晩秋の群馬へのゴルフ旅に、お誘いを受けて参加した。初日は梅ノ郷ゴルフ倶楽部、2日目は妙義カントリークラブをまわる。妙義グリーンホテル泊。
朝5時前に家を出て始発列車に乗り、立川駅でピックアップしてもらい、途中で車を乗り換え、事故渋滞の関越自動車道を抜けて、梅ノ郷GC に 9時30分に到着。練習グリーンで数球転がしただけで、慌ただしくスタートする。16時30分の日没までにプレーを終えられるか、心配されるラウンドであった。気温は 20度近くまで上がったものの、かなりの強風が吹いている。
練習する時間がなく、あまり気負わなかったのがよかったのか、2連続パーでスタートした。ショットの調子はよく、ドライバーは 2打目が打てるところに行く。しかも距離が短いコースで、グリーンを狙うショットはアイアンで狙えるし、9I 以下のショートアイアンはほぼグリーンに乗せることができた。4番パー3 で、ナイスショットした球がグリーン奥の深いグラスバンカーまで転がって、ここをダボとした以外は、ピンチらしいピンチはなく。
結果、OUT：41（17パット）、IN：38（16パット）、トータル 79（33パット）と、10ヶ月ぶりに人生 2度目となる 70 台にたどり着くことができた！79 は自己ベストタイ、ハーフ 2オーバーの 38 は自己ベスト更新！である。
| Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023.11.24 | 梅ノ郷GC OUT→IN (68.0/-/-) | 6142 | 72 | 79 | 41 | 38 | 35 | 44 | 33 | 1 | 0 | 9.5t、晴れ、強風 |
- スコア：79、パット：33（1.83）
- ショット（60Y以上）：35、ショートゲーム（60Y未満）：44、ペナルティ：0
- パーオン率：55.6%、ボギーオン率：33.3%
- バーディ率：0%、パー率：66.7%、ボギー率：27.8%
- ダブルボギー率：5.6%、トリプルボギー以上率：0%
- フェアウェイキープ率：69.2%、OB 発生率：0%、ペナルティ率：0%、ガードバンカー率：5.6%
- パー3 計 +4 以下：+3
- パー4 パー 4H 以上：5H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上：8H
- パー5 計 +2 以下：+1
- トリプルボギー 2H 以内：0H
- トリプルボギー直後 +1内：0/0
- グリーンオン率（60Y以上）50% 以上：9/17
梅ノ郷GC は、OUT にパー3 とパー5 が 3ホールづつあるし、直角に曲がるドッグレッグが複数あるなど、トリッキーなコースである。浮島のようなグリーンであったり（9番）、フェアウェイの両サイドに池があったり（14番）、プレッシャーのかかる場面もあった。しかも強風のため、グリーンを狙うショットはクラブ選択が難しかった。
そんな中、70台を出せたのは、ドライバー、アイアンともによかったからである。それはスタッツにも表れている。フェアウェイキープ率 69%、パー4 でセカンドがグリーンを狙えるホールが 8ホール。すなわちこのコースでのすべてのパー4 でグリーンを狙えたことになる。そしてグリーンオン率が 9/17 と 50％ 以上。パーオン率 55.6%。
ドライバーについては 80% くらいの力感でスイングした当たりが、ちゃんとミートして真っ直ぐ飛んだ。今まであまり感じたことはなかったのだが、アイアンを打つような感覚に近い。フィニッシュもあまり乱れるようなことがなかった。最近、スイング軌道を意識して、インパクトゾーンを整える練習、ハーフショットやスリークォーターショットで 150ヤードほどを「真っ直ぐ飛ばす」練習をしていた成果かもしれない。
パー3のアイアンも安定していた。4番 160ヤードのパー3 も、7I でのナイスショットの球がグリーン手前に落ち、うまくグリーンオンしたように見えた当たりであったが、行ってみたらグリーン奥の深い崖のようなグラスバンカーまで転がっていた。これは初めてのコースではしかたがないミスである。
ティーショットでのトラブルがないので、メンタルも安定。そして前半 41 というスコアだったので、後半は「70台を出す」という気負いもなく、淡々とプレーすることができた。13番まで 4連続パー、14番で 3パットボギーとしたものの、15-16番で寄せワンのパー。17番の長いパー4 はボギーでよし。18番ではトップしたミスショットがピンによるという幸運もあった。ラウンド中 70台 というスコアを意識することは全くなく、上がってみればハーフ 38、結果的に 70台に到達していた感覚である。
後半の心配は、どちらかというと日没であった。これだけ調子のいいゴルフをしているのに、途中で終わってしまってはもったいない。前の組に対して「早く進んでくれ」と祈っていた。
1m 前後のショートパットを外すことはなかったが、3パットは 3回。12-15m のロングパットが 2回あったのはしかたないとして、6m のバーディパットを狙ってしまって、2m オーバーさせての 3パットボギー（14番）は悔やまれる。
メンバーにも恵まれたと言えるかもしれない。今回、いつもプレーしているグループの中に、特別に誘っていただいた関係で、僕にとっては初対面の方が 3人、旧知の間柄が 3人という 2組であった。同じ組になったのは、初めてラウンドする人たちばかりであり、いい意味で緊張感があったように思う。一緒に回った方たちには、一人だけ 70台を狙えるという特殊な状況になってしまい、かえって気を遣わせてしまったかもしれない。
そういえば今年1月に初めて 70台を出した時も、久しぶりに一緒にプレーする人たちとのラウンドで、少し緊張していた。初めて行ったコースであること、さらには練習する時間もなくスタートしていったことも、今回と共通している。ふだんのゴルフとはまったく違う雰囲気が、いい方向に影響したと考えられる。
ホテルに移動してゆっくり温泉に浸かる。風呂上がりは Spring Valley の缶ビールで祝杯！しゃぶしゃぶ食べ放題・飲み放題の夕食は、満足度が高い。さらに部屋に戻って２次会。楽しい時間を過ごしたのであった。
それにしても難しいコースに挑戦して、「100叩き」してうちのめされて帰ってきたゴルフ旅から, わずか２週間での 79。その反省が、今回のゴルフに活かされたのかもしれない。JGA 未加盟のコースのため、ハンディキャップ計算に適用されず、ハンディ改善につながらないのが、ちょっと残念である。
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