Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

2008-01-01から1年間の記事一覧

佐藤優『自壊する帝国』

佐藤優の処女作、国策捜査の現場を記録した 『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』を読んだ時の衝撃は忘れられない。その2作目、ソ連崩壊を現場の外交官・情報分析官の目から描いた 『自壊する帝国』が文庫となった。「文庫版あとがき」が大幅に加筆…

昼食を東京バルバリにて

たまたま昼過ぎに宝町に行く用事があったので、東京バルバリで昼食をとる。ふだんは夜お世話になるお店である。1時過ぎということで、看板商品である「親子丼」は売り切れ。代わりに「豚とろろ丼定食」を食べる。辛い豚肉ととろろを混ぜてごはんと一緒にい…

『SP 警視庁警備部警護課第四係』を DVD で見て、インターネット動画配信を思う

ちょうど1年前に放映された TV ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』は、周囲の評判が高かった。その時は残念ながら見逃してしまったが、今年の4月に総集編を見てはまってしまい、その後脚本まで読んで(制作の舞台裏を明かす金城一紀のメモが面白い)、…

水村美苗『日本語が亡びるとき』を読み始める

水村美苗の『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』を読み始める。友人に薦められた『本格小説』(上巻、下巻)があまりに面白くて、一気に読んでしまったのだが、直後に梅田望夫さんにお会いする機会があり、その際に偶然、同じ作家によるこの本を紹介され…

海堂尊『イノセント・ゲリラの祝祭』は、医療事故に対する現場の医師からの警鐘である

厚生労働省の変人・白鳥圭輔と、愚痴外来の田口公平が活躍する『チームバチスタの栄光』シリーズ最新刊が『イノセント・ゲリラの祝祭』 である。個性的なキャラクターが活躍する小説で、現代医療のさまざまな問題をえぐり出す「海堂尊ワールド」全開!である…

Caltech 下條信輔教授による講演『選好、選択の行動とその神経基盤』を聴く

神経科学の最前線で活躍しておられる カリフォルニア工科大学(Caltech)の下條信輔教授(Caltech 研究室、下條潜在脳機能プロジェクト)による『選好、選択の行動とその神経基盤−神経経済学と意思決定の認知神経科学−』という講演を聴く機会があった。神経…

Emacs: Meadow で UTF-8 を使えるようにする

Windows 上の Emacs である Meadow を愛用している。バージョンとしては古いのだが、インストールが楽な Dove というパッケージを利用している。そのため UTF-8 でエンコードされたファイルを扱うには Mule-ucs というパッケージを新たにインストールする必…

イタリアーナ エノテカ ドォーロにて、イタリア・ワインを楽しむ会

イタリアーナ エノテカ ドォーロにてワイン会。イタリア・ワイン5本に、友人が持ち込んだチリ・ワインをとりまぜ、生ハム、ピザなどと共に楽しむ。 Ferrari Maximum Brut(フェラーリ・マキシマム・ブリュット):トレンティーノ州、シャルドネ100% Coltere…

ゴルフ入門の入門:スイング編 Part 2 「腰を切る」

「ゴルフ入門の入門:スイング編」の続き。 腰の回転: 「腰を切る」動作は、右腰を回転させる動作。 クラブのスイングよりも先に右腰を「入れて」回転させていく感覚。インパクト時に既に腰が回っている状態となっているイメージを持て、とのこと。 インパ…

レガシィ・ツーリングワゴン:特別仕様車

レガシィ・ツーリングワゴンの特別仕様車が出た。来年 5月にフルモデル・チェンジと言われているので、これがおそらく現行モデルで最後の特別仕様車ではないだろうか?来年 1月にはレガシィ誕生20周年を迎えるそうで、その時に何か出るという噂もあるようだ…

天然ふぐ

友人と本郷三丁目にある「虎の子」にて、天然ふぐを食べる。ふぐ刺し、から揚げ、鍋、そして雑炊のコース。美味い。冷酒を一人1合ほど飲んだのあと、ひれ酒を重ねて、気持ちよく酔う。この友人とは中高の同級生だったはずだが、学校時代はほとんど付き合い…

民主党 vs. 共和党、リベラル vs. 保守

アメリカ大統領選まで1週間。民主党対共和党という対立軸、あるいはリベラル対保守という二項関係を理解したくて読んだ『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』はとても面白かった。アメリカ政治において二党間の対立軸として特に浮き彫りになるのは、銃規制…

クルーグマンとマンキュー、再び

クルーグマンがノーベル経済学賞を受賞。The New York Times のコラム"The Conscience of a Liberal"(それをまとめた本が『格差はつくられた』 )でブッシュ政権を批判していたクルーグマンが、大統領選直前のこの時期に、しかも単独で受賞したということで…

『クォーク 第2版』、『こんなにわかってきた素粒子の世界』

今年のノーベル賞は日本人(日系人)が物理学賞、化学賞を受賞した。受賞者の一人、南部陽一郎さんが書いた『クォーク 第2版―素粒子物理はどこまで進んできたか』は、僕の学生時代に初版が出て話題になったブルーバックスである。僕を含め、当時の理系の学…

横浜トリエンナーレ 2008、 赤レンガ倉庫、海上保安庁資料館

横浜トリエンナーレ2008の会場の一つ、横浜赤レンガ倉庫に出かける。3年前の前回は子供も楽しめる展示があったのだが、今回は難解な映像作品が多い。立ち止まってみるものの、そのまま「うーん」としばらくたたずむことになる。展示場の隣りに海上保安庁の資…

地番・住居表示変更に伴う住所変更手続きが意外とわずらわしい

地番変更に伴う住居表示変更により生じた住所変更手続きが、かなりわずらわしい。自分で引越したのならともかく、公的な都合で(勝手に)変わったんだから、全部自動的に書き換えてくれないかなぁ、と思う。住民票、印鑑証明、納税関連くらいはこちらで手続…

カーナビも「集合知処理」をする時代 --- そして「イノベーションのジレンマ」へ

最近のカーナビのカタログをめくっていて、ふと気づいたことがある。もはやカーナビは、ルーティングの性能を競ってはいない、と。以前は速く目的地にたどりつける道を見つけるアルゴリズムの優劣を競っていたが、今や、地図の表示が美しいとか、フルセグ映…

アコードツアラー vs. レガシィ・ツーリングワゴン

新しい住所宛てに最初に届いた郵便物は、日本郵政ではなくクロネコのメール便であった。新型オデッセイのカタログである。興味があるのはステーションワゴンなのだが、ホンダの新車と聞くと、ついカタログを請求してしまうのだ。12月にはいよいよアコードが…

今日から住所表示が変わった:「太尾町」から「大倉山」へ

年初に書いた通り、本日2008年10月20日より、自分の家の住居表示が変わった。地番整理とともに、町名が「太尾町」から「大倉山」に変更されたのである。先月そのお知らせが郵送されてきた。大きな住居地図が同封されていて、そこに新旧の地番が記載されてい…

『竹中式マトリクス勉強法』

他人の勉強法の本を読むより、さっさと机に向かって勉強するのが正しい態度だとは思うが、竹中平蔵元大臣の勉強法ということもあり、『竹中式マトリクス勉強法』を思わず買ってしまった。優秀な人がどういう勉強をしてきたのか知りたくてその著書に目を通す…

イタリアーナ エノテカ ドォーロ

気がつけば週末、たまたま帰りが一緒になった部下を誘って飲みに行く。週末の夜10時、何とかイタリアーナエノテカ ドォーロに席を確保する。生ハム、バーニャカウダ、パスタとソムリエおすすめの赤ワイン。Barbera d'Alba Bric Loira 2005(バルベラ・ダルバ…

旧友とおいしい料理、うまい酒 --- 銀座「ちくぜん」と Bar TOSTI

米国ピッツバーグ(Pittsburgh)滞在の時にお世話になった友人との食事ということで、久しぶりに銀座の割烹「ちくぜん」へ行く。彼はもともと同じ会社にいたのだが、Carnegie Mellon 大学で修士号を取った後、外資のサーバベンダ、携帯端末ベンダなどを経て…

ゴルフ入門の入門:アプローチ編 「最もシンプルな打ち方」

続いてアプローチ編。といっても5分ほど以下のことを教わって、ふだんのショットの練習の中に混ぜていくだけである。 アプローチにはいくつかあるが、まずは球を上げてころがす方法を学ぶ。 グリップは短く持つ。ボールとの距離も短く。ボールの位置は真ん…

ゴルフ入門の入門:スイング編 「ハーフスイングから始める」

コースデビューを果たした翌日のスクールで、手首を曲げるリスト・コックの動きを教わった。体の正面にクラブを持ってきたときに上下に手首を曲げる向きが、そのままバックスイングでのリスト・コックの向きになる。この結果、ヘッドスピードがついて、打っ…

ゴルフ:初コンペでコースデビュー

一度ショートコースを体験したとはいえ、今回のコンペが事実上初めてのコースデビューとなる。インストラクターの先生には「初めてコースに出たら、(スコアや技術はともかくとして)ゴルフはどういうスポーツなのかを実感してくること。特にマナー、エチケ…

2週間で杉山愛と試合

10月4日に放送されたテレビ番組『めちゃ×2イケてるッ!』で、岡村隆史がテニスに挑戦。昨年 Exile と共演した「オカザイル」も凄かったが、今回も凄い。テニス初心者がわずか2週間の特訓で日本のトッププロである杉山愛と、試合形式の中でラリーができると…

世界同時出版: Planet Google / プラネット・グーグル、Globality

Yet Another Google 本、"Planet Google" が The Economist の書評欄で紹介されていた。全世界の情報を組織化してアクセスできるようにするという Google の構想とそれに向けての現時点でのスナップショットを New York Times のジャーナリストがうまくまと…

連夜でワインと食事を楽しむ:瑛舎夢、La Pitchouli de Loulou(ラ・ピッチョリー・ド・ルル)

木曜日は若い人たちと一緒に、瑛舎夢という銀座のインド料理のお店でワインと一緒に美味しいカレーを楽しむ。インド料理とワインという少し不思議な組み合わせだが、これが結構行ける。会話も弾み、そのまま TOSTI で2次会、久しぶりに翌日に頭痛が残った。…

Android 端末に見る Google と Apple の関係

1週間ほど前に Google Android フォンの第一号機、T-Mobile の G1 が発表された。そのキラーアプリの一つが Google Maps with ストリートビューである。ほぼ時を同じくして、ストリートビューがケータイに対応したが、残念ながら iPhone 版はまだ出ていない…

CEATEC Japan 2008(シーテック・ジャパン)を見学:テレビのインターネット対応

CEATEC Japan 2008(シーテック・ジャパン)を見学する。デジタルテレビについては「薄型」「高画質」が追求されている。特にソニーが大々的にこの方向で展示を行っていた。一方、インターネット対応という点では、まずシャープが全方位展開。アクトビラ、Ya…