Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

ヘッドを走らせる。絶対に右に行かない球を打つ。

ドローボール打ちの僕は、球を右に出す。左に打ち出して引っかけることはほとんどなく、ミスが出るとしたら、右に出たボールがそのままプッシュアウトしたり、球が捕まらずにスライスしたりする。

そんな僕にとって、ホームコースである入間カントリー倶楽部のスタートホールは、1番は右に OB、10番は池(RPA)があり、どちらも絶対に右に行かせたくないホールである。心穏やかにスタートしたいホールだが、朝一のドライバーショットは緊張する。

特に 10番ホール。左の OB が浅く、それを警戒するあまり、右にプッシュアウトすると 180-200ヤード先(ティーエリアによる)の池に捕まる。

1番ホール Par 5

10番ホール(Par 4)

コースマネジメントの基本に従えば、「池に届かないクラブを持つ」というのが正解であろう。月例競技でも、10番ホールでドライバーを握らない人が多いかもしれない。シングルプレーヤーの友人も、ここはドライバーを握らない

しかし僕のゴルフスクールのコーチは「ドライバーで打て」と言う。

  • ドライバーで突き抜けるようなホールで刻むのはありだが、このホールはそうではない。フェアウェイ幅は十分ある
  • 右の池にたとえ入ったとしても、ワンペナで、そこからボギーオンしてパーを取るチャンスは残る
  • 3W や 5W を握って、もし左に行ってしまったら OB になる

要するに「自信を持ってフェアウェイの真ん中に打て。最初からそんな弱気でどうする?」という訳である。10番ホールのフェアウェイの幅は 25-30 ヤードくらいだろうか?その幅の中にきちんとドライバーで打てるようにしなさい、というアドバイスと受け止めよう。

となると、必要なのは「絶対に右に行かない打ち方」である。それにはどうするか?

  • いつもよりヘッドを走らせる感覚で打つ
    • フェイスを返すのではなく、ヘッドを走らせる

そのためにはどうしたらいいか?練習する中で僕なりに辿り着いた工夫は次の通り:

  • インパクト後にヘッドが最速になるイメージで振る
  • インパクト時の手首のリリースを意識する
    • しかし体の回転は止めない

絶対右に行かせない。ヘッドを走らせる。普段からそういう練習をしておこう。

さて朝一番のティーショットに向けて、もう一つ練習していることがある。「ショット練習をしないでいきなり本番で打つ練習」である。練習なしでいきなりドライバーを握っても、それなりの球を打つ練習。

実は最近、朝レンジに行けず、柔軟体操とパッティング練習のみで本番に臨んだ時の方が、スコアがいいという経験が何回かある。先日、自己ベストの 70台を出した時もそうだった。朝のレンジで「今日は球が右に行くなー」などと余計な情報が入ってしまうこともある。だとしたら、練習しなくてもいいのではないか?

とは言っても、素振りだけでいきなりドライバーを打つのはかなり不安である。その本番での不安な状況を、ふだんの練習場でも再現する。朝一のショットだと想定して、「絶対に右に行かせない」と自分にプレッシャーをかける。本番のティーグラウンドと同じような状況を想像する。切り返しで間を作ること、自分のリズムとテンポを思い出すことにポイントをおいて、何回か素振りをする。そしてドライバーを打つ。

そのショットが思い描いたように、右に行かず、そこそこの球が出れば OK である。

ただし、この練習の難点は、その日の最初の一発しか練習できないということである。

因みに、コーチたちは仲間うちで行くときは「練習しない」とのこと。朝のレンジでの練習はアップと同じ。ストレッチ・柔軟だけやって、いきなりティーグラウンドに立つとのこと。

入間カントリー倶楽部のコース戦略について

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