ハンディキャップ 15.0 以上の Bクラス月例杯。参加者数 126名と盛況である。自分のハンディキャップ 15.3 だとコースハンディ 14 になり、アンダーパーで回るには 85 というスコアが必要になる。
一方、最近バックティーからも 87、89 と 80台後半が出せるようになっており、Aクラス入りをめざす身としては、レギュラーティーからは 85-86 を出すべきと考えている。そこで今日は OUT:43、IN:42 を目標とした。
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85 は少し背伸びした目標なので、1打が重い。それなのに…。
4番ホールで何と 50cm のパットを外して、3パットのダボとしてしまい、以降、そのショックを引きずるゲーム展開となってしまった。
毎日レールでショートパットの練習をしているのに…。ショートパットのたびに 4番のミスのイメージが蘇る気がして、手が思うように動かない。パターの芯で球を打ち抜けない。それでも致命的なミスにはならずに耐えていたが、ついに 16番で 1m を外してダボ(引っかけた)。17番はミスショットの連続から最後 1.5m の上りパットを決めて、危うくトリを逃れる。
先月の月例杯で、16番からの上がり 3ホールでダボ・トリ・トリと大叩きした記憶が否応なく蘇ってくる。
だが今回は最終 18番を頑張り、最後 3m 上りのパーパット。2連続ダボの後であり、何としても入れたいパーパットだったが、わずかに読みが外れてボギー(傾斜より芝目が強かった?)。今月は「上がり 3ホールの罠」を、ダボ・ダボ・ボギーと何とか踏みこたえた。
OUT:44(16パット)、IN:44(14パット)の 88(30パット)。頑張って耐えたラウンドではあったが、結果的には 4番(50cm)と 16番(1m)の2つのショートパットのミスが悔やまれる残念なスコアとなってしまった。「90切り」したとは言え、レギュラーティーからの 88 は悔しい。
いや、僕にまだそんな悔しがるほどの実力はない。自分を過大評価している。ショートパットのミスが悔やまれるものの、合計では 30パットに抑えたこと、そして 88 というスコアでまわったことを素直に喜ぶべきだろう。
しかも今回の結果を経て、ハンディキャップは 0.2 よくなり、今年ベストの 15.1 になった。
A クラスまであと 0.2。しかしこの 0.2 が遠いし、たとえ 14 台になったとしても、85-86 を出さなければ、またすぐに B クラスに戻ってくることになる。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024.5.12 | 入間CC OUT→IN (70.2/93.6/126) | 6216 | 72 | 88 | 44 | 44 | 39 | 49 | 30 | 0 | 0 | 10.0t、晴れ |
- スコア:88、パット:30(1.67)
- ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):49、ペナルティ:0
- パーオン率:11.1%、ボギーオン率:61.1%
- バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:44.4%
- ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:0%
- フェアウェイキープ率:50.0%
- OB 発生率:0回、ペナルティ率:0回、ガードバンカー率:0回
- パー3 計 +4 以下:+5
- パー4 パー 4H 以上:3H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:7H
- パー5 計 +2 以下:+2
- トリプルボギー 2H 以内:0H
- トリプルボギー直後 +1内:0/0
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:2/20
OUT はパーとダボが来つつも(4番のダボはホントに痛い)、7番の寄せワン、9番のパーオン2パットで 44 に持って行った。IN は 10番、12番、14番とパー 3つ先行させたのに、それを 16番、17番で吐き出しての 44 であった。ある意味、対照的な前半と後半のハーフだったかもしれない。
朝はショットが全然ミートせず、3番はドライバー、セカンドを大きくミスしてダボ。6番、7番もドライバーが捕まらなかった。
- 9番パー5:
- 初めて今日一番のドライバーショットが出た。
- セカンドは左足下がりの難しいライになるが、ここからの 5W もうまく打てた。
- 右のフェアウェイバンカーに入らなかったのが幸運で、ラフからの残り 100ヤードを PW でパーオン、2パットのパー。
10番から12番はドライバーがまずまずで、フェアウェイに行ってくれた。
- 10番パー4:
- セカンドはグリーン奥のピンまで 135 ヤード、打ち上げ 10ヤードというところで、7I か 8I で迷う。
- 7I でのショットは、グリーン手前にヒットしたものの、奥のラフまで転がってしまった。
- 8I を選択していたらグリーンに届かず、砲台に弾かれて戻ってきていたことだろう。
- 奥から 50cm まで寄せてパー。4番で 50cm を外しており、今回も「手打ち」で危なかった…。
- 11番パー4:
- 残り 167ヤードのセカンド。「打ち下ろしは見ない」というキャディーさんのアドバイスに従って、5I を選択。
- グリーン左のラフにはずれたものの、手前のバンカーを越えてくれた。6I だとバンカーに入っていただろう。
- 12番パー5:
- セカンドの 5W がナイスショット!
- 残り 70ヤード地点からの SW のフルショットは上がり過ぎて、グリーン手前に。ピンまで 13ヤード。
- ここは絶対、上につけてはいけないグリーンなのに、アプローチを 1.8m ほどオーバーさせてしまう。
- しかし下りの難しいパットが決まって、パー。サードとアプローチのミスを、パットが救ってくれた。
- 16番パー3、186ヤード、20ヤードの打ち下ろし、アゲンスト:
- 17番パー4:
- ドライバーをミスして、左にショート。
- 残り 220 ヤード残した 5W も力んでミスして、ボールの頭を叩いてしまう。
- 136ヤード、打ち上げのサードショットが残る。少しオーバー目かもしれないが 7I を選択。砲台に弾かれて右へ外す。
- ピン右奥からの下りの難しいアプローチは緩んで、ダフってしまう。
- 8I を選択していれば、上りのアプローチが残ったのだろうか?
- 残り 6m の右上からのパットはうまくタッチを合わせたが、カップをわずかに外れて 1.5m の上りのラインが残る。
- これを何とか沈めてダボに収めた。これをトリプルにしていたら、どうなっていたことか?
- 18番パー5:
こうして振り返ってみると、グリーンを狙うショットでのクラブ選択が、今までにも増して重要になってきていると感じる。つい「手前から」「上りを残すように」と考えて狙いがちだが、状況によってはピンをオーバーさせたり、下りを残したりすることも考えてよいと感じる。特に砲台グリーンでピンが手前に切ってある場合は、そう思う。
最近は上りのパットが残るように、アプローチを打つようにしている。ただ今日のようにショートパットのミスを引きずって、手が動いていない時は、下りのパットを残した方が、かえっていい結果になることもあるような気がする。なかなか奥が深い。
バックティーから「90切り」した経験と比較すると、今回、改めてレギュラーティーの方が「楽な」ゴルフができることがわかった。特にロングホールは、ドライバーとセカンド(フェアウェイウッド)がちゃんと打てれば、第3打はウェッジの距離になる。ドライバーをフェアウェイに運ぶこと、そして 5W をきちんとミートさせること。これに尽きる。
クラブの重心管理に気をつけて、クラブが身体の前にあるようにスイングするようになってから、大きなミスショットの回数は減ってきたが、グリーンを狙うショットの成功率の低さは相変わらずである。特に今回 70 - 100ヤードからグリーンに乗せられないことが多かった。エッジに留まっている分には OK だが、砲台グリーンの傾斜に弾かれると、次はパターではなくウェッジで寄せることになり、ここで 1打、余計にかかる計算になる。
これまでは「90切り」をめざしてボギーペースのゴルフをする考え方だったが、85-86 をめざすとなると、ハーフでパー 3つ、3ホールに 1回はパーを取る必要がある。ダボはどうしてもなくせないので、ハーフでパー 4つ、コンスタントに取れるようにしたい。
とにかくパーパットを打つ機会を増やすことだ。泥臭くパーを取っていく。それには 100ヤード以内は確実にグリーンオンさせる必要があるし、150ヤード以内もできれば乗せたい。グリーンオン率 50% が目標である。そしてグリーンを外したら、上りのパットを残すようにアプローチを打ちたい。
「85 を切るマネジメント」にまだ慣れていない。「90切り」から「平均 85」に向けて、早く頭の中を切り替える必要がある。
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バックスイングの手上げと捻転不足、左足からの静かな切り返し、フィニッシュを決める。これらの技術課題については、まだまだ本番のコースでは実践できていない。
本番のスイングでは「当てたい」という欲、あるいは「当たらない」という怖れが働くのだろう。どうしても背中をターゲットに向けることができない。バックスイングの捻転不足から、叩きに行ってしまう。しっかり胸郭・背中を使ってバックスイングをして、静かに切り返す。このテーマをコースでも実行することにフォーカスしたい。
入間カントリー倶楽部では、今日もフルに 50組入っていた(月例杯が 30数組)。ハーフ 3時間が定常化してきている。今回はショートホールで 4組も待たされるようなことはなかったが、ショットとショットの間が間延びして、集中力を維持するのが難しい。精神の疲れが、肉体の疲れに拍車をかける。これが「上がり 3ホールの罠」の要因とも考えられる。
一打一打のショットに、どうしたら集中できるか。大きなミスをどうしたら減らせるか。本番中の「ざわつく心」への対応が課題である。