SIM2 MAX-D と GLOIRE F2 を打ち比べている。コースでは真っ直ぐ飛んでいたのに、練習場では気合が足りないのか、SIM2 MAX-D は右にプッシュアウトするばかり。一方、軽いエースドライバーの GLOIRE F2 は、楽にドローボールが打てる。シャフト重量が 9g、クラブ全体で 18g 軽い(末尾の仕様比較表を参照)。
SIM2 MAX-D: TENSEI SILVER TM50 (SR)
- 低い弾道で飛距離が出ない
- 右にプッシュアウトして真っ直ぐ行くか、スライスする
- ヘッドスピード:42m/s
GLOIRE F2: GL6600 (R)
- 高い弾道
- 右に出て戻るドローボール
- ヘッドスピード:40m/s
面白いのは、ヘッドスピードの違いだ。重くて硬い TENSEI SILVER TM50 (SR) のヘッドスピードが 42m/s で、軽くて柔らかい GL6600 (R) のヘッドスピード 40m/s よりも速いのだ。カチャカチャ機能でヘッドを相互に交換して測定しても、同じ結果となる。重い TENSEI SILVER は、軽い GL6600 より 0.25インチ(6.3mm)短いのだが、それが影響しているのだろうか?ヘッドスピードが速いにもかかわらず、球が低く上がらないので、キャリーの飛距離は伸びていないようだ。
コーチによると:
- シャフト選びで重要なのは重さ
- シャフトの硬さはその人の打ち方による:
- いわゆるスウィンガーは柔らかいシャフトが合う
- 僕の場合、腕を使って叩きに行くタイプなので、硬いシャフトが合う
- 最近の軽くて硬い「軽硬(かるかた)」シャフトを試してみては?
- もう少し暖かくなって体がほぐれてきても、球が上がらないようだったら、リシャフトした方がいい
- SIM2 MAX-D は直進性が高いので、必ずしもドローするとは限らない
重くて振るのにかなり力を要するので、僕個人としては、既にリシャフトする気になっている。SIM2 MAX-D のヘッド自体は直進性が高いし、コースでも 200-210ヤードは飛んでいる。ヘッドスピードが速い分、リシャフトして球が上がるようになったら、キャリーの飛距離が増えることが期待される。シャフトはメーカー純正の TENSEI BLUE TM50 が有力候補である。
ついでに GLOIRE F2 もより硬いシャフトにリシャフトすることも考えたい。
ドライバー | GLOIRE F2 (2016) | SIM2 MAX-D(2021) | SIM2 MAX-D(2021) |
---|---|---|---|
シャフト | GL6600 | TENSEI SILVER TM50 | TENSEI BLUE TM50 |
フレックス | R | SR | SR |
ロフト(度) | 10.5 | 10.5 | 10.5 |
ライ角(度) | 60 | 56 | 56 |
体積(cc) | 460 | 460 | 460 |
長さ(inch) | 46 | 45.75 | 45.75 |
クラブ重量(g) | 284 | 302 | 296 |
バランス | D3 | D3 | D2.5 |
シャフト重量(g) | 47 | 56 | 53 |
トルク | 4.9 | 4.4 | 4.8 |
調子 | 中 | 中 | 中 |
グリップ(径、重さ) | φ60、38.5g | φ60、42g | φ60、42g |