Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

2019年打ち納めはショット復調の兆し、しかしショートゲームのミスが多く、スコアメイクできなかった(入間CC)

今年の打ち納めはホームコースの入間カントリーにて。気温は7度までしか上がらず、ボールも思ったほど飛ばず、グリーンは 11ft と高速。典型的な冬のラウンドとなった。2週間前に来た時は、パーオン 0%でもショートゲームが冴えてスコアメイクしたのに対し、今回は対照的にショットは復活したものの、ショートゲームのミスが響き、95 というスコアになってしまった。前半 IN は 2m 前後のパットを 2度ほど決めて、何とか 45。しかし後半 OUT は、2番から 4番まで 3ホール連続でトリプルを叩いてしまって 50。この 3ホールがスコアメイクできなかった原因のすべてであった。

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2番 Par 3 では 9I で左に引っかけての池ポチャ。ショートアイアンを持つ以上、頭では予想しているものの、案の定やってしまったミス。打ち直しの第3打もグリーン左に外し、寄らず入らず。3番 Par 4 では残り 30ヤードの花道からの第3打のアプローチをトップさせて、グリーン奥のラフへ。そこからは下りのアプローチになる。うまくエッジに落としたものの、ボールはそのままコロコロ転がってグリーンを通り越し、さらには砲台の下まで行ってしまった。グリーン前後で行ったり来たりして、5オン2パット。それ以降、アプローチのミスを恐れて慎重になり過ぎて、身体全体ではなく手で打ちに行き、かえってミスしてしまう。4番 Par 4 も残り 90Y からの第3打、PW が薄めに当たり右奥に外してしまう。2段グリーンの上に落とすアプローチを、今度はショートして、ここも 5オン2パット。一つミスが出るのは仕方がない。ミスが連続してしまうのが反省である。

3連続トリプルボギーで流れとしては最悪だったが、5番 Par 4 でパーを取り、何とか悪い流れを断ち切った。といっても、このパーも実はミスからのラッキーなパーだった。残り 147Y の第2打を 6I で打ったら力が入ってダフってしまったのだ。しかしそれが冬芝のフェアウェイをうまく転がって、なんとパーオンしたのである。大きめの番手を持ったからこその幸運であった。

6番でも 30Y のアプローチを慎重になり過ぎてショート、ダボを叩くが、7-8番とボギーに収め、9番 Par 5 でも 25Y ほどのバンカーショットを AW でうまく 1m に寄せられてパーを奪取。3連続トリの悪い流れを、何とか耐える方向に持ってこられたのが幸いだった。


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.12.21入間CC IN→OUT (BG) (68.5/120)5973729545504054351111ft、曇り、気温8度

  1. スコア:95、パット:35(1.94)
  2. ショット:40、ショートゲーム:54、ペナルティ:1
  3. パーオン率:11.1%、ボギーオン率:61.1%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:44.4%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:71.4%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:5.6%

ドライバーはときどき右に抜けたりスライスしたりしたものの、ほぼ真っ直ぐ飛んで、フェアウェイキープ率 71%。ロングホールの第2打で使った 5W もミスすることなく 190-200ヤードを 稼いだ。しかし残り 100-160ヤードからグリーンを狙うショットは、力んでダフるミスが多く、メンタル面での課題が残った。とは言え、ここ数ヶ月、不調だったショットの調子がだいぶ戻ってきた。そしてショットが回復してくると、改めてショートゲームの重要さが身に染みてくる。

2週間前とのラウンドと比較すると如実にわかるが、やはりスコアはショートゲームで決まる。100ヤード以内、そしてグリーン周りからのアプローチと、パット。これに尽きる。100ヤード以内に入ってから、さらに集中力を高めるようなマネジメントが必要かもしれない。またホームコースに行くときは、必ず自然芝のアプローチ練習場でひとしきり、AW によるピッチ&ランと、9I によるランニング・アプローチを練習している。キャリーとランの割合、落としどころを確認しているのだが、もっと練習を増やして、精度上げたりミスを少なくしたりしていくべきなのかもしれない。

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今日一緒に回った飛ばし屋は、ドライバーだとキャリーで 250ヤード、ロフト 13.5度の 3W(スプーン)で 230ヤード飛ばす。つまりスプーンでも、僕のドライバーショットが軽く置いて行かれてしまう。今まで飛距離という点で苦労をしたことはないとのこと。今日は 2発の OB を叩いたドライバーを途中から封印していたが、86 というスコアで回っていた。入間のレギュラーティーからだと、第2打目はショートアイアンかウェッジになるようだ。こういう人を見ると「飛距離は武器だ」と感じざるを得ない。

夜は例によって、坂戸駅前の「居酒屋 うかい」で反省会。そうそう、ランチにはこの季節の名物、「熱々石窯カレーうどん」を食べたのだった。ちょっと重かったかなー。

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熱々石窯カレーうどん

ameblo.jp

友人のホームコースに初挑戦!OB 3発ながらもまずまずのスコアで回ることができた(大相模CC:中→西)

友人(ゴルフのライバル)が大相模カントリークラブの会員になったので、早速、挑戦させてもらった。大相模カントリーは1968年(昭和43年)開場で、50年以上の歴史を持つ。1977年(昭和52年)開場の入間カントリーと同じように、ちょっとレトロな昭和の香り・雰囲気を感じさせるゴルフ場である。東、中、西の 27ホールからなり、今日は中→西コースとまわった。コースレートは 69.4 だが、スロープレートが 130 と、アベレージゴルファーには難しいゴルフ場である。20-30 ヤード、場合によっては 50ヤードも豪快に打ち下ろしていくホールがある。

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大相模CC 練習グリーン

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大相模CC 中コース 1番 30ヤードの打ち下ろし

どうやら中コースが一番フェアウェイが狭く、トリッキーだったと思われる。「え?あのくらい右に行っただけで OB になるの?」と、2番、7番でそれぞれ OB を叩いてしまう。ドロー回転がかからず、15ヤードほど右に打ち出しただけで、浅い OB ラインを超えてしまった。そしてグリーン周りのティフトン系の芝にやられて、アプローチもざっくりを 2回。3パットも 3回あり、中コースは 50(19パット)を叩いてしまう。

西コースは、中コースより広い。ドライバーもアイアンもそんなに悪くなく、1番で 10m 近い上りのパットが決まってバーディ!2番も 2.5m のパーパットを決めて上々のスタートを切る。しかし 3番でまたしても右への OB を叩いてしまい、トリプルボギー。その後は 6番ショートホールでパーを取った以外は、すべてボギー。1m - 1.5m のパーパットを外すこと 3回。OB を打ったものの 43(16パット)で回ってくることができた。ハンデ 21 の人であれば、93.6(= HDCP x slope rate ÷ 113 + couse rate = 21 x 130 ÷ 113 + 69.4)で回る難易度なので、今回の 93(35パット)は、初めてのコースにしては、自分のハンデ通りの成績で、まずまずのスコアであったと言えるだろう。

またパーオン・ボギーオン合わせて 77.8%、ショット数(ロングゲーム) 37、60ヤード以内のショートゲーム 50(パット数含む) と、内容もまずまずであったと思う。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.12.15大相模CC 中→西(AG) (69.4/130)634972935043375035069.0ft、晴れ、気温12度

  1. スコア:93、パット:35(1.94)
  2. ショット:37、ショートゲーム:50、ペナルティ:6
  3. パーオン率:22.2%、ボギーオン率:55.6%
  4. バーディ率:5.6%、パー率:27.8%、ボギー率:33.3%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:50%、OB 発生率:16.7%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:0%


ドライバーは腰の回転不足で、ドロー回転がかからず、右に打ち出してそのまま戻ってこなかったり、若干スライスしたり。大相模CC だとこれが OB になってしまった。もっと思い切り「振り切る」ことを意識すべきであった。とは言え、西コース 5番、8番のように 430ヤードの Par 4 を 30-50ヤードも豪快に打ち下ろしていくホールでは、真っ直ぐ飛んだ球が転がり、残りは 130ヤード切っていた。これってもしかしてドライバーショットが 300ヤード飛んだってこと?…というように、随所によい当たりがあり、復調の兆しを感じている。

アイアンはまずまずの当たり。右足ベタ足を意識したこと、そしてシャフトのしなり戻りが感じられそうなタイミングで、急がずに振るようにしたことが奏功した。パーオンはしないまでも、グリーンエッジ、あるいはパターが使えるところまで運ぶことができ、そこからパターで寄せてのボギーというパターンが多かった。せっかく作った短いパーパットのチャンスを何度か外したのが残念である。

ティフトン芝の場合、ヘッドの重みを感じるようなアプローチの打ち方だと、「ざっくり」してしまって全く飛ばなかった。あえてしっかり手首を固めて、身体の回転で振り抜くような打ち方に変え、芝の抵抗に対抗。後半、西コースでは大きなミスがなかった。

友人が会員になったので、大相模カントリーには、今後何度も挑戦することになるだろう。特に中コースの戦略性、ターゲットを絞ったマネジメントとショットの精度が要求されるところで、よいスコアが出せるようになると、その実力は本物と言えるだろう。

この季節特有の問題なのだろうか。コース中、ところどころに野生のイノシシが芝を掘り返しているのが目についた。夜の間に、餌のミミズを探すらしい。ゴルフ場のメンテナンスの苦労が偲ばれる。

朝の練習は、隣接した ASC ゴルフ練習場で行う。ロッカーナンバーで、1,000円のプリペイドカードを買い、1回 40球(600円)の練習ができる。残った 400円は次回行った時に 26球分の練習ができる、ということのようだ。

大相模CC は圏央道の相模原愛川IC から 20分ほど。横浜の自宅から、東名高速に乗り、渋滞なしだと 1時間(高速料金 1,220円)で行くことができる。帰りも海老名から大和トンネルまでの渋滞に巻き込まれたが、完全に止まることはなく、80分ほどで帰宅することができた。

久しぶりのホームコースはショートゲームが冴えた(入間CC)

1ヶ月半ぶりのホームコース。前々日までの予報は雪交じりの小雨模様。一時はキャンセルすることも考えたほどだが、前日には曇りの予報となり、当日になってみると雨も雪も降らず。寒いけれども、ゴルフを楽しめる天候であった。冬になって 10.5ft と速いグリーンとなっていた。

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11番から10番のグリーンを望む

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この日はショットは乱れていたものの、アプローチとパットが冴え、久しぶりに 90 というスコアで回ることができた。それを象徴するのが、2番ショートホールでの 15ヤードほどのチップイン・バーディである。以降、ショートゲームが冴え、1m - 3m といったところに寄り、そこからのパットも決められる場合が多く、何と 27パット!ショットが悪くても、ショートゲームがよければ、スコアメイクできるという典型的なゲームであった。朝、アプローチ練習場で、50度のウェッジによるピッチ&ランと、9I による転がしを練習して、距離感を掴んでいたのがよかったのかもしれない。80台にあと一歩及ばなかったのは残念だし、ショット自体は練習場と同じようにはいかなかったのは反省だが、久々のよいスコアに満足している。

ドライバーは「合わせに行く」のではなく、思い切り振る(腰をターンさせる)ことだけを心がけた。ある意味、恐怖心との戦いでもある。まっすぐ行くと信じて思い切り振る。少しでも不安があると、振り切れずにかえってボールは曲がる。今回はボールが右に行っても斜面からフェアウェイに出てくる幸運もあり、フェアウェイ・キープ率 57%、これくらいドライバーが打てると、心が平穏な状態でセカンドショット以降を打つことができる。

とは言え、アイアンやウッドは引っかかたり、左に曲がったりするショットが多く、最後まで修正できなかった。ラウンドレッスンで指摘された課題、その修正のための「右ベタ足」をしっかり実践できなかったのが、大きな反省である。その後のアプローチでグリーンに乗せるか、グリーン周辺に運び、寄せワン勝負。ショートホールでワンオンすることもなかったし、振り返ってみればパーオン率 0% であった。ミスショットが大きなミスにならずに、何とかダボに収められたのが大きい。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.12.7入間CC OUT→IN(BG) (68.5/120)5973729045453951271010.5ft、曇り、気温7度

  1. スコア:90、パット:27(1.5)
  2. ショット:39、ショートゲーム:51、ペナルティ:0
  3. パーオン率:0%、ボギーオン率:61.1%
  4. バーディ率:5.6%、パー率:11.1%、ボギー率:61.1%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:0%
  6. フェアウェイキープ率:57.1%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:5.6%

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この日のメンバーは社長経験者ばかり。皆ポジティブで明るく元気、にぎやかに会話をしながらショットを放つ。ホールbyホールで、さまざまなゲームを楽しみながらのラウンド。一人は入間カントリーのお隣の日本カントリークラブの会員で、入間カントリーの光景はよく似ているらしい。入間の砲台グリーンにだいぶ苦労されており、いつもよりスコアはよくなかったようだが、オリンピックではハーフ 11パット、計28パットの大活躍。ゴルフの後は、4人で坂戸駅の近くの居酒屋から駅構内の餃子屋をハシゴ。しかもその間、わずか2時間。楽しく愉快な一日を過ごすことができた。キャンセルしなくてよかった。

居酒屋 うかい
〒350-0233 埼玉県坂戸市南町2-3 開運ビル1F
4,000円(平均)


コースで打ちのめされたものの、練習場では復調しつつある ?!

コースで見事に打ちのめされて、沈んだ気持ちで帰宅したが、練習場・ゴルフスクールでは少し明るい兆しが見えてきた。…と、強引に思い込むことにしている。

コーチは「スイング自体はよくなっている」と言ってくれている(それが唯一の慰めである)。右ベタ足を意識することで、ダウンスイングからインパクト・フォローにかけて、下半身が粘れて、両膝を伸ばしつつ、両足が内側に絞られるような感覚が生まれている。こうすることでヘッドスピードが出せる。今は上体が伸び上がったり突っ込んだりしないよう、「バックスイングでの沈み込み」「右ベタ足」「左に突っ込まない」に気をつけて、練習するのみ。調子がいい時には、練習場に行く回数を増やして、身体にスイングの感覚を覚えさせることを勧められた(逆に調子がよくない時は「下手を固める」ことになるので要注意)。

しかし練習場では出ない球がコースでは出る。特にアイアンの引っかけは、なぜ出るのか自分でもよくわからない。ゴルフスクールのコーチによれば「切り返しで左に突っ込んでいるからではないか?」ということになる。コースではダフるのが怖くて、左に体が突っ込んで、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールを実践できていないのかもしれない。ほんのわずかな違いだが、インパクトや球筋が全然違ってくる。

一方、ドライバーがつかまらない問題は、どれだけ腰をターンしているか、ということに帰着する。コースではドライバーを振り切れていないこと、「合わせに行っている」ことが主因と考えられる。

コースと練習場での違いをできるだけなくすために、練習場でもっと制約を課して、自分のメンタルを追い込むようにしたい。石井忍『スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方』に書かれている練習への取り組みが参考になる:

スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方

スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方

練習場でできていることが、なぜコースではできないのか。それは普段の練習で、本番と同じような緊張感のある「リンク状態」を作り出していないからだと、この本では説く。リンク状態の練習の典型は、10球連続してパットを入れること。ショットでも、看板の右5ヤードを狙う、さらには看板より絶対左に行かないように打つなど、本番を想定した状況を想定し、その緊張感の中での自分のショットの精度を知り、それを上げていく練習が重要である。漫然と打つのではなく一球一球きちんと狙いを定めて丁寧にフィードバックをかけながら、練習しろということだ。なるほど。

一方、90切り、100切りのレベルではスイング技術そのものを高めるために「セパレート状態」の練習も同じように大切だと説き、片手打ちなどの基本ドリルが紹介される。

ZOZO Championgship 開催のコースに挑戦! 打ちのめされた(習志野CC KING)

米国 PGA ツアー、ZOZO Championship が開催され、タイガー・ウッズが優勝した習志野カントリークラブ KING コースに挑戦! … 見事に打ちのめされた。

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zozochampionship.com

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習志野カントリークラブ KING コース:10番ホール

www.narashino-cc.com

このコースの週日会員でハンデ17の知人によれば、「KING で 90 を切ったことがない。いつも 95 前後になる」とのことなので、現在のハンデ21の僕としては、何とか「100切り」を目標としていたのだが…。ラウンドレッスンにより、コース上で何をやらかしているか明確にはなっていたが、その処方箋である「ベタ足」をベースにしたスイングを、残念ながら実践することができなかった。

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課題のドライバーは、きちんと振り切れるとボールがつかまって真っ直ぐ飛ぶが、どうしても「合わせに行って」しまうのだろう、球がつかまらずに右に出てしまう。林に囲まれた KING コースは、ティーイングショットが林の中に飛び込むと、次打は「出すだけ」になる。しかも距離があるので、ボギーオンができなくなり、ダボがほぼ確定する。

たとえティーイングショットがフェアウェイに行ったとしても、起伏が多い。ラクダの瘤のように、起伏の頂点が二つあるロングコースもある。平らなところまで届けばいいが、そうでないと左足上がり、ないしは左足下がりのライから、ウッドを打つことになる。

そしてグリーン周りでは、深いガードバンカーが効いている。グリーン周りに OB ラインも来ているので、バンカー脱出には気を遣う。その上、グリーンにアンギュレーションがあり、パッティングはかなり苦労させられる。

前半 IN はそれでも「ボギー+2打」のペースで粘っていたのだが、16番 Par 3 のホールでグリーン左にある池に捕まった。打ち直しも再び池へ。このホール、さらに 3パットしてしまい、8(このホールだけで +5)と大叩きしてしまったのだった。この日のアイアンショットは、なぜか右に出ず、左にフックする球が多かった。18番 Par 5 ホールでは、2打目まで順調に来ていたのに、3打目でグリーンに向かって深くえぐられているガードバンカーの壁にボールが突き刺さって目玉となり、一発脱出できずのダボ。

後半 OUT はドライバーショットが林に飛び込むこと 3回と、完全にダボペース。さらに6番ショートホールでは、バンカー越えのアプローチでショートするミスで、またもや柔らかい砂にボールが埋まって目玉となっての大叩き。結局、18ホール通して、ガードバンカーに捕まること 6回、うち 2回は目玉で一発脱出できなかった。

ショットの調子もさることながら、池やバンカーと、コースに用意された罠にことごとくハマってしまった。IN:52、OUT:53 の 105。それでも 33パットは、よく粘った方だと思う。とにかく下りのパットを残さないように留意して、アプローチをしたり、ファーストパットで距離感を合わせたりした。

とうとう調子を戻せないまま、2019年も残り 2ラウンドとなった。スイングの質は向上しているはずなのに、コースでは全然発揮できていない。おそらくコースではクラブを振り切れずに、練習場とは別のスイングになっている。スコアメイクの鍵となるアプローチも、あまり向上しているとは言い難い。こういった反省点をふまえて、ホームコースでの残り 2ラウンドを頑張りたい。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.11.29習志野CC KING (70.0/122)6401721055253445933629ft、晴れ

  1. スコア:105、パット:33(1.83)
  2. ショット:44、ショートゲーム:59、ペナルティ:2
  3. パーオン率:0%、ボギーオン率:38.9%
  4. バーディ率:0%、パー率:5.6%、ボギー率:33.3%
  5. ダブルボギー率:44.4%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:50%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:33.3%

同じくアコーディア系のフラッグシップ、成田ゴルフ倶楽部は格調高く立派なコースであった。成田GC と比べると、習志野CC はより庶民的なコースと感じる。シニアな会員ゴルファーがたくさんいる印象だ。成田GC は開放感あふれる丘陵コースだが、習志野CC は林間コースである。

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久しぶりのラウンドレッスン:コース上で何をやらかしているか、よーくわかった(大多喜CC 東→南)

雨で何度か延期されたこともあり(コーチが雨男なのだ)、コースでのラウンドレッスンは久しぶり。もしかしたら1年以上ぶりかもしれない。練習場でのスイングはまずまず。なのにコースでは「100叩き」する。コース上で何をやらかしているのか。今回、コーチにしっかり見てもらい、起こしているエラーとその原因を的確に指摘してもらうことができ、非常に実りのあるラウンドレッスンとなった。

レッスンの場所は大多喜カントリークラブ(旧レイクウッド大多喜カントリー)。朝の練習では、ドライバー、ウッド、アイアンともに好調。少しドロー回転のかかったボールが真っ直ぐ飛んでいく。コーチから見ても「何も問題なし。」パッティング練習を終え、いざコースへ。コースに出ると全然真っ直ぐ飛ばない。ドライバーでフェアウェイを捉えることができない。さらにウッドやアイアンもボールの頭を叩いてしまう。練習場では考えられないようなミスショットである。コースではいったい何が起きているのだろう?

最初の数ホールで、まず指摘されたことは:

  • ダウンスイングでインパクトを合わせに行っている。もっと振らないとダメ。練習場の時のスイングと全然違う。フィニッシュまでしっかり振り切ることを意識する。

そして何が起こっているか、さらに詳しく見てもらったところ:

  • 切り返しで身体が伸び上がっている。ボールからの距離が遠くなるため、本能的に腕を伸ばして、ボールを叩きに行き、アウトサイドからヘッドが入っている。

考えられないようなミスが出る時は、手・腕を使っている。本来、コースレッスン中はスイングそのものをいじらないのが鉄則なのだそうだが、このままだとかなり悲惨な状況になると見受けられたのだろう、コーチからは次のようなアドバイスを受け、これをラウンドの最後まで徹底することとなった。

  • 上半身よりも下半身に意識を置いたアドレスを取る。具体的には、股関節を入れ、しっかり上半身を前傾させる。上半身は反らずに楽に構える。
  • 身体が伸び上がらないよう、インパクトからフォローにかけて、右足をベタ足のまま振る。
  • フィニッシュまで振り切る。
  • 今日は(スイングを修正しているので)スコアのことを考えない。上記をしっかりやり切ることだけを考える。

言われたアドバイスをすぐに実行できる器用さを持ち合わせていないので、前半は苦労したが、後半になって少しショットが安定してきた。とはいえ、ドライバーがフェアウェイを捉えたのは 2回だけ。インパクトを合わせに行ったり、叩いたり。ナイスショットが打てていた練習場の時の感覚とは明らかに違う。

ときどき、アドレスで目標より右を向いていることも指摘された。右を向いていると、ターゲットに向けて自然とアウトサイドからヘッドが入りやすくなってしまう。

ティーイングショットがフェアウェイに行かないものだから、傾斜地・ラフからのリカバリーショットの機会が多い。木の枝の下を抜けるような低い球のショットの打ち方などを習って、実践した。

  • 左サイド、前足下がりのライからの低い球:7I でフォローを取らず、ヘッドをぶつけるようにして低い球を打つ。前足下がりで 5I は球がつかまらず難しい。7I で。
  • 右サイド、前足上がりのライからフェアウェイに戻す:ここも 7I や 8I で。つかまりすぎて飛び過ぎると、フェアウェイを飛び越えて OB になる可能性もある。距離を出したくても、ミスが出た時の保険をかけておく。

ショットはダメなものの、アプローチ、パットについては「よくなりましたね」とのお言葉をいただく。そういえば、後半はそんなに大きくスコアが崩れなかった。これはショートゲームの出来がよかったからだろう。とは言え、いろいろミスもしている。

花道だが芝が濡れて沈んでいる難しいライからのアプローチ。幸い 20Y ほどを AW で 1m に寄せることができたが(コーチからは「難しいライからナイスショット!」とお褒めの言葉)、ライを考えると 9I で転がす方が易しい。実際に別のホールで同じような状況になった時は、9I で転がしてみた。当たりが薄かったものの、グリーンには乗り、ピンに近づくナイスミス。AW でやっていたら、グリーンに乗っていなかったかもしれない。成功する確率がより高い方法、ミスした時のダメージが少ない(保険をかける)方法を選ぶことが大切である。

パッティングについては、1m - 1.5m の決めるべきパットを 2回ほど外してしまった一方で、ロングパットの距離感がよかった。パッティング練習中には「自分の読んだ『ラインに乗せていく』ようにパットする」アドバイスを受け、うまくタッチが出せていたように思う。

東コース4番、ガードバンカーからのショットがうまく打てて、2m に寄った。このパーパットをどうしても決めたくて、入れに行ってオーバー。返しも入れられず、3パットのダボというミスをやってしまった。ここはマネジメントミス。せっかくうまく行ったバンカーショットを無駄にしないために、しっかりボギーで収めるようにするべきであった。

ラウンドレッスン中に与えられたテーマを、きちんと実践できたかというと、クエスチョンである。ベタ足は意識できたものの、振り切れなかったり、怖がってドライバーのインパクトを合わせに行ったり。ただコース上で何をやらかしているのか、しっかりエラーと原因が把握できたのは大きな収穫である。今後の練習、そして実際のラウンドでも意識して、改善していきたい。

今日は「スコアは気にするな」ということだったので、以下のスコアカードは参考程度。前半はともかく、後半は 8ホール終わって +5。最終ホールであわや OB というショットが2回あったものの、それが残っていた幸運を活かせず、最後にカップに蹴られての 3パット、トリプルボギーにしたのが痛い。とはいえ、後半は巻き返して,、40台前半のスコアだったことは少し調子が戻ってきたようで、素直に嬉しい。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.11.19大多喜CC 東→南 (69.8/124)6256729551444450342110ft、晴れ

  1. スコア:95、パット:34(1.89)
  2. ショット:44、ショートゲーム:50、ペナルティ:1
  3. パーオン率:22.2%、ボギーオン率:33.3%
  4. バーディ率:0%、パー率:27.8%、ボギー率:33.3%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:14.3%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.2%

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結果を求めるより、そこまでのステップを重視せよ

「結果を求めるより、そこまでのステップを重視せよ」そんなカッコいいことを、昭和の教え方のコーチが言っていたので、メモしておこう。

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僕の場合、スイング技術向上の究極の目的は、飛距離を伸ばすこと。そのためにドローボールを持ち球とする。ドローボールを目指すのであれば、インサイドから低くクラブヘッドが下りてくる必要がある。

これが求める結果だとするならば、そこに至るまでのステップで出る球筋は、ある幅で許容しなければならない。球が右に出ることは OK。ドロー回転がかからずに右にプッシュアウトしても OK(これがコースで出たら仕方ないとあきらめる)。球が真っ直ぐ出るのも、そこから若干ドローするのもコース上では許容範囲。NG なのは左に出る球である。

そして低くヘッドが下りてくるためには、トップは OK、ダフりは NG である。

最近は切り返しのタイミングで悩んでおり、練習場でもなかなかミートしないが、コーチによれば「内容はいい。よくなっている。」とのこと。それはつまり、ダフるミスが一球もない。そして常に出球が右だからだ。トップするミスは OK、出球が左になったら NG である。

練習場でたとえ一球でもミスがでたら、同じミスはコースでも起こりうる。なぜコース上では、左に球が出るのか。ダフるのか。自分なりに分析すると、基本的には「打ち急ぐから」である。バックスイングが浅くなったり、下半身ではなく上半身から打ちに行ったり、腕を使って叩きに行ったり…。上半身から行くとアウトサイドからヘッドが入るし、腕を使うとアーリーリリースしてダフることになる。アウトサイドから入るミスに対して、慣れたゴルファーは本能的に左肘を引くことで対処してしまうらしいが、根本的にこれらのミスを撲滅できるかが、今の僕の課題である。

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今、言われているアドバイスは、

  • 切り返しで「左腰を切る」ことを意識すること
  • 左腰を切ったら「クラブを右後ろに置いてくる」こと

である。

左腰リードで切り返した時、上半身は右に残り、クラブヘッドは自分の背中よりも後ろにある。ヘッドが見えないという居心地の悪さに耐えかねて、つい(ボールに対して直線的に)打ちに行くと、上半身から動きとなり、ヘッドがアウトサイドから入ることになる。そしてダウンスイングに入ったら「ボールに当たらないのではないか、ダフるのではないか」という恐怖心に克つことが求められる。恐怖心が勝ると、アーリーリリースしてダフってしまう。

欲を言えば、「もっと左腰を切って欲しい」とのこと。そうすれば、もっと球がつかまるようになるらしい。

ちなみに僕の場合、

  • 切り返しでは「左腰を切る」
  • ハーフウェイダウンからフォローにかけては「右腰を切る」

意識でいる。切り返しのきっかけは左腰、ないし左足の踏み込みで、左股関節に乗る意識。そして切り返したら、左足・左股関節を軸に、左ひざを伸ばしながら、右腰を切って(右腰を押し込んで)身体をターンさせていく。ターンが不足すると右へのプッシュアウトとなり、ターンがしっかりできると、ボールがつかまってきて、ドローボールとなる。

クラブヘッドが自分の後ろにある居心地の悪さについては、阿河徹プロも言及している。クラブが後ろにあって見えないことに加えて、右ひじの関節が不自然(右ひじが右腕の前にある)なことが影響しているらしい。コツは切り返しで「右半身を脱力すること」だそうだ。「左腰を切る」意識をより強く持つことで、それができるかもしれない。

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