以前、堀川未来夢プロが YouTube で絶賛していたパッティングレールを紹介したことがある。
当時は価格が倍以上に高騰していたこともあり、僕は安価でかつ易しい「溝あり」のレールを買って練習していた。ただし堀川未来夢プロは YouTube で「溝あり」は易しくて意味がないと言っていた。確かに「溝あり」だと 80-90% くらいは、レールから外れずに真っ直ぐ転がせるようになって来ている。
先日、43パットしたのを契機に、元の価格も落ち着いた「溝なし」レールを購入した。堀川未来夢プロが勧めていたものとまったく同じものである。
実際に練習を始めてみると、「溝なし」の難しさは想像以上で、最初はなかなか真っ直ぐ転がらず、レールから外れていってしまう。僕のストロークの癖として、フェイスが少し開いて当たるようで、レールの右側にボールがこぼれることが多かった。
「溝なし」レールによるパッティング練習は成功率が低く、なかなかストレスが溜まりがちである。しかしこれをマスターしないと、ショートパットの精度は上がらない。めげずに繰り返しすしかない。
そう思って練習しているうちに、コツが掴めてきて、成功率が 70-80% ほどに上がってきた。自分なりのコツは、次の通り:
- 左目の真下にボールを置いてアドレスする
- できるだけ「縦振り」の振り子の感覚を持つことで、フェイスの開閉量を少なくすると同時に、ボールに真っ直ぐ順回転をかける意識を持つ
- レールの線を意識、スパットをボールの先 10cm ほどに設定して、そこを「通す」、あるいは「ラインに乗せる」感覚でストロークする
- このところ「芯に当てる」べく、バックスイングからインパクトにかけて意識があったが、そうではなく「スパットを通す」「ラインに乗せる」ことに集中する
- クロスハンドグリップの僕の場合、左腕を締めて、左脇を意識して、体幹を使ってストロークする
この中で、最も重要なのは「ラインに乗せる」感覚である。言語化は難しいが、「ラインに乗せる」感覚とは、勢いでボールを転がすのではない。柔らかいタッチ、だがしっかりとしたインパクトで、ラインに乗せる。その結果、インパクトで芯に当たり、ボールに真っ直ぐ順回転がかかる。そんな感覚である。
このパッティングの感覚と体幹を使ったストロークに磨きをかけて、成功率を 90% 以上に上げていきたい。
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