上級者の友人とホームコースのバックティーから回る。暖かく風も弱いゴルフ日和。直前のゴルフスクールで「バックスイング時に左肩が下がっている」と指摘を受け、その修正がまだできていない状態でのラウンドとなった。
バックティーからの「90 切り」に向けて、連続パーとまたとないスタートを切った前半 OUT。しかし 8番パー3 のバンカー脱出に失敗してトリプルを叩き、45(14パット)としてしまう。
目標達成に望みを残しての IN も、11番パー4 でバンカー脱出に失敗してダボ。その後は林に入れたり(14番)、パー3 でアプローチのミスが続いたり(13番、16番)で、何と 52(17パット)と崩れ、97(31パット)と不甲斐ない結果に終わってしまった。ハンディキャップは 15.2 から 15.5 に逆戻りである。
先週の月例競技と同じように後半 IN で大叩きするゲーム展開。技術的な課題も変わらない。グリーンを狙うショットの精度、フェアウェイウッドの精度、バンカーショット、薄芝のライからのアプローチミス。
バンカー脱出失敗からの大叩きがいただけない。朝のバンカー練習場ではちゃんと一発脱出できるのに、本番ではきちんと振り切れずに失敗してしまう。ラウンド後もバンカー練習に向かうが、ちゃんと脱出できていた。ときどきバンスが使えず深く入ってしまったり、距離感を出せなかったりするものの、僕のレベルであれば、とにかく一発で脱出させること、あわよくばグリーンに乗せることが先決である。本番で失敗するということは、やはり「心がざわつく」メンタルの問題もあるのだろう。自信がないものだから、怖がって合わせに行き、振り切れていないということだろう。
グリーンを狙うショットのミスも相変わらず多い。パーオン率 0 % はひどい。これもメンタルに起因すると思っている。「乗せたい」欲からの力みである。
そしてマネジメント的にも少しリスキーな選択をしてしまい、それがミスにつながっていた。たとえば 6番は第2打をグリーンに近づけるべく 4U を選択して、チョロってフェアウェイバンカーに入れてしまった。ライが難しいところだったので、無難にショートアイアンを使うべきであった。14番もティーショットのミスを取り返すべく、サブグリーンまで届く 4U を選択したが、ボールは右の林に突入してしまった。こういったマネジメントのミスでも 3打は損している。
バンカーショットにしろ、グリーンを狙うショットにしろ、「成功体験」を増やすしかないと思っている。「卵が先か、鶏が先か」という話ではあるのだが、失敗体験ばかり多くて、かえって力むミスにつながっている。成功体験が増えれば、徐々に改善に向かうと信じたい。そのためには、過去にも未来にも思いを馳せず、目の前の一打への集中することである。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2024.3.16 | 入間CC OUT→IN (71.8/93.6/126) | 6573 | 72 | 97 | 45 | 52 | 40 | 57 | 31 | 5 | 0 | 10.5t、晴れ |
- スコア:97、パット:31(1.72)
- ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):57、ペナルティ:0
- パーオン率:0%、ボギーオン率:55.6%
- バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:44.4%
- ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:16.7%
- フェアウェイキープ率:64.3%
- OB 発生率:0回、ペナルティ率:0回、ガードバンカー率:5回
- パー3 計 +4 以下:+8
- パー4 パー 4H 以上:1H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:6H
- パー5 計 +2 以下:+3
- トリプルボギー 2H 以内:3H
- トリプルボギー直後 +1内:2/3
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:3/19
唯一よかったのは、ドライバーショットだろうか。口の悪い友人には「素振りだけはハンディキャッパー」とからかわれていたが、今日は「(素振りだけでなく)実際のショットも横振りになっておらず、よかった。5番と10番のドライバーショットは、今年一番では?」と褒められた。
最近の練習テーマである右足の使い方が身について、足が暴れずにフィニッシュを決められるようになってきたということだろう。上半身が力まずにスイングできると、いいショットになる。バックティーからだと力みがちだったが、先週同様、いい力感でドライバーを振れて、真っ直ぐな球筋で 220 ヤードほど飛んでいたように思う。
後半の大叩きが悔しいが、友人には「前半はシングルプレーヤーみたいだった。それだけのポテンシャルはあるということ」と慰められた。そうだ、うなだれる必要はない。頭を上げて前を向こう!
そのシングルプレーヤーである友人は、今「ひぐけんゴルフ」の左足踏み込みによる地面反力にハマっていて、僕にもさかんに勧めてくる。これについては稿を改めたい。