読書歴を管理するサービスとして Stack Stock Books を5ヶ月ほど使ってきた。最近はこれに加えて MediaMarker を使い始めている。Stack Stock Books のよいところは、以前まとめた通りであるが、本しか登録できないのが弱点であった。読んだ雑誌や、見聞きした CD、DVD などの管理ができない。その点、MediaMarker はあらゆる情報媒体、「メディア」の管理ができる。自分が読んだ Web ページやブログまで登録することができる。ある意味、自分の知的活動、インプット活動のすべての記録を取っておくことができるのである。
ただあまりにも機能が多過ぎて使いこなすのが難しい。ユーザインタフェースも Stack Stock Books の方が一覧性が高く、少ない操作で必要な情報にアクセスできる。たとえば「買いたい本」のリストを出そうと思うと、MediaMarker だと条件を指定して検索することになるが、Stack Stock Books はそれがデフォルトで提示されている。特に本屋にいる時に携帯電話経由でアクセスする場合は、Stack Stock Books の出番だ。すぐに買いたい本をチェックして、本当に買うべきかどうかをその場で判断することができる。
このように、データベースとしては MediaMarker、買いたい本リストとしては Stack Stock Books と、二つの読書管理サービスを併用して使い分けている。