Jacobs 3D をベースに教える TASKGOLF の松本協(タスク)プロが開発した 3D Swing Mentor 2024年モデル(通称:メンターちゃん)。
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2024年モデルが、これまでと大きく変わったところは、先端のマークが直線ではなく、丸いリングになったことである。丸いリングが常に見えるように「縦コック」を維持して、クラブを操作することがポイントとなる。
- グリップは握り込まずに、下支えする
- 肘を下に向け、前腕を戻す形でグリップする
- その中で重心がこぼれないように操作する
- 肩が外れない、ショルダーパッキングされた状態でないと、重心は簡単に外れていく
- 肩のラインを下げて、なで肩にする - 縦コックを維持して、先端のリングが見えている状態で、3D Swing Mentor を揺らすところが始める
- 左手一本、右手一本でできるようになるとよい
- 人差し指の作る鉤と肉球でクラブを支える
- ストロンググリップの人は、いったんスクエアグリップに戻してほしい
- スクエアグリップの方が、偏重心設計のクラブの重心をうまく管理できる
- 揺らしながら、真横に(飛球線の真後ろに)力を出すと(βフォース)、グリップは低いまま、重心(錘のボックス)は上に上がる
- 重心管理された状態で、クラブが立ってくる
- クラブの重心が胸の前にある(肩の幅の範囲内)状態が重心管理された状態
- 引っ張り上げたら、グリップは飛球線の斜め後方を指す
- その方向に対してエネルギーを出す(γフォース)
- ボールのない方向にキャストする
- クラブは背中に回り込んだあと寝る(シャローアウト)
- 中上級者はスイングする中で、どこで違和感を覚えるかを感じ取って欲しい
- 自分のエラーポジションがわかる
3D Swing Mentor 2024年モデルの先行予約購入者には特典として、「γ Force Pointer(ガンマ・フォース・ポインター)」が付いてくる。 3D Swing Mentor が到着してから、1ヶ月ほどして送られてきた。ほぼ完成形に近い試作品とのことである。
3D Swing Mentor や通常のクラブのグリップの先に装着することにより、γフォースを出す方向を視覚化する器具である。γ Force Pointer の解説動画のポイントをまとめると:
- 縦コックを維持して、懐深く構えると、γ Force Pointer は丹田を向く
- ポインターが体に触れない状態で、重心管理を行う
- テイクバックの初期エネルギーで βフォース(飛球線後方)を出すと、急激にポインターは下を向き、γフォースに転換されてクラブは上がる
- 切り返しからダウンに入った時には、ポインターの方向に力(γフォース)を出して、クラブを引っ張り下ろす
- 怖いかもしれないけど、ボールのない方向にクラブを引っ張る
- ポインターが回転してはならない
- クラブの偏重心特性で、クラブは勝手に前に出ていく
- P6 以降、ポインターの向きは変わる。それに合わせて身体のバランスをとる
- 左サイドを逃がすような動き、クローと呼ばれる動きになる
Jacobs 3D におけるグリップの動き(ハブ)と、そこにかかるフォースを視覚化したものが下図である。γ Force Pointer は、それを可視化するものと言える。