Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

秋の那須ゴルフ旅 2日目:最高気温8度の冬ゴルフ、突然のドライバー乱調とアプローチミス連発に沈む(ホウライCC White)

秋ゴルフ旅2日目。朝、温泉に浸かった後、光雲荘の食べ切れないほどの美味しい朝食を堪能。

そしてホウライカントリー倶楽部の白ティーからセルフプレーで、初日のリベンジを期す。昨日は強風で体が冷えたが、今日は最高気温8度、しんしんと冷える冬ゴルフである。

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1番パー、2番ボギーと無難なスタートを切ったものの、3番のパー3でアプローチのミスを繰り返しトリを叩く。そして4番以降は、突然ドライバーショットがおかしくなった。ヘッドの下の方に当たって、100ヤードほどしか前に進まない。このため第2打はフェアウェイ手前の深いラフからとなり、7I で脱出するのがやっとの状況。これではスコアメイクは苦しい。4番から6番までそういう状況が続いたため、8番パー5は 3W でティーショットした。

そんなダボがやっとの中、6番ではバンカーからホームランして大叩き。9番で珍しくドライバーが当たり、160ヤード池越えを 6I で成功させてパー。ハーフ「50切り」となった。

しかし昼食後の 10番でもドライバーは飛ばず右の林へ。そこからさらに途中のクリークに捕まってトリプル。その後もドライバーもダメ、アプローチもダメという「ダボ行進」が続き、どんどん意気消沈していった。

とにかく上半身の力を抜き、ゆったり切り返す(叩きに行かない)ことを意識したところ、13番あたりから徐々にドライバーのいい当たりが戻ってきた。そうすると 14番以降はボギーペースでラウンドすることが容易になり、目標である「100切り」も見えてきた。

だが最終 18番パー4、会心のドライバーショットを放ったものの、残り 180ヤード、左足下がりのフェアウェイからの 3U の当たりはダフってしまい、池ポチャ。さらに特設ティーからもグリーンに乗せることができず。ここをトリプルボギーにしたことで、ちょうど 100 という結果に終わってしまった。

9番で池越え成功するも、18番では失敗。ホウライでは 18番の池ポチャでスコアを崩すことがほとんどである。ドロー打ちなので 9番の方が狙いやすい一方で。18番は池の上に打ち出していくのが怖くて、しっかり振れてないのかもしれない。もちろん 18番は左足下がりのライから打つという難しさもある。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2023.11.12ホウライCC OUT→IN (68.6/91.0/121)6009721004951445429329.5t、曇り

  1. スコア:100、パット:34(1.89)
  2. ショット(60Y以上):44、ショートゲーム(60Y未満):54、ペナルティ:2
  3. パーオン率:11.1%、ボギーオン率:33.3%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:22.2%
  6. フェアウェイキープ率:57.1%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:11.1%、ガードバンカー率:16.7%
  7. パー3 計 +4 以下:+5
  8. パー4 パー 4H 以上:2H
  9. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:6H
  10. パー5 計 +2 以下:+7
  11. トリプルボギー 2H 以内:4H
  12. トリプルボギー直後 +1内:1/4
  13. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:3/20

パット数が少ないのは、グリーンヒットしてもエッジまで転がったケースが 3ホールほどあり、そこからのパターによる寄せをカウントしないことによる。実質は 32パット、グリーンオン率は 6/20 ということになる。

ホウライの難しさは、池・バンカーというハザード、そして複雑なアンジュレーションと芝目のグリーンにある。そこに洋芝という要素が加わる。

フェアウェイからのショットは、少し沈んだ状態のボールに直接コンタクトすることが求められる。高麗芝だと、手前から入っても滑ってくれるが、洋芝はダフる。きちんと右腰を入れる必要がある。ハーフトップさせるくらいの気持ちでいいのだろうが、右腰がしっかり入らないと、実際には本当にトップしたり、当たりが薄かったり…。ショットのミート率、芯でとらえる技量が、冷酷無比に問われるコースである。

これはアプローチも同じである。バンスを使って手前から滑らせようとしても、突っかかる時がある。それを怖れてきちんとコンタクトしようとすると、トップする。

ハザードに対する恐怖心の克服というメンタル面に加え、ミート率という自分の技量・力不足が露わになるゴルフ場である。

オークビレッヂ、ホウライと「何をしたくて、そんな(に難しい)ゴルフ場に行くのか?」とコーチに言われ、「打ちのめされに」と冗談めいて答えていたのだが、結局のところ、本当に精神を打ちのめされただけだった。自分の下手さを思い知るという意味では、たまにこういうゴルフ場に行くのはいいが、さすがにこれだけ大叩きが続くと、意気消沈する。

ラウンド終了後も、仲間同士、お互いのスコアを確認しないほど、全員が疲労困憊のゴルフ旅となってしまった。せっかくの楽しいゴルフ合宿がこれではいけない。クラブバスを待つ間、ビールを飲みながら、来年はもっと優しい(易しい)ゴルフ場を選ぶことを誓い合った。

ゴルフ ラウンド記