2024年初打ちとなる新年杯は、パーがたった一つというフラストレーションの溜まるゴルフだったので、そのリベンジを果たすべく、3連休の初日、再びホームコースを訪れる。3連休の中で最も暖かく風がない予報の日でもあり、メンバーである 2人の友人を誘った。
うち一人は新年杯も一緒にまわったシングルプレーヤーであり、バックティー(青ティー)からまわる。しかも 6,573ヤードと距離のある A グリーン。ハンディ 15未満の Aクラスをめざす身としては、バックティーから 80台を出すのが一つの目標である。
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結果は OUT:46(17パット)、IN:44(15パット)の 90(32パット)。自分としてはいいゴルフを展開して、新年杯のリベンジを果たしたと思うが、目標の 89 にあと 1打及ばず、ちょっと悔しい。
特に最後の 2ホールをボギーであがれば 89 だったのに、17番のドライバーショットが右のネットへ。痛恨のミスショットでペナルティーとなり、トリプルボギーを叩いてしまい、80台がなくなってしまった。その後の 18番パー 5では、右に左にショットが乱れつつも何とかボギーオン、10m 近いロングパットを沈めてパーで上がり、90 まで持って行っただけに、あと 1打の重みを痛感するラウンドとなった。トリプルを叩いてもあきらめずに、最終ホールで泥臭くパーを獲ったことは評価してもいいだろう。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024.1.6 | 入間CC OUT→IN (71.8/95.7/129) | 6573 | 72 | 90 | 46 | 44 | 42 | 47 | 32 | 1 | 1 | 9.0t、晴れ |
- スコア:90、パット:32(1.78)
- ショット(60Y以上):42、ショートゲーム(60Y未満):47、ペナルティ:1
- パーオン率:16.7%、ボギーオン率:50.0%
- バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:61.1%
- ダブルボギー率:11.1%、トリプルボギー以上率:5.6%
- フェアウェイキープ率:57.1%
- OB 発生率:0回、ペナルティ率:1回、ガードバンカー率:1回
- パー3 計 +4 以下:+4
- パー4 パー 4H 以上:1H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:7H
- パー5 計 +2 以下:+1
- トリプルボギー 2H 以内:1H
- トリプルボギー直後 +1内:0/1
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:6/19
正直、起伏が多い入間カントリー倶楽部の青ティー(Aグリーン、コースレート 71.8)の 6,573ヤードという距離は、非力な僕にとっては苦戦を強いられる。パー3 では長いクラブを持つことになるし、打ち上げも含めると 200ヤード前後残る OUT のパー4 の第2打では、フェアウェイウッドの精度が求められる。
当然、ドライバーショットでは「飛ばさなきゃ」と意識が働くのだろう、どうしても力が入る。そのためバランスを崩してフィニッシュが決まらない。口の悪いシングルプレーヤーの友人には、「素振りだけはシングルハンディキャッパーだね」とからかわれてしまう。ボールを目の前にした本番のスイングは別人のようで「横振り」しているらしい。
グリーンを狙うショットも、ショット・オブ・ザ・ディと言っていいナイスショットもあれば、単純にダフるというミスショットもあった。たとえばグリーンが見えない状態からのアイアンショットは、いい当たりでグリーンに乗る一方で、フェアウェイのいいライからのショットは大ミスをする。これも「乗せたい」という欲の産物と言えるだろう。
「乗らなくてもいい」「乗ったらラッキー」と気楽な気持ちで打った当たりの方が、ナイスショットとなる。この日は自分でも上出来のショットがいくつかあった:
- 6番パー4 第3打:左足下がり 120ヤード。9I がピンの左 1.5m につく。
- 難しい下りスライスラインのパットはわずかに外れ、ボギー。
- 7番パー4 第2打:残り 160ヤード。グリーンが見えないので、奥の林をターゲットにしての 5I が芯に当たり、グリーンヒットして奥に残る。
- 下り 15m のロングパットを打ち過ぎて、何とグリーンを転がり落ちてしまう。返しのアプローチを 1m に寄せるも決めきれずダボ。
- 9番パー5 第3打:残り 180 ヤード打ち上げ。花道にターゲットを定めた 3U が、狙い通り花道からグリーンオン、2m のバーディチャンスにつく。
- 上りスライスラインのバーディパットは、ラインに乗っていたものの 10cm ショート!決めきれなかった。
- 11番パー4 第2打:残り 210ヤード打ち下ろし。これも花道に行けばいいや、くらいで打った 5W が芯に当たり、ピン左下 6m にグリーンオン!
- 上りのパットを打ち切れず 1m ほど残してしまう。強めに打ったパーパットがカップをなめて 3パット。ボギー。
- 15番パー4 第2打:残り 130ヤード打ち上げ。グリーンが見えないので、奥の木をターゲットに打った 8I がピン右横 4m にオン。
- 今度はしっかり 2パットで沈めてパー。
こうして見ると、ナイスショットの後のパットをミスしているのも、パターンと言えるかもしれない。思わぬ転がり込んだチャンスに「入れたい」という欲が働いているのだろう。このあたりも、自分自身のメンタルの癖として、今後は要注意である。
今回、バックティーから自分なりに頑張ったゴルフをしたと思う。ハンディキャップは 15.5 と、A クラスまで 0.6 というところまで改善した。しかしここからが苦しい。
バックティーから 90 を出すと、J-sys のスコア・ディファレンシャルが 15.9 になる。レギュラーティーからだと 88 で 15.9(いずれも A グリーンの場合)。ということは、ハンディ 15未満の A クラスに定着するには、バックティーから 88-89、レギュラーティーから 86-87 というスコアを出すことが目安になると考えられる。20回中 8回はこのスコアを出す必要がある。いやぁ、Aクラス入りは、今の自分にはかなり高い目標であるということを改めて認識した。
バックティーから戦うためには、やはりドライバーショットの飛距離が欲しくなる。ただ年齢を考えると、これ以上伸ばすことはあまり期待できない。そうなると必要なのは、180-200ヤードを狙うフェアウェイウッド・ユーティリティの精度である。
そしてショートゲーム、特にパットはもっと磨かないといけない。シングルプレーヤーの友人には平均パット数 31 が一つの目安と言われている。あと 2打、パット数を減らしたい。
彼は18番ホールの第2打で OB を叩くなど、新年杯に引き続いてショットが不調。大叩きのホールがありながらも、42、44 の 86 に留めるあたりは、さすがシングルである。
さて、今回、同じ組になった方は、入間カントリー倶楽部の会員になる際に、またしても僕のブログを参考にした方であった。友人に「パッティング・レールを買うなら、僕のブログ経由で買ってね」と話していたところ、「小竹向原の蕎麦屋で飲んでいるお仲間ですか?」と尋ねられたことで判明した。これで 3人目。他にも入間のメンバーで読者の方は結構いらっしゃるのかもしれない。そう考えると、あまりみっともないゴルフはできないなぁ。非力で飛距離はなくても、泥臭くパーを獲るゴルフで、何とか A クラス入りをしたいものである。
この方は「一度ゴルフにきちんと向き合ってみよう」ということで、プロのレッスンを受け、かつそのプロの勧めにより、 PXG のクラブセットを揃えていた。そしてシングルプレーヤーの友人が食いついていたのが、BENOCK のパターである。
一方、BENOCK のパターカバーのサインに食いついたのが僕。何と笹原優美プロ(YouTube)のサインだと言う。聞けば彼女のレッスンを受けたとのこと。何と羨ましい!彼女の「ヘッドをフロントサイドを保つ」 YouTube の一連のレッスン動画からは、優しく丁寧な教え方を通して、その誠実な人柄が伝わってくる。僕だけではない。芹澤信雄プロも推している。
笹原プロの教えに従い、マイ目土袋を持ち歩いて、目土をされていた。彼女にいつも習うのは難しいとのことで、今はその師匠であるプロのレッスンを受けているとのこと。それが「キープレフト理論」「2点吊り子運動」の和田泰朗プロである。
そしてわれわれは今日も今日とて、小竹向原の蕎麦屋・長寿庵で新年会&反省会。スイング談義、道具談義は楽しい。帰りがけに「七味のり」をいただいた。