2ヶ月ぶりの月例杯。ここのところ調子は悪くない。そう思って臨んだが結果は惨敗。OUT、IN ともに 49(16パット)と崩れた。
原因はドライバー、3W のティーショットの乱れ。OB 1発(5番 +3)。急斜面に行き、そこからのリカバリーに失敗するホール2回(9番 +4、17番 +3)。林から出すだけのホール 2回(11番 +2、14番 +2)。これだけ大叩きのホールがあっては、スコアメイクできない。
朝一番、2連続パーで勢いよく飛び出したのはよかったが、おそらく逆に余計な力が入ってしまったのだと思う。「40台前半が狙える」と思った 3番ホールから、ドライバーのテンプラが出始め、そのうち左に引っかけるようになった。まともに前に飛ばない。これではパーを取るチャンスは作れない。
3番テンプラ、4番テンプラ、そして 5番ではテンプラ気味に左に高くあがった球が、ついに OB。5番での打ち直しは左引っかけ。7番左引っかけ。9番もテンプラ気味に左へ。立つのがやっとの急斜面にボールはあり、リカバリーしようとして空振りするというおまけまでついた。何とかボギーペースに近かったが、この 9番で万事休すとなった。
前半3番以降は、おそらく相当力んでいたんだろうと思う。叩くからテンプラになる。上半身から切り返し、腰が回転不足になるから引っかけになる。それに気づいた後半は、意識して左足・左サイドから切り返すようにして、ようやくタイミングが合ってまともに当たるようになったが、今度はアウトからヘッドが入って右に出るミスも多く、林に入れたり(11番)、金網にぶつけたり(17番)。17番は斜面の上からのリカバリーがシャンク、これまた立っているのがやっとの急斜面にボールがあり、ここもトリプルを叩いた。
ドライバーの右に出るミスは、腰の回転がまだ不足していたからだと思われる。もしかしたらバックスイングの捻転不足も影響していたかもしれない。
これだけティーショットをミスしたのは久しぶりではないだろうか?暫定球もたくさん打った。スイングのチェックポイントの中で「左サイドからの切り返し」、そして「腰の回転」にラウンド途中で気づいたが、気づくのが遅すぎた。
唯一ドライバーがよかったのは 12番。たぶん今までで最も飛んだと思う。2打目で楽々「年金坂」を越えて、3打目は 60ヤード、ウェッジで狙えるところまで行った。そこからわずかにショートしてガードバンカーに入れてしまったのは、情けないと言うかご愛嬌というか…。この日の出来を象徴するかのようなミスショットであった。
調子が悪い時でも 95以内に収めたかったが、50ヤード前後から、こういうアプローチのミスも多く、貴重な一打を費やしてしまった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2023.10.8 | 入間CC OUT→IN BG (69.0/92.0/124) | 5973 | 72 | 98 | 49 | 49 | 46 | 52 | 32 | 2 | 1 | 9.5ft、晴れ |
- スコア:98、パット:32(1.94)
- ショット(60Y以上):46、ショートゲーム(60Y未満):52、ペナルティ:1
- パーオン率:16.7%、ボギーオン率:33.3%
- バーディ率:5.6%、パー率:27.8%、ボギー率:27.8%
- ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:16.7%
- パー3 計 +4 以下:+2
- パー4 パー 4H 以上:0H
- パー4 グリーンに打てる 7H 以上:4H
- パー5 計 +2 以下:+7
- トリプルボギー 2H 以内:3H
- トリプルボギー直後 +1内:2/3
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:4/15
まぁ、ひどいスタッツである。6 - 12 の項目は「85切り」のチェックポイントなので、今回はお話にもならない。
「2打目が打てるところに運ぶ」ティーショットの重要性を、つくづく思い知らされるラウンドとなった。
そして練習場で調子がよくても(練習場では、ドライバーも 3W もこんなに不安定なことはない)、本番では全くあてにならないことも。問題はその日のメンタルによって変わってしまう自分のスイングの異変に、本番のコースでいつ気づけるか、そして調整できるかということ。
本番のコースで「ざわつく心」にどう対応するか?今回のラウンドは、はからずも倉本昌弘プロの『本番に強くなるゴルフ』を再読すべき内容であった。
ラウンド後は、バンカーショットを中心に 30分の練習。
反省するより練習!どんなに打ちひしがれたとしても、練習しなければ上達はない。練習することによって、初めて前を向くことができる。