紫カントリークラブ紫あやめ36 WEST コースでのラウンド。よいニュースと残念なニュースがあった。
まずは大変よいニュース。ゴルフ仲間を増やすべく、1年ほど前からご夫婦でのコースデビューのお手伝いをし、また随時、スイング技術などの相談に乗っていた友人(旦那の方)が、今回、見事 99 というスコアで「100切り」を達成。おめでとうございます。コースデビューしてから約 10ヶ月での「100切り」はお見事というしかない。ショートゲームなど伸びしろがまだたくさんあり、今後さらに上達されることは間違いない。こちらはもう伸びしろがない気もするが、負けずに頑張って行こう。
一方、残念なニュース。1月に紫あやめ EAST(コースレート 69.4)を 97 でまわった自分としては、それよりも距離が短い WEST(コースレート 63.4)では「90台前半」を目標にしていた。しかし残念ながら OUT:49(17パット)、IN:50(17パット)、計 99(34パット)という結果に終わった。奇しくも「100切り」を達成した友人と同じスコアで、「負けなくてよかった」というのが正直なところである。ずっと 24 をキープしていた GDO HDCP も 26 に後退。反省点の多いラウンドになってしまった。
林に囲まれた平坦なコース。ドライバーの方向性に気をつけて臨んだが、なぜか OUT でドライバーがまともに当たらず、ダフってショート、右・左の林の中へ。距離が短いため、そこからリカバーして十分ボギーオンが狙えるはずなのだが、ショートゲームのミスなどでボギーにできず。さらにまたショートホールのアイアンでのティーシングショットでもグリーンを捉えられず、バンカーに入れてのダボ。挙句には 3パットを連発しての 49。
ティーを高くして臨んだ IN では、ドライバーがフェアウェイを捉え始める。10番ダボ、11-13番と 3連続パー、14番のロングもボギーと、3オーバー。40台前半が十分に狙える状況であった。たぶんここから少し油断したのだろう。15番ロングホールではドライバー OB、5打目の60ヤードからのアプローチミス、3パットとミスが 3つ重なり、9(+4)。16番ショートではパーを取ったものの、17番ミドルではドライバーのショート、ピンまで 200ヤードをスプーンで狙っての OB、打ち直しもグリーンはヒットしたものの左奥のバンカーに入ってしまい 7(+3)。さらに 18番ショート、130ヤードを 9I で狙うも捕まり過ぎて左へ。その後のバンカー越えの20ヤードのアプローチをざっくりしてバンカーへ、バンカー脱出がグリーンをオーバーとミスを繰り返しての 7(+4)。結局 15番以降の 4ホールで 11オーバー、ジャスト 50。トータル 99。「何をやっているんだ、俺は!」と大反省のラウンドであった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | Penalty | Situation | ||||
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2017.4.1 | 紫CC 紫あやめ36 WEST OUT→IN (63.4) | 5719 | 72 | 99 | 49 | 50 | 40 | 56 | 34 | 3 | 3 | 曇り、弱風、10ft |
- スコア:99、パット:34
- ショット:40、ショートゲーム:56、ペナルティ:3
- パーオン率:11.1%(2 ホール)、ボギーオン率:38.9%(7 ホール)
- バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:33.3%(6 ホール)、ボギー率:16.7%(3 ホール)
- ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:22.2%
- フェアウェイキープ率:29%、OB 発生率:11%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:16%
ショットの調子は決してよくはなかったが、距離のないコースなのだから、着実にリカバーをしてスコアを作っていくべきであった。反省点をまとめておく:
- まずはメンタルマネジメント。IN の 3連続パーの後、気持ちが緩んだと思う。目前の一打一打への集中を失っていた。ドライバーの当たりもおかしくなったし、絶好の位置からのアプローチをダフったり、ライをきちんと確認せずに打ったりして思わぬ結果を生んだりした。
- 冷静な戦略マネジメントができなかった。状況・ライをきちんと考えての番手選択ができなかった。
- 17番 ピンまで 200ヤードの第2打、アップヒルのライでなぜスプーンを選択したのか。ものの見事に球が捉まり左の OB ゾーンへ消えていった。グリーンがガードバンカーに守られている状況であり、着実にボギーを取るべく、6I-7I で花道からの第3打のアプローチを残すべきであった。
- 18番ショートホール、130ヤード。グリーンオーバーを恐れ、8I でのコントロールショットではなく 9I でしっかり打つことを選択して、左に引っかけてしまった。さらにそこからピンまで 20ヤードのバンカー越え。ザックリしてバンカーに入れて初めて逆目のラフだということに気づいた。SW でしっかりバンカーを越すアプローチをすべきであった。
- このところバンカーショットが下手。ホームランを恐れて緩む、硬い砂に弾かれてオーバーするなど。
- 同様に、このところ悩み始めたパッティングも相変わらず。平らなグリーンで 3パット 3回!そのうち一つは上りだと思い込んでいた傾斜が下りで打ち過ぎたというケアレスミス。
練習場とは違うスイングになるのは仕方がないが、スイングの際に気をつけるべきポイントを、いつでも思い出せるよう、まとめておきたい。
- アドレスで脱力。特に上半身・腕を脱力させる。深呼吸。
- ゆったりとしたテンポでスイングする。バックスイングをゆっくり。
- 切り返しで叩きに行かない。ハーフウェイダウンから加速していくイメージ。地面を蹴るのはいいが、そのために右膝を意識的に曲げない。
- ダウンスイングでクラブを体に引きつける(大きなバックスイング、小さなダウンスイング)。
- 背骨を意識した回転、レベルスイング。左に流れない。
- 左足裏をめくらない(左足親指が地面に着いた)イメージで、左足を軸に、右腰を切る・回転する・入れる。
- パッティングではラインへの意識を外さない。フォローをきっちり低くとる。打たない、転がす。(パチンと打たない。)
友人から「パッティングのフォローが出ていないのではないか?」という貴重な指摘を受けた。家の中で練習している時とは、本番グリーンでは違う打ち方になっているかもしれない。確かに昔はフォローを低くとっていた。最近はパチンと強めに打っている気がする。もう一度、パッティングを見直したい。
ふだんは挑戦し甲斐のあるタフなコースをまわって「90切り」をめざしているが、今回のように比較的易しいコースをまわってスコアメイクできないと、かえって自分のゴルフの粗がよくわかる。安全に行くべきところで、リスクを取り過ぎる。集中力を切らして、状況の確認・判断力が甘くなる。「次のショットが打ち易いところへ打つ」という基本戦略を守ること。ナイスショットしようがミスショットしようが、すぐに気持ちをリセットして、次のショットに臨むこと。こういった原則をどのようにしたら守れるか。メンタルマネジメントを学ぶ必要があると感じている。
紫カントリーは、横浜の自宅から、新しくできた首都高きたせん(K7)経由で 1時間半弱で行くことができる。帰りに渋滞しても、横羽・湾岸など回避ルートが複数あり、東名方面やアクアライン方面に出かけるよりも気楽である。紫あやめ、今回の WEST にはもう来ないだろうが、EAST にはまた挑戦したい。常磐自動車道方面で、よいゴルフ場があれば開拓したいものである。