Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

美しくタフなコースで、去年同様、池に入れまくり、リベンジならず(ゴルフ5C オークビレッヂ)

1年ぶりに難コース、オークビレッヂに再挑戦するも、あえなく散った。

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無難にパーでスタートしていったのだが…(10番)

無難にパーでスタートしていったのだが…。結局、池に6発も入れてしまった。うちグリーンエッジに残ったかと思ったボールが、エプロンの下り傾斜で池に転がり込んでしまったのが2発。こういうのは精神的にきつい。

右エッジに止まったと思った球が、下り傾斜で池へ転がり込む(8番)

そしてアンジュレーションのきついグリーン。キャディーさんに的確にラインを読んでもらっているにもかかわらず、なかなかその通りに打てなかった。そして決めるべきショートパットが決まらない。毎日レールで練習しているにもかかわらず、本番では引っかけるミスが出てしまう。「入れたい。入れなきゃ」と精神的に追い込まれている状況で、手を使ってしまった。

そして珍しくアプローチのチャックリをやってしまった。これも池に向かって下っていくグリーンの傾斜を怖れてのミスだろう。

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バンカーショットがホームランして、池へ(14番)

ショットの調子も今一つ。ドライバーショットでトゥに当たり、右へ飛び出し、数10ヤードしか飛ばないのが2発あり(12番、18番)、初めてそのエラーが出た後の 13番ホール以降は、こわごわドライバーを振っていた感がある。ドライバーの当たりが薄く、ショートして池に飛び込むのは悲しい(5番)。

そしてアイアンショットはほぼトップ気味。当たりが薄くショートして池に入る(15番)。フェアウェイの絶好の位置からシャンクで池に入ってしまった場合もあった(2番)。バンカーショットがホームランして池に飛び込んだりもしている(14番)。これもトップしていた表われであろう。

このショットの状態では、難コースに立ち向かえない。ハザードがあるコースで平常時のようにスイングできないのは、多分にメンタルの問題であろう。それにより数々の技術的なミス、自分の悪い癖を呼んでいたように思う。

ドライバーショットのトゥに当たるミスは、左ひじが引けていたものと思われる。それを引き起こす要因は、全体にスイングが詰まり気味だったこと。バックスイングが不十分で上半身から切り返していたせいと思われる。

アイアンのトップは、右腰の回転不足であろう。ボールをもう少し左に置いて、腰を切っていった方がよかったと思う。当てたいと思うがあまり、ボールを中に入れてしまっていた。

シャンクもボールの位置が右過ぎ、そしてボールへ近づき過ぎたせいである。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2023.11.5オークビレッヂ IN→OUT (69.6/-/-)6128721005248405437169.5t、晴れ

  1. スコア:100、パット:37(2.05)
  2. ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):54、ペナルティ:6
  3. パーオン率:22.2%、ボギーオン率:27.8%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:22.2%
  5. ダブルボギー率:38.9%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:27.8%、ガードバンカー率:5.6%
  7. パー3 計 +4 以下:+5
  8. パー4 パー 4H 以上:2H
  9. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:6H
  10. パー5 計 +2 以下:+6
  11. トリプルボギー 2H 以内:3H
  12. トリプルボギー直後 +1内:2/3
  13. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:5/16

来週はホウライカントリーでの合宿。ここも池がたくさんあり、戦略的に難しいコースである。

正直、今日と同じようなショットの調子では、スコアメイクは期待できない。練習場ではまずまずの調子なのに、本番のコースでそれを発揮できない状況を何とか打開する必要がある。池・ハザードや複雑なグリーンにメンタルで負けて、平常時のスイングができていない可能性が高い。ハザードに負けないマネジメントが求められる。

そういえば最終 9番も浮島グリーンであるが、残り 160ヤード強から 4U でグリーンオンさせることができた。フェアウェイ右の斜面、司馬も薄い状況から、池が見えない地点からのショットであった。池の存在を忘れ、目前のやるべきことに集中することによって、うまくショットできた可能性がある。ハザードに打ちのめされた心を癒し、ハザードを克服していくためのヒントになるかもしれない。

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そして今日ついてくれたキャディーさんは、どう見てもプロであった。何か失礼な気がしてちゃんと確認はしなかったのだが、コース所属のレッスンプロだろうか?ホールごとのマネジメント戦略、複雑極まりないグリーンのラインを的確に教えてくれる。「あのピン位置だと奥目に打って傾斜で戻してきた方が安全。ショートして池に入れたくないので、大きめのクラブ選択がいいです」とはコースを知り尽くしたアドバイスである。

8番では、いったんグリーンエッジに着弾したものの、エプロンの傾斜でボールが池に転がり落ちたのを見て、「(次の一打は)特設ティーか、落ちた場所から2クラブレングスか、よく見極めて選択した方がいいですよ」といったアドバイスをもらう。確かに特設ティーは下り傾斜のグリーンに向かって難しいところに設定してあり、ちょっとでも強く入ると、グリーンを通り越して池にまで転がり込んでしまう状況であった。

もちろん、スイングそのものについて何か言うことはけっしてない。ラウンド中にスイングに言及するのは御法度であることをよくわかっているのだろう。とは言え、せっかく現場のスイングをプロの目で見てくれているので、ドライバーの大ミスについて、僕の方から確認してみた。「2発とも見ていたわけじゃなく、1発目だけだけど…。あれはシャンクじゃなくて、トゥ側に当たったミス。若干、右を向いて、ボールの位置も右寄りだった気がする」とのこと。なるほど!

オークビレッヂは、ホームコースに比べると、来場者・会員の年齢が若い。ビジネスもゴルフもバリバリという元気な印象がある。またコーチに連れられてバックティーからまわっている女子プロの卵のような組(前の前の組)もいた。力強いスイングと若さが羨ましい。ラウンドレッスンのグループもいる。「わざわざこの難しいコースでレッスンをしなくても…」と思うが、逆に欠点・改善テーマが明らかになると思われる。

オークビレッヂには朝食ビュフェがあり、朝6時から営業している。練習場も充実しているし、トレーニングルームもある。朝早く来て朝食を取り、その後、ストレッチ、ショット練習、アプローチ練習と、周到な準備ができるゴルフ場である。一方、午後のレストランの営業時間は午後3時。全体に朝早くシフトした「早起きは三文の徳」を体現しているコースかもしれない。

「行きはよいよい、帰りは怖い」千葉県のコースでもある。アクアラインの渋滞には必ずハマる。行きは 1時間半の行程が、帰りは 2時間半から 3時間かかる。こういう難しいコースへのアクセスが楽だと、もっと修行しにくるのだけれど…。ホウライ・西那須野の会員になって、毎週通っている友人を、ちょっとだけ羨ましく思う。

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