Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

正しいパッティング・ストロークを身につける練習器具「トゥループレーン」を、ペルツ博士の「パッティングチューター」と併用してみた

YouTube「井上透ゴルフ大学」の「ガチンコゴルフクラブ」という企画動画をよく見ている。募集したアマチュアゴルファー 6人を1年間、井上コーチが指導するという企画である。アベレージ 90 というゴルファーがシングルをめざしたり、シングルプレーヤーがクラチャンをめざしたり、強い目的意識を持って上達に励んでおり、その指導内容が自分にも刺激になる。特に難しいゴルフ場でのコースレッスンでは、井上コーチの知識量と流暢な喋りに驚くとともに、実戦での考え方・マネジメントを学ぶよい機会になっている。

その企画動画の中で勧められていた正しいパッティング・ストロークを身につける練習器具「トゥループレーン」を思わずポチってしまった。値段を見て、一瞬迷ったのだが、楽天ポイントが 2,000点あったことに後押しされた。室内用の練習器具が、加わったことになる。

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傾斜のついた透明のアクリル板に、正しいパッティング・ストロークのスイング・プレーンがプリントしてあり、それをなぞってパターを振る。この素振りをただひたすら繰り返すことでイン・トゥー・インで、フェースが開閉するパッティング・ストロークを身につける。プリントしてあるヘッドの軌道は、左右対称ではなく、若干アッパーブローにインパクトするものとなっている。

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Odyssey O-Works RED 2-Ball とトゥループレーン

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トゥループレーン」とその収納袋

実際にやってみると、思った以上に、フォローでインサイドに入ってフェースが閉じていく軌道であることがわかる。パッティングのヘッドの軌道がイン・トゥー・インになることによって、球を捕まえることを実感できる。僕はクロスハンドでパターを持つので、インサイドではなく、ターゲットに向かってストレートにフォローを出す傾向があるようだ。

そしてこのストロークの軌道により、球に真っ直ぐ順回転がかかり、よれずに転がりのよいパットとなる。ストレート・トゥー・ストレートに振るものだと思っていた僕にとって、ちょっと驚く「目から鱗」の発見であった。

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パッティングでのイン・トゥー・イン、フェース・ローテーションを実感する

真っ直ぐに引いて真っ直ぐに出す、ストローク中フェースはスクエアに保持する。これはデイズ・ペルツ博士の『パッティングの科学』の教えであった。トゥループレーンの軌道とは矛盾することになるが、そのディブ・ペルツ博士が考案した練習器具「パッティング・チューター」も併用したら、あら不思議。イン・トゥー・インでフェースを開閉させた方が、パッティング・チューターの狭いターゲットを通過させることができる。

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トゥループレーン、パッティングチューター

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これは面白くなってきた。「パッティングだけは練習で上級者になれる。シングルプレーヤーになれる。」井上透プロの言葉を信じて、地道に練習をしてみよう。


1mを外さなくなるパター練習法。パターのストロークが見違えるように安定して、100切れます。【井上透ゴルフレッスン】


パターは簡単にプロ級になります

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