友人にアプローチの打ち方を聞かれたので、以前このブログで書いたように、今野康晴プロのムック本、および井上透プロコーチの本に書かれている方法を参考にしていることをお話しした。すなわち「手首の角度をキープしたまま、体の回転を使って、ソールを滑らせる」やり方である。
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そしてこれを文章ではなく、映像で表現しているものを探してみたところ…。あったあった。中井学プロが堀尾研仁プロと一緒に、実際にやって見せている動画である。僕がやりたい、憧れのアプローチは、まさにこれである。
- アドレスの段階でフェースを開く
- ボールの位置は真ん中かやや右寄り
- バックスイングでは開いたフェースはそのまま
- ダウンスイングで体のターンで、ヘッドを返していく(ボールを包んでいく)
- ボールは低く出る
- 重要なポイントは、右手のヒンジをキープすること、つまりハンドファースト
練習法について、この動画の 4分30秒あたりから堀尾プロが、7分あたりから中井プロがやって見せているのが、右手の片手打ちである。これは、ハンドファースト・インパクトを身につける練習として、僕もよくやっている。
さらに 5分あたりから堀尾プロがやってみせているのが、バックスイングをしないでフォローだけで打つ練習。体の回転を使って、フェースに乗せることを体感する練習である。
そうそう、三觜喜一プロもこの練習を勧めていた。フォローだけでボールを飛ばしていたが、素人にはなかなか難しい。堀尾プロのようにちょっと手前に飛ばすだけでも、フェースに乗せる感覚は掴めると思う。
中井プロの動画の最後(8分30秒過ぎ)で、堀尾プロが「GEARS のデータを見ると、アプローチはこう当たっているんだよ」と言っているのを、詳しく解説している動画がこちら:
インサイドインの軌道で、緩やかなダウンブローの入射角、ソールを接地させることで深く入り過ぎないように、開いたフェースを閉じるように使う(ボールを包み込む)インパクトが、GEARS データで示されている。
ゴルフ練習場のマットでやる時には、ボールとフェースが直接コンタクトする音だけが聞こえる。マットに当たる音がする打ち方だと、自然芝では、ざっくりしたりダルマ落としになったりするのではないかと想像する。
このバウンスを滑らせるやり方については「ちゃごるTV」の解説もわかり易い:
フェースを適切に開くなどして、バウンスを出す(バウンス角が 0度以上になる)ようきちんと意識すること、バウンスを地面に滑らせる方法として、右肩を最後まで押し抜くことが説明されている。