Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

18ホールで 2バーディー・8パー、前半 39 も後半失速、痛恨のOBでベストスコア更新ならず(入間CC BG)

3週間ぶりのホームコースは、前夜からの雨も上がり、ゴルフ日和となった。不思議なことにドライバー、アイアン、パットが絶好調。結構ミスもあったのだが、18ホールで 2バーディー・8パーを獲得した。前半だけで 1バーディー・6パー、一つのトリプルボギーをとり返して OUT:39(13パット)。2度目のハーフ30台という望外の出来となり、2年10ヶ月ぶりのベストスコア更新(82以下、あわよくば 70台)をめざしての後半となった。しかし痛恨の OB とロストボールがあり、結局 IN:45(14パット)。後半戦の失速が響いて 84(27パット)と、ベストスコア更新は果たせなかった。

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とは言え、歴代2位のスコアであり、今年のベストスコアは嬉しい。しかもこれだけバーディーとパーを量産できたのも嬉しい。最難関の 6番ミドルで 7m のパットが決まってのバーディー、13番で 7ヤードのチップイン・バーディー。いずれも偶然の賜物であるが、バーディーが出ると元気も出る。このよい流れをベストスコア更新につなげられなかったのは、残念である。

今回、いつもよりパーオン率がよかったのは、ドライバーが真っ直ぐ飛んで距離も出ていた(230ヤード前後)のが、大きな要因だと考えている。グリーンを狙うショットを、フェアウェイからアイアンで狙えたし、時にショートアイアンで狙うことができた。グリーンを狙うアイアンもいい当たりをしていた。ショットについては「バックスイングを深く、インサイドに」「腰を振り切る」という最近の二つのテーマを意識して、それをラウンド中も実行できたのがよかったのではないだろうか。

56度のウェッジによる 50ヤード前後からのアプローチも、グリーン周りの寄せも、ときどきミスしていたものの、概ねうまく行っていた。

何よりパットの調子がよかったのが、バーディーやパーにつながった。ラインの読みとタッチがぴったり合って、ふだんだったら絶対入らないであろうパットが要所要所で何度も決まった。1番は 2m のややフック、6番は 7m のほぼ真っ直ぐ、やや右に切れるスライスライン、9番は 3.5m のフックライン、10番は 6m で 50cm ほど大きく左に切れるライン、17番は 2m のフックライン。これらのパットが入っていなければ、89 というスコアになっていたことになる。

前夜の雨のせいか、グリーンが表示ほど(9.5ft、コンパクション 19mm)速くも硬くもなく、パットの距離感が合ったこと、グリーンを狙うショットが止まってくれたことも奏功した。

一方、なんだかんだとミスも多く、ダボもトリプルも2回づつ、出入りの激しいゴルフであった。7番でドライバーを右にプッシュアウトしてのペナルティー(打ち直してボギーに収めた)、15番で左の林に引っかけてのロストボール(打ち直してダボ)、18番も最後の最後でドライバーを引っかけての左OB(打ち直してトリプル)。これらの大きなミスが悔やまれる。

詳しくは後述するが、15番以降、左に引っかけたり打ち出したりしていた。おそらく疲れて、バックスイングが浅くなっていたと思われる。バックスイングが浅くなることで、手打ちになり左に球が出る。「バックスイングを深く」という教えを忘れてしまったこと、思い出せなかったことが反省点である。

8月に続いて、2度目の「ハーフ30台」を出せたことは、ちょっとした自信になる。とは言え、今日はたまたまショットとパットがよかっただけ。ちょっと歯車が狂えば、すぐにミスを重ねて「100叩き」が待っているのが、今の僕の実力である。ダボやトリプルとなった原因を反省して、地道に減らしていくしかない。

一緒にラウンドしたメンバーにも恵まれた。僕を初めてゴルフに連れて行ってくれた後輩、そして安定した技術とメンタルで常に80台、時に入間でハーフ・パープレイをやってのける後輩。気の置けないゴルフ仲間の二人が、僕の好調ぶりを見守り、励ましてくれたことも大きかった。そう言えば、この上級者の後輩は、僕の初めての「90切り」初めての「ハーフ30台」も見届けてくれている。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2020.11.3入間CC OUT→IN(BG) (68.5/120)597372843945394227139.5ft、晴れ

  1. スコア:84、パット:27 (1.5)
  2. ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):42、ペナルティ:3
  3. パーオン率:27.8%、ボギーオン率:39%
  4. バーディ率:11.1%、パー率:44.4%、ボギー率:22.2%
  5. ダブルボギー率:11.1%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:64.3%、OB 発生率:11.1%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:5.6%
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今後のスコアアップ、ベストスコア更新に向けて、今回よかった前半 OUT と、失速した後半 IN を、それぞれ振り返っておく。

  • 1番パー4:
    • 朝一番のドライバーは真っ直ぐ。しかしその後の 5W を 2打ともミスしてしまう。残り 154ヤード。「あぁ、ダボスタートか」そう思いながら、7I を思い切り振り抜くと、芯を食い、ドローのかかった球がグリーンオン、ピン横 2m につく。これを沈めてパー。
    • ダボを覚悟したのに、思いがけずパーを拾うことができた。これは大きかった。
  • 2番パー3:
    • ピンまで 138ヤード。左への引っかけを気にしつつ、フルショットした 9I がきちんとミートしてワンオン。5.5m のパットを OK に寄せて、連続パー。気持ちが乗る。
  • 3番パー4:
    • ドライバーは真っ直ぐフェアウェイに。残り 162ヤードの打ち上げ。175ヤードを打つつもりでの 4U が大きなミス。80ヤードを残す。
    • これを50度のウェッジで打つが、グリーン左の難しいライに外してしまう。アプローチはピン横をすり抜け、グリーンから転がり出てしまう。
    • そこからパターで 1m まで寄せるも、そのパットを外してのトリプルボギー。
    • 連続パーの後のトリプルボギーはショックだったが、「なぁーに、ボギーペースに戻っただけ」と気持ちを切り替える。
  • 4番パー4:
    • ドライバーはフェアウェイ右のラフへ。残り 150ヤードの打ち上げ。6I を振り抜くとグリーン右手前に。そこからのアプローチを 1m に寄せてパー。
  • 5番パー4:
    • ドライバーは真っ直ぐフェアウェイに。240ヤードほど飛び、残り 125ヤード。これを 9I でパーオン。8m のロングパットを寄せてパー。
  • 6番パー4:
    • ドライバーは真っ直ぐフェアウェイに。残り 162ヤード。6I を振り抜くと、これがパーオン!7m のほぼ真っ直ぐ、やや右に切れるパットが(偶然)決まり、思いがけずバーディー!
    • 入間最難関の6番でのバーディーは嬉しい。
  • 7番パー4:
    • バーディーの直後のホール。今日のドライバーの飛距離だとフェアウェイを突き抜けてしまう。いったんはスプーンを握るも、ドライバーの好調を信じて、右の木越えを狙う。しかし球は右にスライスして隣の8番ホールへ(ペナルティーエリア)。
    • 暫定球として打っておいたドライバーはナイスショット、狙った弾道通りに 250ヤードほど飛んで、残り 58ヤード。これをワンペナのボールと扱うことにして第3打となる。ピンが手前に切ってあるので、グリーン手前から攻めて、グリーンエッジに運ぶ。何とか 5打のボギーに収める。
  • 8番パー3:
    • 155ヤード。きちんとミートした 7I がピン横 4m につく。難なくパー。
  • 9番パー5:
    • 「パーをとれば、2度目のハーフ30台」「何とかボギーを取ろう」そう思ってティーイングショットを放つ。
    • ドライバーは 230ヤードほど飛ぶ。左足下がりのライからの 5W は、いい当たりではなかったが、残り 115ヤードのところまで行く。
    • 「絶対乗せる!」そう思った PW は、下半身が止まって、左に引っかけてグリーン横へ。
    • 薄芝のライ。56度のウェッジを使わずに、9I で転がす。これがピン横をすり抜けて、3m のパットが残る。
    • カップ 1個のフックラインという読みと、タッチが合って、何とパーをゲット。人生2度目の「ハーフ30台」の瞬間であった。

ランチで新メニューの牛焼き肉膳を頼む。前祝いのビールを一杯。今月から名物「入間担々麺」はなくなり、「チャーシュー麺」に変更されている。

  • 10番パー4:
    • 左右の狭いホールだが、好調のドライバーを信じて打つ。真っ直ぐフェアウェイに。残り 115ヤードの打ち上げ。9I のコントロールショットか、PW のフルショットかを迷う。
    • PW のフルショットを選択、予想していたミスとは言え、左に引っかけてグリーン横のバンカーへ。
    • バンカーは無事脱出、残り 6m ほどのパットが残る。
    • 50cm ほど大きく左に切れると読んで打ったパットが、何と入ってしまう。パー。OUT の幸運はまだ続いているようだ。
  • 11番パー4:
    • ドライバーは真っ直ぐ 230ヤードほど飛んで、残り 138ヤードの左足下がりのライの第2打。
    • 難しいライからの 8I はミートせず、右のサブグリーン方向へ。残り 53ヤードを 56度のウェッジで乗せる。
    • 10m ほどの長いパットが残るが、これをぴったり OK の距離に寄せてボギー。
  • 12番パー5:
    • ドライバーは真っ直ぐフェアウェイに。残り 230ヤードを 5W で打つ。左に出たが幸い斜面からフェアウェイに出てくる。残り 55ヤードを 56度のウェッジでパーオン。
    • 8m の上りのパットを打ち切れず、1.2m ほどを残す。これを外して 3パットのボギー。うーむ。きっちりパーを取るべきであった…。
  • 13番パー3:
    • 131ヤードの打ち下ろし、122ヤードと見る。9I のコントロールショットをグリーン左に外してしまう。
    • ピンまで 7ヤードほどのラフ。薄芝よりは打ち易い。56度のウェッジのアプローチが何とチップイン!今日2度目のバーディーである。びっくり。
    • IN はここまで 4ホールで 1オーバー。もしかして「80切り」「70台」も狙えるのでは?一瞬、そんな思いが頭をよぎるが、そんな雑念・煩悩はすぐに打ち消す。
  • 14番パー4:
    • ここから短いけどトリッキーなホールが続く。5W のティーイングショットは右のフェアウェイバンカーに。雑念が消えていなかったのだろうか?
    • 残り 95ヤード、PW がダフってバンカーから出るだけ。残り 55ヤードを 56度で打つも 10ヤードほどショートさせてグラスバンカーに捕まってしまう。
    • 結局、4オン2パットのダブルボギー。ホールの罠にハマってしまった…。バーディーの後のダボは痛い。
  • 15番パー4:
    • 5W を左に引っかけ、林の中に。暫定球はナイスショットでフェアウェイへ。
    • 結局、第1打のボールが見つからず、ロストボール扱い。残り 80ヤードの打ち上げの第4打を PW のコントロールショットで乗せる。連続ダボ。
    • 結局、13番のバーディーを連続ダボでボギーペースに戻してしまった…。
  • 16番パー3:
    • 130ヤード、打ち下ろしを 15ヤードほど見て PW のフルショット。大きく左に外してしまうが、約10ヤードを 56度で 1.5m に寄せて何とかパーをゲットする。
    • ここはよく耐えたと思う。ここまで 5オーバー。ボギーペースより 2打少ない。残り 2ホールをボギー、IN を 43 でまとめれば、82 という自己ベスト更新が成立する。
  • 17番パー4:
    • ドライバーショットをミスして、左に打ち出すもフェアウェイには残る。
    • 残り 173ヤード、4U は砲台グリーンに届かず、45ヤードのアプローチを残す。これがピンをオーバーしてグリーンエッジに。
    • パターで寄せるも、残り 2m のフックラインが残る。これを何とか沈めてボギー。
  • 18番パー5:
    • 自己ベスト更新がかかった最終ホール。
    • これまで好調だったドライバーを左に打ち出してしまう。浅い左の OB エリアに。万事休す。
    • 打ち直しの段になって、ようやく「バックスイングを深く」という教えを思い出した。そうだ、疲れてバックスイングが浅くなっていたのだ。15番以降、ずっと左に引っかけていた。その時点で、この教えを思い出すべきであった。
    • 深いバックスイングからの打ち直しのドライバーは、少し左目に出たもののフェアウェイに。第4打 5W はダフリ気味。
    • 残り 146ヤード。かなり左足下がりのライからの第5打となる。斜面なりに立ち 7I で打つも、予想通り、低いスライスで右のサブグリーン方向へ。左足下がりなので、少し右足を下げてドローボールを打つ、あるいはボールを左に置いて高めの球を打つなどの工夫を思い出すべきであった。
    • 残り 47ヤード、薄芝であったが何とか 56度でグリーンに乗せる。残り 7m のパットを少しオーバーさせるも、下り 1m を慎重に沈める。OB + ボギーのトリプルボギー。
    • 何とか頑張ったものの、OB を打った時点で自己ベスト更新には届かなかった。残念!

こうやって振り返ってみると、ドライバー、アイアン、パットの好調さが改めてわかる。また 56度のウェッジでの 50ヤード付近からのアプローチ、グリーン周りの寄せも、概ねうまく行っていた。惜しむらくは、「バックスイングを深く」という教えを、後半、忘れてしまっていたことだ。左に打ち出したり、引っかけたりしたボールが出ていた時点で、バックスイングが浅くなり、手打ちになっていたことを思い出すべきであった。

自己ベスト更新はならなかったが、2度目のハーフ30台、84 という今年のベストスコアを、ゴルフの後によく行く小竹向原蕎麦屋長寿庵」でお祝いした。ここは肉厚のアジフライ、白海老の素揚げ、おでんといったおつまみが充実しており、祝勝会・反省会の定番の場所になっている。

思い返すと、83というベストスコアの時も、ショット、アプローチ、パットのすべてが調子がよかった。そしてよくよく思い出してみると、当時は難関の 6番ミドルホールが改修中で、実質 150ヤードのパー3になっていたのだった。そういう意味では、今日の 84 は事実上のベストスコアに相当すると言ってもいいかもしれない。

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入間CC新メニューの牛焼き肉膳、長寿庵での〆のざる蕎麦

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