Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

4ヶ月連続のベストグロスがかかった B クラス月例杯。80台をめざすも、ショートゲームのミスが多く撃沈…(入間CC AG)

気温は 11度まで上がったものの、先週に引き続き、6m/s の強風が吹くホームコース。4ヶ月連続のベストグロスがかかった B クラス月例杯(ハンディ 15以上)に参加する。試合開始前から「自分で自分にプレッシャーをかけてどうする?」とも思うが、ベストグロスをいやがうえにも意識してしまう。

この日のコースハンディキャップは 14(僕のハンディキャップは 15.2)。パープレーには 86 というスコアが必要になる。腰に不安も抱えており、80台にたどり着くこと、つまり 89(OUT:45、IN:44) を目標として臨んだ。

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ドライバーを含めてショットはまずまずであったが、ショートゲームのミスが多く、前半 OUT は3連続ダボ、後半 IN はトリプルボギー 2回を叩く。それでも OUT はパーを取り返し、目標通りの 45(15パット)と粘ってはいたのだが、風が強くなってからの IN はパーが取れず、2つのトリプルボギーを最後まで取り戻すことができなかった。

OUT:45(15パット)、IN:49(17パット)。短い IN コースで叩いたのは悔しい。

因みに本日のベスグロは 89、ただ一人であった。つまり 89という目標設定自体は妥当なものであった。そして計画通りには行かないのが、ゴルフである。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2024.3.10入間CC OUT→IN (70.2/93.6/126)6216729445493856323010.5t、晴れ、風速 6m/s

  1. スコア:94、パット:32(1.78)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):56、ペナルティ:0
  3. パーオン率:5.6%、ボギーオン率:50.0%
  4. バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:55.6%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:71.4%
  7. OB 発生率:0回、ペナルティ率:0回、ガードバンカー率:3回
  8. パー3 計 +4 以下:+5
  9. パー4 パー 4H 以上:1H
  10. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:8H
  11. パー5 計 +2 以下:+3
  12. トリプルボギー 2H 以内:2H
  13. トリプルボギー直後 +1内:2/2
  14. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:1/17

悔しい結果に終わったが、ある意味、自分の弱点、強化すべき課題が明確になったという点では、有意義なゲームであった。

ドライバーショットはまずまず。腰に不安があるものだから、マン振りしない。したがってフィニッシュが取れる。力まずに振ることでミート率がよく、キャリー 200ヤードがほぼコンスタントに出ていた。17番では右ドッグレッグのフェアウェイを突き抜けており、ランも含めると 240ヤード飛んでいた。

要するに、フィニッシュが取れる力感、すなわち素振りの力感、リズムとテンポで振ればよいこと、上半身の力みを抑えて脚を使うべきであることを、改めて確認することができた。

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問題はセカンドショット以降である。グリーンを狙うショットの精度が、1/17(6%)と低過ぎる!パー4 でグリーンを狙えるのが 8ホールあるのに、パーオン率 5.6% はひどい。

アイアンショット自体は、もっとパーオンできてもおかしくない出来だった。今日は番手選択のミスが多かったと思う:

  • 8番パー3:
    • 150ヤード+アゲンストで、170ヤード打つところを 4U まであげてグリーンオーバーした。
    • 5I を選択すべきだった。
  • 10番パー4:
    • 第3打、110ヤード+10ヤード打ち上げ。9I でグリーンヒットするも、右奥にこぼれた。
    • さすがに PW では届かなかったろう。9I の左右の精度向上!
  • 12番パー5:
    • 第3打、75ヤード+フォロー。56度のハーフショットの当たりが薄く、わずかにグリーンに届かず。
    • フォローを怖れ過ぎた。56度のスリークォーターショットか、50度のハーフショットを選択すべきだったのではないか?
  • 14番パー4:
    • 第2打、150ヤード+フォロー。手前から速いグリーンなので、8I ではなく 9I を選択。ナイスショットだったが、わずかに届かず。
    • 8I を選択すべきだったかも。いや、その後のアプローチのショートが痛い。
  • 16番パー3:
    • 163ヤード+20ヤード打ち下ろし+フォロー。9I がわずかにダフり、手前のバンカーに捕まる。
    • 8I を選択すべきだった。あるいは 9I の左右の精度の問題。グリーンとグリーンの間を狙ったはずなのに、左に捕まった。
  • 17番パー4:
    • 第2打、133ヤード+10ヤード打ち上げ+アゲンスト。グリーンヒットするとオーバーすると思い、8I を選択。いい当たりなのにわずかに届かず、砲台を下ってきてしまう。
    • 7I を選択すべきだった。

ドライバーが真っ直ぐ飛んでいたのとは対照的に、フェアウェイウッドはうまくミートしないミスもあったし、横風でだいぶ流される場面が多かった。ちょっとドロー回転がかかった球が、大きく左に曲がったり、スライス回転のかかった球が、アゲンストで戻されたり。

さらにグリーンを外した後の、残り70ヤード以内の精度も低過ぎた。薄いベアグラウンドのようなライ、上り傾斜、風の影響などもあって、ショートさせるミス多発。

  • 4番パー4:
    • 第3打、残り 50ヤード打ち上げ。56度をショートさせ、ボギーオンならず。
    • 上り傾斜を考慮して、強く打つべきだった。
  • 5番パー4:
    • 第3打、残り 46ヤードだが、ベアグラウンドのようなライ。56度を大ダフり。
    • その後同じようなライの50ヤードから、2m にオンさせると言うチグハグ。
  • 6番パー4:
    • 第3打、右サイドから残り 50ヤード。4番・5番のミスが頭によぎったか、切り返しの間に余裕がなく、シャンク。

50ヤード前後のミスから、4番から6番の難しいパー4を 3連続ダボとするようでは、ゲームを作れない。

  • 10番パー4:
    • 第3打がグリーン右奥にこぼれ、そこからのアプローチが下り傾斜を怖れて寄らず。
    • 下りの 6m のファーストパットも大きくショートさせて、3パットのトリプル。
  • 13番パー3:
    • 直前の 12番で1.5m のパーパットを外して、流れを作れず。
    • 直後の13番は 7I が捕まって左バンカーへ。左足下がりのライからダフって脱出できず。3打目はトップしてグリーンオーバー!
    • ここから1.5mに寄せるも、パットを決め切れずトリプル。

10番と13番のトリプルボギー2つで、メンタル的にはだいぶやられた。14番以降で、パーを取ろうと焦るが、結局一つも取れず仕舞いに終わる。

まぁこういう日もある。番手選択も含めてショットのミス、そしてショートゲームのミスが重なった。自分なりには精神面で切れそうになるのを耐えて、最後まであきらめずに頑張ったゲームであった。スイングの内容的には、80台にたどり着けたラウンドであっただろう。

今日の PCC は 2.0 と難しい状況であった。ハンディキャップは 15.2 と変わらず。しかし次回以降、80台を出していかないと下がってしまい、Aクラス入りがまた遠のいてしまう。ハンディ 15 の壁を改めて感じている。

ドライバーショットの力感、セカンド以降の精度(長いクラブのミス、風を考慮したアイアンの番手選択)、バンカーショット、アプローチの精度など、課題が明確になったのだから、また練習に励もう。

朝のバンカー練習ではまずまずだったんだけどなぁ。左足下がりなどさまざまなライを含め、まだまだ練習が足りない!

そして風が強い中、あれこれ考え、試行錯誤しながらゲームを組み立てようとしているうちに、スイング技術の向上だけではないゴルフの面白さが、ほんの少しわかってきたような気がする。今の自分の技術の範囲で、今置かれている状況の中でできることを考え、それをつなげていく妙味。精神的にきつい中で、そういう新たな感覚があったような気がする。

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先日の積雪で、練習場(レンジ)が当面使えなくなってしまっている。最近、僕は朝のショット練習をしないのだが、早く復旧されることを望んでいる。

冬の間は、東武東上線坂戸駅からゴルフ場に向かうクラブバスから、富士山がよく見える。今日は忘れずに写真に収めることができた。

衝動買いした Ai-ONE 2-Ball パターは、なかなかよい感じ。ロングパットは多少芯を外しても転がってくれる。その一方で 10.5ft の高速グリーンの急な下りで「触るだけ」の微妙なタッチも出せる。7年ぶりに、エースパターに昇格しそうである。

ところが何と「AI 設計のフェース Ai-ONE と、三角ネック TRI-BEAM を合体」させた究極の 2-Ball パターが 4月に発売されるらしい。どうする、俺?

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