Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

河川敷ゴルフ場って、こういうところなのか!(アジア取手CC West→IN)

ゴルフの練習を始めて数ヶ月経った後輩のコースデビュー。初めての人が気兼ねなく回れるのなら河川敷ゴルフ場ということで、アジア取手カントリー倶楽部に行く。僕にとっても初めての河川敷ゴルフ場。アウェー感満載で、びっくりすることが多かった。コストパフォーマンス優先のパブリックなゴルフ場という印象である。

  • 基本的にはすべてセルフ。バッグのカートへの積み下ろしは自分で行う。
  • 駐車場は離れており、終了後はカートでそのまま駐車場に行き、ゴルフバッグを積む。
  • したがって車のキーは貴重品として預けない。そしてクラブのケアは帰宅してから。
  • アプローチ・バンカー練習場と、小さなパッティンググリーンがある。
  • 昼食はビュッフェ方式。まずまず。
  • 浴室・ロッカー室などの設備も値段相応。
  • ゴルフを始めて間もないと思われる若者たちが多い。
  • グリーン上でプレーしている時に、隣のホールからティーショットを打ち込まれてヒヤッとした
  • 車で来る人が少ないのだろうか。宅急便の数が半端ない(取手駅からの送迎あり、タクシー 1,000円)。
  • セグウェイをコース内に乗り入れ、乗り回すところという印象(1時間の講習が必要)。
  • セグウェイだと、前の組全員が進んだことがわかりにくい。
  • 待たされるホール多し。多い時には3組(20分以上)待つ。
  • ハーフ3時間、昼食 40分。
  • 10時スタートの最終組から2つめの僕たちが上がったのは 16時半の日没後。最終ホールのグリーンは車のヘッドライトで照らされていた。

日没後の富士山:アジア取手カントリー倶楽部 IN 9番ホール

West は 2,678ヤードと短くトリッキーなコース。直角に曲がるホールもあったり、250ヤードとワンオンも狙えるパー4 があったり。ティーショットでドライバー禁止のパー4 が 2ホールあった。ワンオンを狙えるパー4 もドライバー禁止であった。

後半は OUT コースを回る予定だったが、どうやらセグウェイの集団のスロープレイで前の組と 20分以上空いてしまったらしい。その組と揉めごとがあったらしく、急きょ IN コースに変更になった。

逆にこれは幸運だったかもしれない。IN コースは 3,156ヤードとしっかり距離があり、400ヤード近いパー4、500ヤードのパー5 と、普通のゴルフ場のレギュラーティーと同じ感覚であった。ただ残念なのは、最後の 2ホールは日没間際で、急かされて走るようにプレーしたことである。

河川敷のコースは平坦で広々とした印象を受ける。ただペナルティーエリアは意外と近い。そしてティーショットの狙いどころがよくわからないホールが多い。コースガイドも不親切で、思わぬところにクリークが飛び出していてペナルティーになるというケースもあった。マウンドを作ってフェアウェイを狭くしているところもある。セカンド以降も、グリーンが見えないよう、グリーンの手前 20-30ヤードにマウンドを作ってあるホールがあり、距離感が掴みにくい。

ただ平坦なだけのゴルフ場だと面白くないので、こうやってアクセントをつけているのだろう。

そしてグリーン周りは、かなり難しくなっている。

  • グリーンが小さく(10m 前後)、お椀型。グリーンヒットしても止まらない
  • 高麗芝のため、パットでは思わぬバウンドをしたり曲がったりする
  • グリーンのすぐ近くにペナルティーエリアがある
  • バンカー脱出が難しい。グリーンに乗せたと思うと、そのまま転がって向こう側のバンカーに入るようになっている
  • グリーン周りも逆目の芝がきつく、ウェッジがひっかかる

この設計の罠にまんまとハマり、本来なら 80台で回るべきゴルフ場にもかかわらず、大叩きしてしまった。まぁ練習ラウンドと位置づけて、3W を握ったり、あえて持ち球ではないフェードを打ったり、刻む距離をチャレンジしたりするなど、ふだんと違うことをした側面もある(コーチには「本番でいろいろ試して(『遊んで』)、感性を養うことを勧められている)。あまりにも待たされて、ダレてしまい、集中力を欠いたところもある。最終 2ホールは、とにかく日没との戦いで上がるので精一杯であった。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2023.12.3アジア取手CC West→IN (-/-/-)583472974948395541238.5ft、晴れ、風

  1. スコア:97、パット:31(1.72)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):55、ペナルティ:3
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:64.3%、OB 発生率:0回、ペナルティ率:3回、ガードバンカー率:4回
  7. パー3 計 +4 以下:+4
  8. パー4 パー 4H 以上:4H
  9. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:7H
  10. パー5 計 +2 以下:+4
  11. トリプルボギー 2H 以内:3H
  12. トリプルボギー直後 +1内:0/2
  13. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:3/17

このところドライバーをコントロールするように打って方向性を出しているが、それをこの日も実践できたことは成果であろう。フェアウェイキープ率 64%。コントロールしているけれどもミートしており、ランも出るので飛距離はそんなには落ちていない。コントロールしつつも、より強くヒットできるようにしていきたい。

そしてショートゲームはもっと練習する必要がある。スコアメイクするのもスコアを崩すのも、本当にショートゲーム次第。大きなミスを重ねないよう、自信を持ってプレーできるよう、バンカーも含めたグリーン周りとパッティングを中心に、精進したい。

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河川敷ゴルフ場、初体験レポートとなったが、たぶん再び行くことはないような気がする。確かに初心者をデビューさせるにはよいところである。アジア取手カントリーの初級者層・若者層にフォーカスしている運営は大したものだと思うが、僕は完全にそのセグメント外であり「お呼びでない」ということだろう。

さて肝腎のコースデビューした後輩は、ゴルフの楽しさを少しでも感じてくれただろうか?今回はスコアよりも「回り方」(マナーも含めて)を学んでもらうこと、そしてゴルフの面白さを知ってもらうことが主眼であった。初心者の頃は「皆に迷惑をかけている」と思いながらコース内を走り回っていたことを思い出す。思えば遠くにきたものだ。次回は、日没・スロープレイ・打ち込まれを気にしないで済む、ごく普通のゴルフ場で開催したい。

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