2020年10月現在のドライバーショットの動画。霧に包まれた大浅間ゴルフクラブの練習場で、友人が撮ってくれた。
後方から見ると、前景をキープしたまま、タイミングよく振っているように見える。ちょっとトップの位置が高いだろうか?撮影の位置によるのかもしれないが、若干、シャフトクロス気味になっているような気もしなくもない。
2020年10月 ドライバー後方 スローモーション(大浅間GC)
正面からの映像を見ると、とても悲しくなる。素人目にも、さまざまなことが気になってしょうがない:
2020年10月 ドライバー正面 スローモーション(大浅間GC)
自分の内的感覚では「下半身主導」で上下半身の捻転差が作れていると思っているのだが、外から見るとそうでもない。ダウンスイング時に胸が右を向けていない。むしろスピンアウト気味に、胸と腰が一緒に回転しているような印象さえある。
また上体が左に突っ込んでいるのは、「左に乗りながら腰を切る」練習の overdo、副作用であろう。その場で回転するとフィニッシュでバランスを崩してしまうので、左に球を置いて、上体のターンでボールを捕まえる(右腰を切る)練習をしていた。その中で知らず知らずのうちに、上体が左に突っ込むようになってしまったように思う。スイング改造の練習のはずが、痛し痒しである。
左肘が曲がったまま、インパクトするのは、相変わらずである。伸ばしてインパクトすると肘を痛めることもあって、昔からこの癖は治らない。
コーチに映像を見せたところ、次のようなアドバイスをもらった:
- 身体の回転は悪くない。
- 手で持ち上げて、高いトップを作っている。両手をもっとインサイドに引くようにする。上半身を回して、そこに腕がついてくる感じ。
- 切り返しは左に突っ込まずに、左腰・左肩、一気に回す。
「手上げ」になっているのは、三觜プロの「左ハンドル・右ハンドル」の影響だろう。ループを描くような「右回り」のスイングは難しい。コーチは、僕に対しては、行きと帰りでほぼ同じプレーン上のスイングを推奨する。バックスイングを修正する時は、「そもそもどこに上げるのが正しかったのか?」わからなくなってしまいがち。バックスイングも手を使わずに、身体をターンさせることで、自然とトップの位置に来るようにしたい。
身体のターンに合わせてクラブをインサイドに(後ろに)引いて、そこから腕ではなく左へのボディーターンでダウンスイング・インパクトすることにより、球がつかまり、ドローボールとなる。
繰り返しになるが、自分のスイング映像を見ると、いつも悲しくなる。自分の内的感覚と外見とのギャップが大きい。しかし裏を返せば、まだまだ「伸びしろ」があるということでもある。
映像でさまざまな修正点が露わになるものの、スイングの細部の形にとらわれ過ぎるのもよくないと感じている。細かな動きよりも、体幹の大きな動きにフォーカスして、スイングの完成度を高めていきたい。
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