Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

バックスイング:腕と体を同調させて、足を使って、深く捻転。手でレイドオフを作りに行かない

適切に切り返すには、適切なバックスイングが前提となり、そのためには正しくアドレスする必要がある。2022年の僕の要注意ポイントはバックスイングである。バックスイングが浅いと、さまざまなエラーを引き起こす

muranaga-golf.hatenablog.com

ゴルフスクールのコーチによれば、シャフトクロスを修正して、レイドオフのトップになりつつあるが、手でレイドオフを作りに行く傾向があるという。

muranaga-golf.hatenablog.com

大切なのは、腕と体を同調させてバックスイングすること。すなわち

  • 常に胸の前に腕・クラブがある状態をキープして、かつ、
  • 腕と体の距離を変えないようにバックスイングする

ことである。

腕だけ先行させてしまうと、体の動きが途中で止まって捻転が不足、バックスイングが浅くなり、その結果、トップに向かうところで腕を使ってクラブを上げてしまい、手でレイドオフを作ってしまう。

またインサイドにヘッドを引かないよう、テイクバックで飛球線と反対方向に真っ直ぐ引くという教えがあるが、それをやり過ぎて(overdo)はいけない。やり過ぎると、腕を先行させたバックスイングになってしまう。インサイドにヘッドを引くのは間違いだが、手元はインサイドに動き、ヘッドの軌道はあくまで円弧を描く。そのため手元と体の距離は一定にする。

腕と体を同調させて、胸の前にクラブをキープして上半身を捻転させる。

僕の場合、下半身を使うことも意識しなければならない:

足を使わないと上半身の捻転が途中で止まり、腕を使ってしまう運動連鎖になる。

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

腕と体が同調する感覚を身につけるためのドリルは:

  1. クラブのシャフトの部分を持ち、グリップを(左)腹に当てる。
  2. そのままの形をキープして、バックスイングすると、ヘッドが円弧を描く。
  3. ハーフウェイバック、シャフトが地面と平行になったポジション(P2)で、フェイス(リーディングエッジ)は体の前傾と同じ角度となり、地面を指す

三觜プロが「左ハンドル」と言っていたテイクバックである。

このポジションから、腕ではなく体を捻転させていけば、自然とレイドオフのトップとなる。わざわざレイドオフを作りに行く必要はなく、もっとシンプルにスイングを考えることができる。

腕でレイドオフを作りに行くと、腕でクラブを背中方向に回し、右回りの軌道を作る「偽のシャローイング」になる。正しくは、切り返しで体を回すことで、ヘッドが背中側に動き、インサイドからヘッドが下りてくる。決して手でヘッドを動かしてはならない。

muranaga-golf.hatenablog.com

深く捻転できていれば、左に置いたボールを打てる

muranaga-golf.hatenablog.com

そして深く捻転するには、ストレッチが不可欠である。歳を取ったら、筋力ではなく、可動域で飛ばす。可動域が小さいまま、筋トレをしても意味がない。可動域を大きくするストレッチが大切である。特に肩甲骨と股関節のストレッチを続けたい。