気の置けない友人たちとホームコース、入間カントリーをまわる。予報よりも気温が上がり、35度を超える猛暑日となった。
アプローチの単純なミス 9回。1m - 1.5m のショートパットを外しまくること 5回。そして Par5 ではドライバーで大きなミスを 2回(林に入れる、斜面にぶつける)して第 2打はリカバリーするだけ、さらにグリーンを狙うショートアイアンを、右のトラブルゾーンへ外すミス(つま先下がりのライへの対処が甘い)などを重ねて、何とダボ 3つを叩く。情けないやら悔しいやら。
その証拠にボギーオン率 55%である。これだけミスしてよく「90切り」できたな、と不思議に思う。持ち味の粘りのショートゲームがダメだったのに、ぎりぎり 80台に辿り着けたのは、アプローチとパットのミスが大怪我にはならず、結果的にはボギーに収められたからだろうか。そして「過去のミスは振り返らない」と、次のホールに集中するようにしたのも奏功したかもしれない。もちろん、15番で 8m のロングパットがたまたま入ったバーディの効果も大きい。
思い返すと、ショットはまずまずだったのだと思う。グリーン周りまでボールを運んで、せっかく寄せワンのパーが狙えるチャンスが来たのに、それをアプローチやショートパットのミスでボギーにしてしまったケースが多い。だから余計に悔しいのだと思う。
ではそのミスはなぜ出たのか?朝のアプローチとパット練習では、大きなミスは出ていなかった。10-30ヤードをワンピンに寄せていたし、ショートパットもほとんど外すことはなかった。それなのになぜ本番では、トップしたりダフったりしたのだろう?カップを微妙にかすめたり蹴られたりしたのだろう?
完全に「心」の問題だろう。「寄せたい」という欲。あるいは「寄せられる」という自分への過大な期待。これらにより、目前の一打への集中力を欠いていたと思う。
アプローチでは少し急いでテンポが速くなっていたと同時に、インパクトの瞬間、微妙に手で操作をしてしまった。上体と腕を一つにして回していなかった。また前上がりのきつい傾斜で、思った以上に球が上がってショートするミスを事前に思い描いていなかった。
ショートパットでは芯で打つことに集中するよりも、スパットの方に意識が行ってしまって、思った以上タッチが強くなっていたり、テンポが速くなっていたりした気がする。
練習場と本番との違いを反省して、もう一度練習しなければならない。本番並みにメンタルに負荷をかけて練習すべきだろう。一球一球、プレッシャーをかけた状態で丁寧に打つ必要がある。これはアプローチだけでなく、パットもそうである。ドライバーも朝一のショットをイメージして、80% の力感で打つ練習をもっとしておきたい。
どんなミスが起こったのか?今後の参考にするために振り返っておく:
- 1番 Par 5:
- ドライバーを右の林に、第2打は出すだけ。朝一で 80% くらいの力感と思ったが、フェースが開いてしまった。グリーンを狙う 130ヤード、9I をショートさせ、その後のアプローチもトップして 2m を残す。寄らず入らずのダボ。
- 2番 Par 3:
- 110ヤードを PW で 3.5m にワンオン。バーディパットがわずかに外れた。
- 3番 Par 4:
- 残り 10ヤードをトップしてピン奥 8m へ。2パットのボギー。
- 4番 Par 4:
- 6番 Par 4:
- SW による 50ヤードのアプローチをショート。寄せワンのボギーで事なきを得た。
- 7番 Par 4:
- AW による 80ヤードのアプローチをショート。寄せワンのボギーで事なきを得た。
- 8番 Par 3:
- 157ヤード。ミスヒットを仮定して 6I を選んだのがクラブ選択ミス。綺麗にミートしてグリーンオーバー。
- 奥からの寄せを 1.2m につけるも外してボギー。
- 9番 Par 5:
- ドライバーを左の斜面にぶつけ、ラフからの第2打は 3U がボールの下をくぐるミス。
- その後、第5打 残り 30ヤードからのアプローチを 1.5m に寄せるもパットミスで入らず、ダボ。
- 10番 Par 4:
- 11番 Par 4:
- 第2打が残り 190ヤードの打ち下ろし。左ラフに沈んでいたので 6I で確実にレイアップするつもりが、バンカーまで転がる。刻む時は徹底して刻まないと。
- バンカー脱出して 9m とロングパットを残すも何とか 2パットのボギー。
- 12番 Par 5:
- 残り 120ヤードの 9I をグリーン右のバンカーのさらに右に外す。つま先下がりの右に行くライに対しての対処が甘かった。
- バンカー越え、残り10ヤードだがライが悪く、バンカーを越すだけでグリーンに届かず。その後 1.2m に寄せるも外してダボ。
- 13番 Par 3:
- 154ヤードの打ち下ろし、8I を大きく右の傾斜に外す。
- 残り 30ヤードを強めに打ち過ぎてピンまでキャリーさせてしまい、グリーンオーバー。そこから 1.1m に寄せ、何とかワンパットのボギーに収める。
- 14番 Par 4:
- 残り 115ヤード、PW を少し左に引っかけるもグリーンの端に乗る。
- 10m のロングパットを 1.1m に寄せるも、外してパーオン 3パットのボギー。
- 15番 Par 4:
- 残り 88ヤードの打ち上げを PW でパーオン。
- 8m の下りのパットが偶然入ってバーディ。ラッキー!
- 16番 Par 3:
- 151ヤードの打ち下ろし、9I を引っかけサブグリーンのエッジへ。
- エッジの芝に SW がひっかり、大きくショート。パターに持ち替えて寄せワンのボギー。
- 17番 Par 4:
- 残り 165ヤード、ドロー回転の 5I が砲台グリーンの手前からうまく転がってパーオン。
- 残り 10m を 2パットに収めてパー。
- 18番 Par 5:
- 新兵器の 3W で残り 110ヤードの第 3打。PW で右に外し、サブグリーンの斜面へ。左足下がりのライに対する対処が甘かった。
- サブグリーンの下り斜面から、メイングリーンの上り斜面へ残り 15ヤードの難しいアプローチ。パターかユーティリティで転がし上げる選択肢もあったが、SW で上り斜面へぶつけてワンクッション。何とかグリーン内に残る。
- 5m をきっちりパターで寄せて、2パットのボギー。
久しぶりに入間カントリーの B グリーンであった。距離が短いので、もう少しいいスコアで回りたかったが、89 というスコアでもハンディキャップは 0.2 改善して 18.9 になった。A クラスまではまだまだ遠いが、地道に粘りのゴルフを続けていこう。
キャリーで 240-250ヤード飛ばす友人は、入間の B グリーンはとても楽しかったとのこと。なぜなら 1番・9番の Par 5で 2オンが狙えたし、実際 12番 Par 5 ではサブグリーン(遠い方の Aグリーン)に 2オンしていた。さらに短い Par 4 の 14番・15番ではドライバーでワンオンを狙って、いずれもグリーンまで 30ヤード以内に運んでいる。我々と比べると、正直「一打すっ飛ばしている」印象だ。
そして今、彼をメンバーにしようとしきりに勧誘している最中である。もう既に 30回はビジターで来ているのだから、メンバーになった方がお得である。僕よりもコースに熟知しており、さらに今回、入間でのベストスコアを更新したのだから、尚のことである。その飛距離でバーディやイーグルを獲って欲しい。そして入間の青ティーや黒ティーに挑戦して欲しい。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2022.7.30 | 入間CC OUT→IN(BG) (68.5/90.8/120) | 5973 | 72 | 89 | 46 | 43 | 38 | 51 | 31 | 2 | 0 | 8.3ft、晴れ、36度 |
- スコア:89、パット:31(1.72)
- ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:0
- パーオン率:22.2%、ボギーオン率:33.3%
- バーディ率:5.6%、パー率:16.7%、ボギー率:55.6%
- ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:0%
- フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:11.1%