Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

SIM2 MAX-D と GLOIRE F2 を打ち比べる

SIM2 MAX-D と GLOIRE F2 を打ち比べている。コースでは真っ直ぐ飛んでいたのに、練習場では気合が足りないのか、SIM2 MAX-D は右にプッシュアウトするばかり。一方、軽いエースドライバーの GLOIRE F2 は、楽にドローボールが打てる。シャフト重量が 9g、クラブ全体で 18g 軽い(末尾の仕様比較表を参照)。

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SIM2 MAX-D: TENSEI SILVER TM50 (SR)

  • 低い弾道で飛距離が出ない
  • 右にプッシュアウトして真っ直ぐ行くか、スライスする
  • ヘッドスピード:42m/s

GLOIRE F2: GL6600 (R)

  • 高い弾道
  • 右に出て戻るドローボール
  • ヘッドスピード:40m/s

面白いのは、ヘッドスピードの違いだ。重くて硬い TENSEI SILVER TM50 (SR) のヘッドスピードが 42m/s で、軽くて柔らかい GL6600 (R) のヘッドスピード 40m/s よりも速いのだ。カチャカチャ機能でヘッドを相互に交換して測定しても、同じ結果となる。重い TENSEI SILVER は、軽い GL6600 より 0.25インチ(6.3mm)短いのだが、それが影響しているのだろうか?ヘッドスピードが速いにもかかわらず、球が低く上がらないので、キャリーの飛距離は伸びていないようだ。

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コーチによると:

  • シャフト選びで重要なのは重さ
  • シャフトの硬さはその人の打ち方による:
    • いわゆるスウィンガーは柔らかいシャフトが合う
    • 僕の場合、腕を使って叩きに行くタイプなので、硬いシャフトが合う
    • 最近の軽くて硬い「軽硬(かるかた)」シャフトを試してみては?
  • もう少し暖かくなって体がほぐれてきても、球が上がらないようだったら、リシャフトした方がいい
  • SIM2 MAX-D は直進性が高いので、必ずしもドローするとは限らない

重くて振るのにかなり力を要するので、僕個人としては、既にリシャフトする気になっている。SIM2 MAX-D のヘッド自体は直進性が高いし、コースでも 200-210ヤードは飛んでいる。ヘッドスピードが速い分、リシャフトして球が上がるようになったら、キャリーの飛距離が増えることが期待される。シャフトはメーカー純正の TENSEI BLUE TM50 が有力候補である。

ついでに GLOIRE F2 もより硬いシャフトにリシャフトすることも考えたい。

ドライバー:仕様比較
ドライバー GLOIRE F2 (2016) SIM2 MAX-D(2021) SIM2 MAX-D(2021)
シャフト GL6600 TENSEI SILVER TM50 TENSEI BLUE TM50
フレックス R SR SR
ロフト(度) 10.5 10.5 10.5
ライ角(度) 60 56 56
体積(cc) 460 460 460
長さ(inch) 46 45.75 45.75
クラブ重量(g) 284 302 296
バランス D3 D3 D2.5
シャフト重量(g) 47 56 53
トルク 4.9 4.4 4.8
調子
グリップ(径、重さ) φ60、38.5g φ60、42g φ60、42g