5I は練習場では打ててもコースでの成功率は高くない。残り 170ヤード。5I をフルショットする時も、4UT でコントロールショットしようか考えるくらいだ。5I を抜いて、5UT に替えるべきだろうか。
10年前は 5I はアイアンセットに含まれていた。コーチも「5I は抜くな」と教えていた。ところが先日の「ゴルフ侍」では白浜育男プロが 6I からのセッティングだった。そのことをコーチに伝えると、何と彼も既に 5I を抜いて、27度のユーティリティを入れているのだと言う。えぇー⁉︎
どうやら青木瀬令奈プロのようなゴルフをめざすらしい。ウッドの精度がショートアイアン並みのゴルフ。コーチはもともとフェアウェイウッドが得意。ウッドを上から潰すように打てるので、その長所を伸ばすことにしたらしい。ふーん。
一方、コーチは生徒にドローボールを教える。10数年その教えを受けた僕は、インサイドからヘッドを入れるドロー打ちであり、フェアウェイウッドは上から潰すというより、払い打つイメージが強い。というより払い打つイメージしかない。ユーティリティも横から払い打つイメージだ。
5UT を入れた方が楽なゴルフができるような気がする。170-180ヤードは飛距離のない僕にとって、肝となる距離。5I を抜く誘惑に駆られる。
一方で抜くべきではないと考えるちっぽけなプライドもあったりする。もっと歳をとってからでもいいのではないか?絶対に左に引っかけることのない 5I は、それはそれで武器になるのではないか?
当たらない 5I の練習をしながら、そんなことを考える日々である。