Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

本番に強くなるには?最近のゴルフを反省する

9月の 3連続 80台という調子はどこへやら。10月は 90台のゴルフに戻り、挙げ句の果てには、11月に入って 3連続で 100 叩きしている。オークビレッヂホウライと難しいゴルフ場ではあったが…。

課題はハザードとグリーンへの対応である。それは本質的には、メンタルの問題でもある。

ハザード(特に池)があると、心がざわつく。ざわついた心で打つため、本来のスイングができない。そのため当たりが薄い。池に入れる。ガックリする。自信を失う。さらにスイングが縮こまる。スイングが詰まる。振り切れない。再びミスショットする。

この悪循環をどこかで断ち切り、成功体験を増やして、自信を持ってスイングできるようにしたい。

muranaga-golf.hatenablog.com

「ざわつく心」を抑える。心がざわついても対処できるようにする。『本番に強くなるゴルフ』で倉本昌弘プロはそう語るが、なかなか難しい。自分を信じて、スイングを完結させるのが強いゴルファーだと、倉本プロは言う。

倉本プロのアドバイスの中から、今の僕がやるべきことを絞り込む。

  • 「打ってはいけない」ハザードではなく「打つべき」ターゲットにフォーカスする
    • できることならハザードの存在を忘れたい。ハザードを意識から消したい
  • ターゲットを決めたら、目の前の一打、スイングに集中する
    • 今やるべきことをやり切る。過去にも未来にも意識を飛ばさない
  • ミスしても引きずらない。自分にネガティブな言葉をかけない
    • 淡々と次にやるべきことに切り替える

こうする中で、少しづつ成功体験を積み上げて、自信をつけたいものである。まずスイングに不安があると自分を信じることができない。そしてミスをするとつい「下手くそ!」と自分に腹を立ててしまう。ネガティブなフィードバックで、さらに不安を増長させることになる。スイングに不安がある時はなかなかむずかしいが、淡々と次のショットに切り替えたいものである。

目の前の一打に集中するにあたっては、いくつか気をつけるべきポイントがある。それは自分の調子・状態とともに変わるが、2023年11月時点では以下のことに留意する必要がある。といっても、実際にスイングする時に気をつけるべきは 1点か 2点である。それ以上は難しい。ミスショットの要因を探り、気をつけるべきポイントを次の中から絞る。そうして目の前の一打に集中する。

  • 全体のテンポをゆっくり。メトロノームのテンポを思い出す
  • 上半身の脱力
  • ハンドダウンの構え
  • 右肩を後ろに引くテイクバック
  • 右足を伸ばしながらフルにバックスイング(脚・上体を使って回転)
  • トップでの間を意識しつつ、左足踏み込みで切り返す(脚・下半身を使う)
  • スイングが詰まらないよう、右腰を押し込む

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

パッティングについては、レールを使ってパターの芯で打つ練習に加えて、パットの距離感を磨くために目標の手前で球を止める練習を始めた。それがたまたま大きく複雑なアンジュレーションのグリーンのコースでラウンドする時期と重なっており、スタッツ的にはよい結果が出ていない。

まだ距離感の練習、目標の手前で球を止める練習の成果が出ていないと楽観的にとらえてもいいが、要注意だと感じるのは、本番のコースでタッチを合わせに行って、ショートしがちなことである。ショートしていては絶対にカップインしない。

状況にもよるが、2m 以内は強めのタッチを出してもいい気がしている。

またコーチから言われたのは、下りのパットもオーバーさせたいということである。返しは上りのパットが残るし、そのラインも見えている。もう一度、微妙な下りのラインを読んで、神経を使う必要はない。

本番での課題は、当日のグリーンへの対応と、ショートパットの精度である。たとえばタッチが合わないと、パッティング・ストロークが縮こまり、手打ちになってしまう。これも多分にメンタルの問題だと感じている。

  • パターの芯でボールの芯を打つ。ただそれのみに集中する
  • 今やるべきことをやり切る。過去にも未来にも意識を飛ばさない

意気消沈していても仕方がない。反省して、やるべきことを明確にしたのだから、練習しよう。前を向こう!

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com