2024年の初打ちは、ホームコースの新年杯!シングルプレーヤーの友人と一緒に参加した。僕は今回が初参加。A・B クラス混合で同じレギュラーティー(白)からラウンドする。最高気温は 8度という寒さだったが、風がなく、ジャケットを着ずにプレーすることができた。
冬休みの間、練習していなかったせいだろうか。グリーンを狙うショットをミスする、アプローチが寄らない、パットが入らない。「泥臭くパーを獲るゴルフ」をめざすと宣言していたにもかかわらず、「乗らず、寄らず、入らず」で、パー1個だけという何ともフラストレーションの溜まるラウンドとなってしまった。
14ホール目でようやく 4m のパットが入ってパーを獲ったのだが、これが入らなければ、本当に寂しい初打ちになるところであった…。
OUT:48(17パット)、IN:45(17パット)の 93(34パット)。パーオン率 0%、ボギーオン率 72.2%。4つのダボのうち、2つが 3パット。グリーンを狙うショットの精度も低過ぎたが、グリーン周りのショートゲームが不調だと、まったくスコアメイクできないことを、改めて実感した。
1番ホールは、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン(残り 128ヤードの打ち上げを 8I)とうまく行き、フロントエッジにほぼパーオンするところまで持って行ったのだが、15m ほどの上りのファーストパットを打ち切れず 3m ほど残してしまい、そこから 2パットのボギー発進となった。ここをパーでスタートできれば、新年早々気持ちよく、ゲームの流れを作れていたのかもしれない。
48人が参加した Bクラスでは 80 台が一人だけ(89)、グロス 93 は 3位タイ、NET 78 は 17位タイという成績であった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024.1.2 | 入間CC OUT→IN (70.2/93.6/126) | 6216 | 72 | 93 | 48 | 45 | 39 | 54 | 34 | 3 | 0 | 9.5t、曇りのち晴れ |
- スコア:93、パット:33(1.83)
- ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):54、ペナルティ:0
- パーオン率:0%、ボギーオン率:72.2%
- バーディ率:0%、パー率:5.6%、ボギー率:72.2%
- ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:0%
- フェアウェイキープ率:64.3%
- OB 発生率:0回、ペナルティ率:0回、ガードバンカー率:3回
- パー3 計 +4 以下:+6
- パー4 パー 4H 以上:1H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:8H
- パー5 計 +2 以下:+4
- トリプルボギー 2H 以内:0H
- トリプルボギー直後 +1内:0/0
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:1/19
簡単にボギーにはしない上級者の友人のプレーは参考になった。彼のアドバイスも参考にしつつ、今回のラウンドを反省する。
パットについては、ロングパットの距離感が合っていなかったこと(1m 以内に寄せられなかった)、ライン読みが合っていなかったこと(斜め上からの下りパットが予想以上に流れた)、1m のショートパットをミスしたことが課題である。ラウンド後は、練習グリーンに直行し、ロングパットの距離感を合わせる練習を 30分行った。
ショートパットの練習は、レールに勝るものはない。友人も絶賛しており、僕が勧めたことを感謝していた。
ちなみにアラインメントについては、ボールマークで合わせると同時に、10-15cm 先にスパットが見つかればそれを目標にするそうだ。
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バンカーショットはすべて脱出したものの、ピンをオーバーしてグリーン外まで転がってしまうケースが 2回。うまくバンスがつかえていないか、砂のとる量が薄かったか。今年も練習が必要である。
7番ではピンまで 50ヤードもあるサブグリーンのバンカーに入れてしまった。これは右の林から低く出す際に、ロフトのあるクラブでの距離感を間違えたマネジメントミス。とにかくフェアウェイに出せばよかったのに、低い球が予想外に転がっていってしまった。
アプローチについては、友人のように、もっと低く球を出して転がしていった方がよかったかもしれない。彼はまず 50度で寄せることを考え、その後、56度や PW の選択肢を検討すると言う。エッジの先 1m に落とす方が精度が高い。同じ打ち方でクラブを替える倉本昌弘流を参考にしていると言う。
ここ数年、ソールを滑らせるアプローチを覚えるべく、56度を中心にしてきたが、50度をもっと積極的に使うことにトライしたい。
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ドライバーショットは、右へのプッシュスライスが何度かあった(3番、4番、7番、12番ホール)ものの、全般にはまずまずであった(フェアウェイキープ率 64.3%)。そのためセカンドショットでグリーンを狙えるパー4 のホール数は 8ホール。しかしそのセカンドショットでのミスショットが多かった。3U をチョロしたり、アイアンショットが右に抜けていったり。パー3 のホールでも同様で、ラウンド全体におけるグリーンオンの成功率は 1/19 と超低調。
その原因は、友人にも指摘された。「今日はバックスイングが浅い。」これはまさに自覚していたことである。フルバックスイング時の打点がいまだ不安定なので、練習では振れても、本番では振れていない。バックスイングが浅いと、切り返しの間が取れず、上半身や腕を使って叩きに行ってしまう。そうするとアウトからヘッドが入り、スライスしてしまう。
- 背中の筋肉を使って、背中をターゲットに向ける
- 左足の踏み込みで切り返す
これを本番でも意識して行いたい。そしてラウンド中でも、捕まらない時は、手首のリリースのタイミングを早める調整を行えるようになりたい。
その友人もショットが不調であった。打ち方を試行錯誤していたらしく「第6のやりかた」でようやくいいショットが出るようになったらしい。前半は 43 だが、後半は 39。倉本昌弘流の 3ホール 1オーバーのマネジメントで、しっかり 30台でまとめるところがさすがである。
「こっちは一つのやり方を覚えるので精一杯なのに、やり方を 5個も 6個も持っているって、どういうこと?」と聞くと、ポイントはやはりバックスイング(テークバック)で、始動時に何を意識するかを変えているとのこと。ヘッドを遅らせるように引く、右膝をキックインする、胸郭から動き出すなど、彼なりにいくつかのやり方があり、不調の前半はどれがよいか試していたらしい。
なるほど。ラウンド中に調整していたのか。さすがである。
見習うべきは、簡単にボギーを叩かないところである。パーオンさせるショットの精度は言うまでもないが、グリーン周りからのアプローチは必ずワンピン内に寄せる。パットでは時間をかけて慎重にラインを読む。バーディパットはきっちり OK に寄せるし、1m - 2m のパーパットは必ず入れてくる。
彼我の違いが如実に表れたのが、最終 18番のロングホールである。第3打地点、ピンまで 85ヤード、打ち上げ 10ヤードのほぼ同じ位置に球はあった。ピンはグリーン真ん中から 7ヤード手前に切ってある。
先に打った僕は、PW が少しダフって低く出た分、グリーンヒットしたものの奥のエッジまで転がってしまい、10m 以上の下りのパットを残してしまった。それに対し、友人はきっちりフロントエッジの先に球を落とし、上り 2.5m のところに止めていた。彼はバーディこそ逃したものの楽々とパーで上がったのに対して、僕は 1.5m の上りのパーパットをわずかに打ち切れずボギー。
こういう風に 1打づつ引き離されていくのである。ショット不調とは言いながら、バーディ 1つ、パー 10個かぁ。上級者とのラウンドは、本当に勉強になる。
帰りの電車の中で、教わったこと:
- Aクラス(ハンディ 15未満)まであと一つ
- 平均パット数をあと2つ減らしたい。平均パット数は 31 - 32 にすべし
- Aクラスに定着するには、白ティーから 86-87 で回りたい
- 平均 85 は立派なシングルプレーヤー
- PLD Milled Putter おススメ:
- フィッティングをして自分に合うパターを作ったので、自信を持ってパッティングできる
- そろそろパター替えてもいいんじゃない?
- 「DEEP・ゴルフ」という BS フジの番組は参考になる
確かに僕は同じパターを長い間使っている。フィッティングをして、Odyssey の 2-Ball を使い始めて、6年半。その間、平均パット数は 1.6 減らしたが、あと 2つ 減らすのは至難の業に思える。パターを替えると、いいことあるのかしら?6年前とは打ち方も変わっているし、フィッティングしてみるのも面白いかもしれない。
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帰宅後は、お土産に買ったゴマ団子と、正月用に買い揃えてあったビールで、反省会。Spring Valley を開けるのは祝杯の時と決めているが、今日はお正月だから、まぁいいでしょう。