Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

ハンドファースト・インパクトを身につけるウェッジ練習法

『ゴルフダイジェスト 2020年7月号』にて、森守洋プロが自宅でできるハンドファーストインパクトを身につける練習を紹介していた。SW で 1ヤード、キャリーさせて飛ばすのだが、身体を使うアプローチの練習とは違う。下半身を使わずに、ワッグルするように手元でクラブを上げ、そのまま手元を押し込み、左にスライドさせて、低い球を打つ。

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図のように最下点もボールの左にスライド、ハンドファーストインパクトすることになる。なるほど。これをスイングに置き換えると、バックスイングでコックした手首の角度を変えずに、ダウンスイングしてインパクトする動きにつながる。

また『週刊ゴルフダイジェスト 2020年 06/09号』では青木翔コーチが「10ヤード練習法」を紹介している。渋野日向子などの教え子に徹底してやらせていると言う。こちらは SW で 10ヤード、キャリーさせる練習である。SW のロフトを立てるのがポイントで、これもハンドファーストインパクトを身につける練習である。こちらは身体を使うことがミソ。みぞおちからヘソ下あたりの腹筋を捩るように使う。

そして腹筋を使えるようになるための練習として、左右10球づつの「片手打ち」を勧めている。最初は当たらないかもしれないが、あきらめずに最低3ヶ月は続ける。手首をこねずに、下半身を動かす。出球を常に揃えると、腹筋を使って打っていることになる。

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右手打ち

  • 右手打ちのポイント
    • シャフト近くを握る
    • フォローまで手首の角度を変えない
    • テークバックで右手を身体から離さない(左手で右ひじを軽く押さえる)

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左手打ち

  • 左手打ちのポイント
    • グリップエンド寄りを握る
    • 左手首の甲を丸めてフォローを出す
    • 腹筋を使ってクラブを上げる

片手打ちは難しくて、今まであまりやって来なかった(特に左手)。1ヤードくらいの小さな振り幅で、まずは自宅での練習に取り入れてみるのもアリかもしれない。最近、逆さまにしたクラブを片手で持って、ゴムティーを打ち続けることをやっているが、片手打ちはその先を行く練習と言う気がする。

また以前、「薄芝用にスピンをかけるアプローチが、ハンドファーストの練習になる」とコーチに紹介されたことがあり、折を見て練習に取り入れている。これまでの練習メニューに、SW の 1ヤード、SW の10ヤード、そして片手打ちを加えてみよう。

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