気温が低い。風が強い。芝が薄い。冬のゴルフは難しい。
冬ゴルフに対するコーチからのアドバイスは以下の通り:
- 身体が回らなかったり、着ぶくれしたりするため、バックスイングが浅くなる。
- 薄芝のアプローチで、「ソールを滑らせる」のはアマチュアには難しい。
- 左足体重+右足を伸ばした状態でアドレス。ボールは右寄り。上げて下すだけ。
- これによりヘッドが上から入り、ボールだけコンタクトできる
- 無理にウェッジを使わない。ユーティリティーで転がすことも考える
- 左足体重+右足を伸ばした状態でアドレス。ボールは右寄り。上げて下すだけ。
- 本来、冬のゴルフは難しく、スコアメイクできないと考えた方がいい。
- いいスコアを出そうと思わずに、ユーティリティーを使って転がすなど、いろいろなやり方を試してみる(遊んでみる)とよい。
特に僕の場合、バックスイングに気をつける必要がある。腕を使ってクラブを上げることで「トップを作りに行く」傾向があるからだ。それに連動して、腕を使ってダウンスイングすることになる。特に「球に当てたい」と思うと、そうなりがちである。腕ではなく背中を使って、身体を回して、深くバックスイングする。
- フェイスを閉じたまま、ヘッドを遠くへ、背中を使って引く。背中がターゲット方向を向く。
- トップでは右足にしっかり荷重して、受け止める。
- こうすると切り返しは、下半身(左足の踏み込み)から行くしかない。急げない。
- (ボールが遠く見えて)当たらない気がするかもしれないが慣れるしかない。
- まずは PW など重いクラブで練習する。重いクラブで、しっかり身体を使ってバックスイングを作る。
最初は当たりがよくなかったが、次第に当たるようになってきた。バックスイングで十分に捻転することにより、初速も大きくなるし、球自体も捕まるようになるのが実感できる。このバックスイングの練習と、「右足ベタ足 → 右腰を押し込む」練習とを組み合わせる。
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少し余談になるが、さまざまな考え方・流儀がある中で、僕のコーチは「飛距離」を重視しており(非力な僕自身にとっても飛距離は最重要課題)、次のような方針を持っている:
- バックスイングは深く大きく
- コンパクトなトップではなく、捻転をしっかり
- ちゃんとクラブを戻せるなら、多少のシャフトクロスは構わない
- 「飛ばそう」とするなら、自然に右から左への荷重移動
- 左足一軸という考え方もあるが、もともと飛ばせる人が精度を上げるための方法
- 「右回り」のクラブの動きは難しい。シンプルなオンプレーン・スイングでよい
身体の使い方については、三觜プロの「うねりスイング」と共通する教えだが、あえてクラブを「右回り」にする必要はないということだ。一方、GEARS 解析でレッスンをしている堀尾プロの教えは、「右回り」にせずにコンパクトなレイドオフのトップから、クラブを立てて、エルボープレーンより内側から下ろしてくる、というものである。
今冬、GEARS のデータ分析に基づいて、自分の現状のスイングを把握したいという思いはあるものの、コンパクトなレイドオフのトップの堀尾プロのレッスンと、シャフトクロスをしたとしても大きなバックスイングを志向するコーチの教えとが、自分の中で両立できるのか、ちょっと不安を抱いている。