Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

2020年の成績を振り返り、2021年の目標を立てる

46歳でゴルフを始めて12年、2020年のゴルフの成績・スタッツを振り返り、2021年の目標を立ててみよう。

2020年、まず何と言っても、コロナウィルスの影響が大きかった。4月からほぼリモートワークになり、また週1回のゴルフスクールが 2ヶ月お休みになった。この間、運動不足解消のためにウォーキングを始めゴルフの練習に行く回数も増やした

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ウォーキングで下半身がしっかりして、振れるようになったからだろう。飛距離が伸びた。ドライバーのキャリーが 220ヤード、ランも入れると 230-240ヤードくらいになった。アイアンも 7I のキャリーが 150ヤードと、5ヤードほど伸びた。ミート率も向上している。

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ここ最近は 90台前半のゴルフができるようになったと感じている。「90切り」はなかなか難しかったが、それでも 2020年は後半になって 80台を出せるようになってきている。そして 2020年、何よりも特筆すべきは、「ハーフ30台」、39 を 2回出したことである。パーやバーディーを獲る回数が増えたのが要因だと思う。もしかしたら「70台」を出すことも全くの夢ではないかもしれない。平均「80台」のゴルフへ向かって、希望を抱くことができる。

パーやバーディー数が増えたのは、スタッツからもわかる。パーオン率が 12.9% と向上し、バーディー 2.2%、パー 21.8%となっている。

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成績:2018年 - 2020年

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成績:2008年 - 2020年

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成績:2008年 - 2020年

2020年の目標は、平均ストロークを 2打縮めること、すなわち

であった。これに対して

と、どちらの目標も達成することができた。悔やまれるのは、最後のラウンドでワーストスコア 108 を叩いてしまい、平均ストローク 「95切り」を逃したことである。

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2021年の目標は、平均ストロークを 2.5打縮めることとする(なぜ 2.5打なのかは、後で詳述する):

ハンディが 16 というと、Aクラス目前ということになり、かなりハードルの高い目標になる。平均ストローク 93 だと届かないかもしれない。

もう一つの目標である平均ストロークを 93 もかなり難易度は高いが、もしかしたら達成可能だと考えている。なぜなら、2020年最後のワーストスコアを除けば、直近10回の平均ストローク 91.4(直近 5回:90.8)、ワーストスコアを含めたとしても、直近10回で 93.6(直近 5回:94.2)だったからである。2020年後半のゴルフの内容を、1年通して続けることができれば、つまり 「80台」をもっと出せるようになれば、この目標は達成できると信じたい。

尾林弘太郎プロが書いた『ロジカルゴルフ』という本の中で、スコアをショットとショートゲーム、ペナルティーの3つに分けてつける「3分割スコア表」という勧めがあり、これを僕はずっと実践してきている。「ロジカルゴルフ」の視点から、スコアを分解してみると、改善ポイントが見えてくる。

まず「3分割スコア」について説明すると、次のようにカウントする:

  • ペナルティー数:実際に打っていないストローク
    • OB、ロストボール:+1、前進4打の時は +2
    • ウォーターハザード、アンプレヤブル:+1
  • ショートゲーム数:フルショットでない短い距離、およびパット数
    • フルショットではないウェッジからカウント
    • 60ヤード以内が一つの目安
  • ショット数 = 合計スコア ー ペナルティ数 ー ショートゲーム数
    • 通常のショット
    • 林などトラブルからの脱出
    • フェアウェイバンカー

ショートゲーム数において、「フルショットではない短い距離」をどのくらいに設定するかは、個人差がある。僕の場合、ウェッジでのハーフショットの距離として、60ヤード以内をショートゲーム数にカウントしている。

2020年と2019年の「3分割スコア」を比較してみよう:

2020年 平均ストローク:95.4 = ショット(60Y 以上): 40.9 + ショートG(60Y 未満):52.2(パット 32.0) + ペナルティ:2.4

2019年 平均ストローク:97.5 = ショット(60Y 以上): 41.5 + ショートG(60Y 未満):53.6(パット 34.5) + ペナルティ:2.4

2019年から2020年の平均ストロークが 2.1打縮まった内訳は、ショット(60ヤード以上)で 0.6、ショートゲーム(60ヤード未満)で 1.4 である。そしてショートゲームではパット数で 2.5、縮まっている。

パット数が改善して 32.0 となっているのは上出来だろう。パッティングそのものがよくなっていることと、グリーン周りからの寄せ(10数ヤード以内)がうまく行っていることを示している。

一方、ショートゲームの中でも、60ヤード未満からグリーンを狙うウェッジのショットの精度は、もっと磨く必要がある。パーオン・ボギーオン率が 58.2% から 55.4% に下がっていることからも、それは見て取れる。

ショットについては、飛距離も伸びているし、最近はスイングの質も着実によくなっていると感じてはいるが、1年を通してのスコアへの貢献は 0.6 しかない。ここで改善すべきは、ペナルティーが全然減っていないことだろう。OB率、ペナルティー率については、2019年よりも悪化している。18ホールにつき、1回の OB、1回弱のペナルティーがある。これらを減らすには、大きく曲げない・ミスしないショットが求められる。

『書斎のゴルフ Vol.24』(2014年10月)に「3分割スコア」のレベル別の目標値が示されている:

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3分割スコア( Ⓒ尾林弘太郎 2008.1.1)

今の僕は、ショット数:40.9、ショートゲーム数:52.2、ペナルティ:2.4 、合計スコア:95.4 だから、この表のちょうど「レベル7」に相当する。パット数:32 のみ「レベル10」相当だが、逆に言えば、パット以外のショートゲーム、すなわちウェッジの出来は水準以下ということになる。

次にめざすべきは「レベル8」の段階であり、ショット数:39、ショートゲーム数:48-49、ペナルティー:2.5、合計スコア:88-91。ショットで 2打、ショートゲームで 3-4打、合計で 5-6打の改善が必要である。一足飛びに 5打縮めて、この段階に行くのは難しい。まずはその半分の 2.5打を減らすことを、2021年の目標としたい。これが 93 という目標値になる。

2021年の目標をまとめておこう(カッコ内は対2020年):

  • ハンディキャップ:16 (-2)
  • 平均ストローク: 93 (-2.5)
    • 60Y以上: 40(-1.0)
    • 60Y以内: 51(-1.5)
    • ペナルティー:2(-0.5)

この数値目標を実現するために、

  • ティーイングショットでの大曲がりをなくし、OB にせずにラフにとどめること
  • セカンドショット、サードショットの精度を上げて、パーオン率を上げること(これによりウェッジでのアプローチが減る)
  • パー3のショートホールでは、半分の 2ホールでパーオンさせること
  • 60ヤード以内に入ってきたら、必ずグリーンに乗せること

がめざすべきゴルフの内容になる。

ゴルフ 通算成績

尾林弘太郎プロ「ロジカルゴルフ」

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