Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

シングルプレーヤー2人とラウンド、彼我の差を感じ取る(入間CC Back BG)

ホームコースである入間カントリーにて、前日予約のサービスを使って、2人のシングルプレーヤーと一緒に、バックティーからラウンドする。うち一人はホームコースを紹介してくれた友人である。僕自身の出来はともかく、平均80台前半の彼らとの差・違いを感じ取るいい機会となった。

f:id:muranaga:20181208131053j:plain
入間カントリー 8番ショートホール

久しぶりのバックティーからのラウンドであるが、IN: 45、OUT: 49 の 94(33パット)は、まずまずの出来だったと思う。IN はほぼボギーペース、パーを何度か取り損ねたミスと、最後の 18番で 3パットのダボを叩いてしまったのが痛い。バックティーからの OUT は距離があり、3番から 6番のミドルホールはボギー狙い(ダボを叩かない)が前提となる。ドライバーショットが乱れ、1番ホールで OB (トリプル)、4番ホールでペナルティー(ダボ)が余分だったが、こういうミスが出るのも実力のうちである。アプローチもなかなか寄らなかったが、逆に難しいパットが入ったりしていたから、総合的には実力通りのスコアだったと言えるのではないだろうか。とは言え、会員になりたての 1年半前にも初めてのバックティーから 942回目は 95 といったスコアで回っているので、自分の成長を示す意味でも、もっとよいスコアで回りたかったのも事実である。

11月の JGA ハンディキャップは、18.5 の自己ベストから 20.1 と急降下していたのだが、今回のラウンドで、19.9 とかろうじて「20切り」。GDO は 21.1。

f:id:muranaga:20181211002323j:plain


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2018.12.8入間CC Back IN→OUT(BG) (70.2/123)645772944549415133329.3ft、晴れ

  1. スコア:94、パット:33(1.83)
  2. ショット:41、ショートゲーム:51、ペナルティ:2
  3. パーオン率:5.6%(1 ホール)、ボギーオン率:55.6%(10ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:16.7%(3 ホール)、ボギー率:55.6%(10 ホール)
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.1%

IN 14番では残り 110Y の PW をダフってショート(ボギー)、15番でも 90Y 打ち上げの PW が、かろうじて手前のガードバンカーを越えたもののグリーンに届かず(ボギー)、16番ショートでもグリーンエッジからの 6m ほどをパターで寄せきれず(ボギー)、とパーを獲り損ねているのが痛い。前述したように OUT 1番、4番でドライバーを右に曲げての OB やペナルティーも痛いが、8番 173Y ショートホールで、4U によるティーショットを大ダフリしてのトリプルが最も痛かった。このショートホールは、とにかく苦手でワンオンしたためしがない。ティーイングショットで力が入るのか、必ずミスをする。

結局、3パー、10ボギー、3ダボ、2トリプルの 94。友人のシングルプレーヤーは、82。IN では一つ OB があった(ダボ)ものの、 40 というスコアで回っている。12パー、2ボギー、4ダボである。もうパーの数が段違いである。そして絶対にトリプルを叩かない。これが 12打の差であり、ハンディキャップの差(8 と 20)でもある。(因みにもう一人のシングルプレーヤーは、アプローチやバンカーショットでのミスがあり、47、44 の 91。不本意な出来だっただろう。)

2人のシングルプレーヤーと比較した時に、僕と大きく違うのは、ドライバーが真っ直ぐ飛んで曲がらないことである。フェアウェイキープ率も高いが、何より飛距離が違う。20ヤードは置いていかれる。彼らが当たり損ねた時に、ようやく同じくらいの飛距離という現実。バックティーで戦うには、少なくとも彼らくらいの飛距離が必要だ。キャリーで少なくとも 220-230ヤードというところだろうか。

一方、アイアンの飛距離はそれほど変わらない。7I で 145Y キャリーというから、僕とほぼ同じだ。もちろんミスの度合いや縦横の精度は全然違う訳だが。それでも「アマチュアは、パーオン率もさることながら、パーセーブ率(パーオンしなくても、パー以下で上がる率)が重要。2nd/3rd ショットをできる限りグリーンの近くに持って行って、1ピン(願わくば1クラブ)以内に寄せて、パーを獲るのが王道。」だそうだ。

50Y 以内からはワンピン以内につけて来るのも凄い。スピンでピタッと止まる。グリーン周りのアプローチとパッティングの精度も違う。最初のパットはほぼ入れるつもりで狙ってくる。たまにミスもしていたが、ほぼ OK の距離に止まるので、楽にパーを獲っていく。後述するように、ラウンド後の練習の賜物なのだろう。

側から見ていて安定感が違う。もちろんミスもあり、ダボも叩く。しかしミスしてもボギー、悪くてもダボに抑える。ミスからの切り替えが上手な気がする。

そしてラウンド後は小一時間、練習する。「反省するより練習です」「自然芝での練習が大事」とのこと。件のシングルプレーヤーは、パッティングは距離感を合わせる練習をひとしきり繰り返した後、カップから半径 1m強(サンドウェッジの長さと言っていた。35インチ)の円周上に、ボールを並べてのショートパットの練習。10個全て連続して入るまで続ける。1m 強は必ず入れないと、スコアメイクできない(試合に勝てない)。少し離れたところでも黙々とパッティング練習する人がいたが、一緒に回ったことのある友人によれば、アプローチがメチャクチャ上手い人らしい。上には上がいる。

パッティングを終えると、グリーン周りのアプローチ。ワンピン以内、できれば 1m 程度のショートパット圏内に寄せる練習である。56度のウェッジを使って、ピッチショットを繰り返していた。ラウンドにおいて、7割方は 50度のピッチ&ランであり、転がせる時は 9I などで転がすそうだが、グリーン面が大きく使える時は、56度で球を上げて止めるそうである。

ラウンド中に僕のプレーを見て気になったことなど、いくつかアドバイスを受け、また 56度のウェッジの使い方を教わった:

  • ショットのスイングはいい(よくなった)。一つ気になる動きはテイクバックで顔が右を向くこと。
  • パッティングは、テイクバックに対してフォローが短い。フォロー:テイクバックは 3:1(75%:25%)。
  • 56度のアプローチでは、バンスの後ろ側のトレーリング・エッジから地面につくことに意識を集中させている。バンスを滑らせるイメージなのだろう。これによってスピンがかかるらしい。同じ 56度だが、バンスのあるのをバンカー用、ないのをアプローチ用と使い分けているとのこと。

テイクバックで顔が右を向く癖については、自覚していて、修正できるなら修正したいと思っている。テイクバック時にヘッドの動きを追いかけているのでそうなる。目だけで追えばいいのだが、バックスイングを深く取ろうとすると、どうしても顔が右を向いてしまう。逆にボールを最初から最後までじっと見ていると、ボールを叩きに行ってしまいがちになり、なかなかこの癖を直すことができないでいる。ふだん僕を見ているコーチからは、「直したければ、徐々に直していくといい。でも直す必要はない。自分にもそういう癖がある。」とアドバイスを受けている。見た目も「かっこいいスイング」を目指すのなら、この癖を直していきたいものだが…。顔を右に向けずに、目だけでヘッドを追うようにしてみるのも一法かもしれない。

2人のシングルプレーヤーは、月例など積極的に競技に出ている。ハンデ 16 未満の Aクラスの競技だと、両手シングルでは勝てない、かえってハンデ 12 くらいの方が勝機があるらしい。「もっと月例に出た方がいい。」と進言される。自分より上手な人たちとのラウンドは学ぶことが多いし、競技となればなおさらだろう。今年は結局、月例に出たのは1回だけだった。来年、2019年の目標の一つにしたい。

ゴルフ ラウンド記

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com