのハンデは 15.1 に更新された。3月の月例杯は Aクラスに出る予定だが、ぎりぎりその資格(ハンデ 16未満)を維持したというところであろう。しかし Aクラスはバックティーから戦う訳で、こんな状態では残念な結果になるのは目に見えている。

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唯一の救いはを中心にショットがまずまずだったことだろう。メトロノームのテンポを思い出して、なるべくその速さでスイングすることで、切り返しでも急がす、少し安定していたように思う。

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もちろん苦手意識のある 3W を中心に、ドライバーも含めて何度かミスをした。またグリーンに乗せなければならないアイアンショットを、バンカーに入れるという致命的なミス(7番の PW でのセカンドショット、8番の 8I でのティーショット)が悔やまれる。

そして、そこからのバンカー地獄である。朝のバンカー練習場ではいい感じでバンスを使えていたのに、いざ本番では乾いた砂だったり、湿って硬い砂だったりに対応できず、深く入って脱出しない、その次はホームラン、といったミスが痛かった。しかも、やっとバンカーから出た直後のアプローチがシャンクして、心が折れた。

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パッティングについては、絶対に上につけてはいけないグリーンで、急な下り傾斜のパットのタッチとラインを合わせるのに苦労した。3番や12番にて、1 - 1.5m の「触るだけ」のパットがカップを 2m 以上行き過ぎて返しも入らず、と言ったミスが痛かった。「触るだけ」の打ち方は、僕にとって本当に難しい。パターの芯で打って順回転をかけることについて、本番のグリーンでも実践できていたように思う。

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ウェッジのシャンクやざっくりについては、あまり気にしないようにしよう。体の回転が使えてなかった、手で合わせに行っていた、切り返しが早かった…。そんな気がする。薄芝から砲台グリーンへの難しいショットは、許容範囲をもっと広げて、56度にこだわらず、50度をもっと多用した方がよかったように思う。

マネジメントについては、スコアが悪くなるのに伴い、無理をして、さらに傷口を広げたように思う。たとえば 15番、ティーショットを失敗し、残り 190ヤード近く残った難しいセカンドショットで、5W を選択してミス、さらに難しいライにボールは止まった。18番、セカンドショットで 3W を選択、ボールの頭を叩いた。もうスコアも悪いし、18番でティーショットがフェアウェイに行くことも滅多にないし、3W を地面から打つ練習をしようと思ったのが、実情である。

スコアがよいとメンタルも集中する。スコアが悪いと集中力を失い、マネジメントも粗くなる。倉本昌弘『90を切るゴルフ』心得の第1ヶ条を、もう一度心に刻もう。本番中はどこかに行ってしまっていた。自分の意志の弱さが露呈した。

  • 欲をかかず、冒険をしない地道なゴルフを我慢強く行う
    • 1打1打を丁寧に、ルーティンをきちんとやって、自分のスイングを行う
    • ミスしようが上手くやれようが、ずっとそのことを第1打から最終パットまでやり通すと言う強い意志を持つ

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ラウンド後、やはり右膝にちょっとした違和感があった。ただ右膝の怪我は「100叩き」の理由にはならない。なぜなら怪我した状態で 70台を出してしまっているのだから。こういった怪我とどう付き合っていくかも、長いゴルフ人生で大切なことになるだろう。

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反省することしかなかったが、このブログのように反省しすぎて、傷ついた心にさらにナイフを刺しても意味がない(倉本昌弘『本番に強くなるゴルフ』より)。「反省するより、練習です!」という上級者の友人の言葉を改めて嚙みしめている。

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室内での地味なパット練習1ヤードのアプローチ練習、そして素振り(倉本昌弘『シングルへの道』井上透『ゴルフ 90を切る「素振りトレ」』参照)。それを淡々と続けていきたい。

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