コロナ罹患からの復帰後、3週連続でホームコースの入間カントリー倶楽部をまわる。今回は、気の置けない友人(ライバル)たちとのラウンドである。ミスショットが多かったが、100ヤード以内、そしてグリーン周りのアプローチで粘り、大きく崩れることなく、久しぶりにダボフリー、ノーダボのゴルフを展開することができた。パーオン+ボギーオン率 94.4%、ボギーパットはほぼ OK の位置に着くという、精神的に負担の少ない楽なゴルフで、結果、パーを 6個取り、前半 IN:40(15パット)、後半 OUT:43(18パット)の 84 と、80台前半にたどり着くことができた。
今年1月にまぐれで 79 を出したことがあるが、その時もダボフリーであった。それ以来 8ヶ月ぶりということになる。僕のような非力なシニアゴルファーに、バーディは望めない。ボギーオンして、ときどきパーを拾うという地道なゴルフを、安定して展開する。そうすると 80台前半にたどり着くことができる。そのことを改めて認識したラウンドであった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2023.9.18 | 入間CC IN→OUT BG (69.0/92.0/124) | 5973 | 72 | 84 | 41 | 43 | 40 | 44 | 33 | 2 | 0 | 8.5ft、晴れ |
- スコア:84、パット:33(1.83)
- ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):44、ペナルティ:0
- パーオン率:22.2%、ボギーオン率:72.2%
- バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:66.7%
- ダブルボギー率:0%、トリプルボギー以上率:0%
- フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:11.2%
後半 OUT にて、1m - 1.5m のショートパットを 3つ外して、パーを逃がしたのが悔やまれるが、その前の 8m -10m のロングパットを寄せきれなかったのが要因となっている。一方、難しい下りのショートパットを 3回決めることができた。「溝なし」パッティングレールの効果は徐々に現れているが、もっと練習が必要である。
前半 40 で回りながら後半 48 と叩いた先週の開場記念杯の反省に基づき、ティーショットで大きなミスをしない、バンカーは一発脱出する、の2点を心がけた。今回、バンカーショットは 2回とも一発でグリーンに乗せることができた。
一方、リシャフトしたばかりのドライバーのティーショットは冷や汗ものであった。朝一番、10番ホールのドライバーショットを左に引っかけ、あわや OB というところだった。この後もミスショットしたのだが、残り 70ヤードの打ち上げをグリーンに乗せて、ここをボギーで切り抜けたのが大きかった。11番も左ラフ。240ヤードほど残ったセカンドを 5W で、ピンまで 40ヤードまで運び、そこから 1.5m に乗せてパーを取り、よい流れを作ることができた。
逆に 10番、11番でダボという可能性もあった。そうしたらいつもの 90台のゴルフになっていたことだろう。幸運な一日であった。流れに乗ることにより、3ホールづつを 3オーバー以内に上がるという、倉本昌弘流のゲーム・マネジメントができた。
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それにしてもドライバーや 5W のミスが多く、ロングホールでは苦労した。長いクラブのミスをリカバリーしたのは、PW や 50度のウェッジによる 80-100ヤードからのアプローチである。これらが着実にグリーンを捉えたのが大きかった。
Speeder NX BLACK を挿したステルス2(Stealth2)HD ドライバーが火を噴いたのは、唯一 17番ホールのみ。230ヤードほど飛んで、残り 130ヤードの砲台グリーンへの打ち上げを 8I でピンハイにつけ、パーを取ることができた。それ以外のドライバーショットは、まだまだ安定しなかった。左に引っかけたり、右に出した球にドロー回転がかからず戻ってこなかったり。ただ、先中調子のシャフトでうまくタイミングが取れた時は、ちゃんと飛距離も出るし、球も上がる。練習すれば大きな武器になることは間違いない。
コーチに言われて「明確に持ち球で球筋を描いて、ターゲットを狙う」を心がけているが、コースではなかなかドローがかからない。ドライバーもアイアンも右に抜けることが多かった。「ヘッドを走らせる」手首のリリースが不足していたことが考えられる。一方、出球が左に行くミスが出た時は、切り返しで力が入り、右肩が前に出る悪癖が顔を出していたことになる。切り返しで急がず、叩きに行かないことを心がけた。
この日は 84 が 2人、あとは 89、90 というハイレベルな戦いであった。互いに刺激しあいながら、いいリズムで回れたと思う。
先週、開場記念杯の後の反省会で、シングルプレーヤーに説教されていた飛ばし屋のライバルは、今回はドライバーを握る数を減らし、セーフティーなホール・マネジメントに徹していた。ラウンド後、いつもの小竹向原の蕎麦屋での飲み会(祝勝会)で話したのだが、彼の飛距離・ヘッドスピードは、入間の白ティーではオーバースペックになる。Bクラスにいるうちは、白ティーでのドライバーを握る回数を減らして、80台のスコアを積み重ね、Aクラス(ハンディ 15未満)入りする。そうすれば青ティー、黒ティーから、ドライバーを思う存分打てるようになる。
一方、還暦過ぎた非力なシニアゴルファーである僕が Aクラスに上がるには、今日のようなゴルフを地道に展開するしかない。100ヤード以内を必ず乗せる。バンカー、グリーン周り、そしてパッティングを磨く。ドライバーやフェアウェイウッドの精度を上げ、大きなミスを減らす。まだまだ課題が多い。
そういえば前日はクラチャン(クラブ選手権)の予選であった。1.5ラウンド、朝 7時から夕方 5時までかかったとのこと。予選通過は 123 のマッチングというから、黒ティーからハーフ 41 ということになる。トップのメダリストは 111!ハーフ 37 を 3回! 僕のブログを読んで、入間へ入会された方である。Aクラスの中でも最上級者たち、僕らにとっては天上人たちによる凄い戦いである。