『ゴルフダイジェスト 2020年7月号』にて、森守洋プロが自宅でできるハンドファースト・インパクトを身につける練習を紹介していた。SW で 1ヤード、キャリーさせて飛ばすのだが、身体を使うアプローチの練習とは違う。下半身を使わずに、ワッグルするように手元でクラブを上げ、そのまま手元を押し込み、左にスライドさせて、低い球を打つ。
図のように最下点もボールの左にスライド、ハンドファーストでインパクトすることになる。なるほど。これをスイングに置き換えると、バックスイングでコックした手首の角度を変えずに、ダウンスイングしてインパクトする動きにつながる。
- 作者:ゴルフダイジェスト社
- 発売日: 2020/05/21
- メディア: Kindle版
また『週刊ゴルフダイジェスト 2020年 06/09号』では青木翔コーチが「10ヤード練習法」を紹介している。渋野日向子などの教え子に徹底してやらせていると言う。こちらは SW で 10ヤード、キャリーさせる練習である。SW のロフトを立てるのがポイントで、これもハンドファースト・インパクトを身につける練習である。こちらは身体を使うことがミソ。みぞおちからヘソ下あたりの腹筋を捩るように使う。
そして腹筋を使えるようになるための練習として、左右10球づつの「片手打ち」を勧めている。最初は当たらないかもしれないが、あきらめずに最低3ヶ月は続ける。手首をこねずに、下半身を動かす。出球を常に揃えると、腹筋を使って打っていることになる。
- 右手打ちのポイント
- シャフト近くを握る
- フォローまで手首の角度を変えない
- テークバックで右手を身体から離さない(左手で右ひじを軽く押さえる)
- 左手打ちのポイント
- グリップエンド寄りを握る
- 左手首の甲を丸めてフォローを出す
- 腹筋を使ってクラブを上げる
- 作者:ゴルフダイジェスト社
- 発売日: 2020/05/26
- メディア: Kindle版
片手打ちは難しくて、今まであまりやって来なかった(特に左手)。1ヤードくらいの小さな振り幅で、まずは自宅での練習に取り入れてみるのもアリかもしれない。最近、逆さまにしたクラブを片手で持って、ゴムティーを打ち続けることをやっているが、片手打ちはその先を行く練習と言う気がする。
また以前、「薄芝用にスピンをかけるアプローチが、ハンドファーストの練習になる」とコーチに紹介されたことがあり、折を見て練習に取り入れている。これまでの練習メニューに、SW の 1ヤード、SW の10ヤード、そして片手打ちを加えてみよう。
muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com