Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

「90切りできない」トンネルは続く…。今回は 4パット!(入間CC AG)

「実力がないから」と言われればそれまでだが、OB を連発したり、バンカー地獄にハマったり、「90切りできない」トンネルが続いている。今回は OB も叩かず、バンカーから一発脱出してパーセーブしたにもかかわらず、「90切り」できなかった。その原因は何と 4パット!ホント、いろいろとやらかし続けている。

親しい友人たちをホームコースに招いてのラウンドは、前半 OUT:44(17パット)、後半 IN:47(18パット)。

朝のバンカー練習で、ボールをより中に入れることで少し脱出のコツが掴めた気がした。無難にボギーペースのゴルフを続ける中、7番で 85ヤードのショットをミスして、バンカーに入れてしまう。だがこれをうまく脱出して、1.2m のパットを沈めてのパーセーブする。しかし 9番パー 5、この日の初ダボが痛かった。40ヤード弱のアプローチショットを大きくダフったミスによる。これにより前半を 43 で終われなかったのが残念だった(43 と 44 では気分が違う)。

そして問題は後半 13番パー3 での 4パットである。その前の 12番パー 5でエッジまでほぼパーオンさせながら、そこからの 3パットでパーを取れなかった。その反動もあったか、13番では上り 2m のパーパットを入れに行ってしまい、カップをオーバー。下りの 1m のボギーパットが外れて、1.2m ほどの上りを残し、それを少し右に押し出しての 4パットである。

続く 14番は 3W でのティーショットが全然当たらず、右の林に入るトラブルとなり、いったん脱出したものの、その後もう一度林に入れてしまう。4パットのショックを引きずっていた可能性もある。ここは苦手なクラブを選択せず、5W でティーショットすべきだったと思う。ミスが出た後こそ、目の前の一打に集中する。倉本プロの「本番に強くなる」教えを忘れていた。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2023.5.20入間CC OUT→IN(AG) (70.2/93.6/126)621672914447395235109.0ft、小雨のち晴れ

  1. スコア:91、パット:35(1.94)
  2. ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):52、ペナルティ:0
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:61.1%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:61.1%
  5. ダブルボギー率:5.6%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:64.3%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:5.6%

さてコストパフォーマンスのいいエースボールとして、本間の X4 を使っていたのだが、どうやら生産中止になったようだ。次のエースボールを探すべく、まずは手元にあるボールから、いろいろ試している。連休後、 TOUR B X(赤 BS)を試しているが、今回、前半 OUT は TOUR B XS(青 BS)を、後半 IN は SRIXON Z-STAR XV を使ってみた。

ラウンド後のアプローチ練習でも、さまざまなボールを打ち比べて、グリーンでの止まり具合を確認した。まぁその違いが明確にわかるほどの実力はないのだが、ソフトな打感が好みの僕にとって、BS の二つはちょっと硬い気がする。

そして XS(青 BS)は X(赤 BS)に比べると飛距離が劣る印象である。その一方でフェイスに乗る感覚があるが、思いのほか高さが出て、ショートしたりする。

Z-STAR XV のソフトな打感は自分の好みに合うものだった。飛距離もちゃんと出るし、スピンもかかる。フェイスへの乗り感も BS よりいい感じである。BS より SRIXON の方が、自分には合っているのかもしれない。ただ今日 4パットしたのは、SRIXON のボールではある。

来週は理事長杯予選の練習ラウンドとして、黒ティーフルバック)から回る予定。最も飛距離の出る TOUR B X(赤 BS)を使ってみるつもりである。本間の新ボール D1 SPIN も試してみたいボールである。

帰途、小竹向原のいつもの蕎麦屋で、僕をゴルフの世界に引きずり込んでくれた友人(後輩)と二人で反省会。いや、彼はこの日2バーディーの活躍だったので、彼にとっては祝勝会である。最近の彼はずっと安定したゴルフをしている。体幹を鍛えたこと、そしてバックスイングでのフェイスの向きに気をつけるようにしたことが、ショットの安定につながっているそうだ。まだ 80台を出したことがないというのが不思議である。今のゴルフをしていれば、いずれ「90切り」するのは間違いない。

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先に「90切り」した先輩として、倉本昌弘プロの話を参考にして「ボギーオン」のゴルフを心がけていることを話した。本当は 3ホールづつに区切って、心をリセットしながらラウンドしたいのだが、それができずに毎ホール、「ボギーペース(90)に対して、今いくつプラスかマイナスか」勘定してしまう。そしてパーよりダボやトリが先行すると、「パーを取らねば」という焦りからミスを呼び、ずるずる後退してしまう。

そんな話をすることで、逆にそういった自分の課題が明確になったような気がする。ミスをしようがナイスショットをしようが、過去や未来に思いを飛ばさず、目前の一打に集中する。それを 18ホール、全ショットやり続ける。 倉本昌弘プロの言葉を何度も心に刻もう。

その一方で、彼に「淡々とゴルフをしますね」と言われたのは、ちょっと嬉しかった。今回、4パット、そして林に入れるトラブルがあったものの、それ以外はわりとフラットなメンタルでラウンドできたということだろう。ドライバーショットが安定して、アプローチのミスが少ない時は、こういうゴルフができる。ゴルフは本当にメンタルに左右されるスポーツである。

そうそう、彼の新兵器、Vokey SM9 の F grind(56度、バウンス角 14度)を試しに打たせてもらったのだった。僕の Fourteen DJ-33 よりバウンスがついており、フェイスを開かなくても地面を滑ってくれる。そして明らかにフェイスへの食いつき感がよく、スピンもかかる。バンカーも出し易い気がする。「もしかしてボールを替えるより、ウェッジを替えた方がいいのでは?」ふとそう思ったりもする夜であった。

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