1年ほど前に電池交換した腕時計だが、もう電池切れである。少々早過ぎやしないだろうか。しかも永久カレンダー機能(「パーペチュアル・カレンダー」)のため、時刻合わせには特殊な道具が必要になるらしく、電池交換するだけでも1週間ほどかかってしまう。しかも通常の電池交換よりも高く、3,500円ほどかかる。
昨年電池交換した際にも文字盤のインデックスが取れてしまい、その結果メーカー修理となり、手元に戻ってくるまで数週間を要した。なかなか手のかかる腕時計(SEIKO SACN007)と言えよう。しかしシンプルなデザインが気に入っており、買ってから7年半たっていても未だに愛着のある時計である。
数週間も腕時計なしで済ませられないので、昨年の修理の間に思い切って、ワールドタイム対応のソーラー電波時計、SEIKO SADZ047 を購入した。これは時刻合わせ不要、電池交換不要、世界中を旅行してもすぐに時刻が合わせられ、面倒くさがりの僕にとって最強の腕時計である。太陽エネルギーのある限り動き続けるわけで、メンテナンス不要の「永久機関」を入手したのとほぼ同然である。(…と思っていたのだが、実は蓄電する二次電池がダメになる可能性があるようだ。残念。)
7年半使っている SACN007 はシンプルなデザインで文字盤が白。一方、買って1年になる SADZ047 は、マッシヴで文字盤が黒。その日の気分とシチュエーションによって使い分けている。