米国 PGA ツアー、ZOZO Championship が開催され、タイガー・ウッズが優勝した習志野カントリークラブ KING コースに挑戦! … 見事に打ちのめされた。
このコースの週日会員でハンデ17の知人によれば、「KING で 90 を切ったことがない。いつも 95 前後になる」とのことなので、現在のハンデ21の僕としては、何とか「100切り」を目標としていたのだが…。ラウンドレッスンにより、コース上で何をやらかしているか明確にはなっていたが、その処方箋である「ベタ足」をベースにしたスイングを、残念ながら実践することができなかった。
課題のドライバーは、きちんと振り切れるとボールがつかまって真っ直ぐ飛ぶが、どうしても「合わせに行って」しまうのだろう、球がつかまらずに右に出てしまう。林に囲まれた KING コースは、ティーイングショットが林の中に飛び込むと、次打は「出すだけ」になる。しかも距離があるので、ボギーオンができなくなり、ダボがほぼ確定する。
たとえティーイングショットがフェアウェイに行ったとしても、起伏が多い。ラクダの瘤のように、起伏の頂点が二つあるロングコースもある。平らなところまで届けばいいが、そうでないと左足上がり、ないしは左足下がりのライから、ウッドを打つことになる。
そしてグリーン周りでは、深いガードバンカーが効いている。グリーン周りに OB ラインも来ているので、バンカー脱出には気を遣う。その上、グリーンにアンギュレーションがあり、パッティングはかなり苦労させられる。
前半 IN はそれでも「ボギー+2打」のペースで粘っていたのだが、16番 Par 3 のホールでグリーン左にある池に捕まった。打ち直しも再び池へ。このホール、さらに 3パットしてしまい、8(このホールだけで +5)と大叩きしてしまったのだった。この日のアイアンショットは、なぜか右に出ず、左にフックする球が多かった。18番 Par 5 ホールでは、2打目まで順調に来ていたのに、3打目でグリーンに向かって深くえぐられているガードバンカーの壁にボールが突き刺さって目玉となり、一発脱出できずのダボ。
後半 OUT はドライバーショットが林に飛び込むこと 3回と、完全にダボペース。さらに6番ショートホールでは、バンカー越えのアプローチでショートするミスで、またもや柔らかい砂にボールが埋まって目玉となっての大叩き。結局、18ホール通して、ガードバンカーに捕まること 6回、うち 2回は目玉で一発脱出できなかった。
ショットの調子もさることながら、池やバンカーと、コースに用意された罠にことごとくハマってしまった。IN:52、OUT:53 の 105。それでも 33パットは、よく粘った方だと思う。とにかく下りのパットを残さないように留意して、アプローチをしたり、ファーストパットで距離感を合わせたりした。
とうとう調子を戻せないまま、2019年も残り 2ラウンドとなった。スイングの質は向上しているはずなのに、コースでは全然発揮できていない。おそらくコースではクラブを振り切れずに、練習場とは別のスイングになっている。スコアメイクの鍵となるアプローチも、あまり向上しているとは言い難い。こういった反省点をふまえて、ホームコースでの残り 2ラウンドを頑張りたい。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2019.11.29 | 習志野CC KING (70.0/122) | 6401 | 72 | 105 | 52 | 53 | 44 | 59 | 33 | 6 | 2 | 9ft、晴れ |
- スコア:105、パット:33(1.83)
- ショット:44、ショートゲーム:59、ペナルティ:2
- パーオン率:0%、ボギーオン率:38.9%
- バーディ率:0%、パー率:5.6%、ボギー率:33.3%
- ダブルボギー率:44.4%、トリプルボギー以上率:16.7%
- フェアウェイキープ率:50%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:33.3%
同じくアコーディア系のフラッグシップ、成田ゴルフ倶楽部は格調高く立派なコースであった。成田GC と比べると、習志野CC はより庶民的なコースと感じる。シニアな会員ゴルファーがたくさんいる印象だ。成田GC は開放感あふれる丘陵コースだが、習志野CC は林間コースである。