Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

雨の中、100 を叩いてがっくり(ファイブハンドレッドC AG)

1ヶ月ぶりのラウンドは友人のホームコースへ。前線が停滞して全国的に大雨。ファイブハンドレッドクラブも 1mm から 2mm の雨。さらにときおり強風も吹いて、激しく降ってきた。

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久しぶりに雨の中をラウンドしたが、それは言い訳にならない。雨以前に自分の練習不足で、IN:54、OUT:47 と15ラウンドぶりに 100 を叩いてしまった。先月ファイブハンドレッドクラブでは土砂崩れがあったため、14番ロングホールをミドルホールとして、パー71で運営しているので、30オーバー、パー72に換算すると 102 というスコアを叩いたことになる(下のスコアカードの通り)。

IN の大叩きは 12番パー4 での 10。ドライバーがテンプラで左 OB。打ち直しの後、第4打をグリーン右のガードバンカーに入れてしまう。これがホームランして逆サイドのガードバンカーの傾斜に突き刺さり目玉。アンプレヤブルを宣言して、バンカー内から打ち直すも脱出せず。8オン2パット。

15番は右の林にドライバーショットを入れてしまい、第2打は出すだけ。寄らず入らずの3パットがあってトリプルボギー。17番はよいドライバーショットの後、フェアウェイのど真ん中からの 5W が 2発連続してボールの頭を叩くミス。何をやっているんだか。

OUT は 44 を目指して粘った。2番、3番、5番とパーを取って、ボギーペースで回っていたのだが、雨が強くなった 6番以降でダボが連続してしまい、47。とにかくすぐにダボ以上を叩いてしまう。今の調子がそのまま表れたスコアであろう。

ショットは右に行くミスが多く、林から出すだけの場合も何度かあった。右に行くのを修正すべく、最近の練習テーマである「腕を振る」「右サイドで振る」を意識すると、球は引っかかってしまう。腕と体がかみ合ってよいショットが出だしたのは、後半の OUT になってからであった。アプローチも打ち切れずにショート。パットもショートパットを2度外した。1ヶ月ぶりのラウンドと言うこともあって、ショートゲームの感覚も失われていたかもしれない。

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とはいえ、ショットの練習不足は否めない。練習しているテーマをコースで意識しても、なかなかうまく行かない。コースではスイングのことは忘れて、どこにどういう球筋で打つかに集中しないといけない。この辺りのゲーム感覚も忘れていたように思う。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2021.8.13500 C IN→OUT(AG) (-/-)635172102554742583542雨、風

  1. スコア:102、パット:35(1.94)
  2. ショット(60Y以上):42、ショートゲーム(60Y未満):58、ペナルティ:2
  3. パーオン率:5.6%、ボギーオン率:38.9%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:16.7%
  5. ダブルボギー率:50.0%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.1%
ゴルフ ラウンド記

ツアープロは東京オリンピックの試合をどう見たか?

ゴルフスクールでの練習の後、ちょっとだけコーチと東京オリンピックのゴルフ談義をした。

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練習場所属の矢部昭プロと一緒にテレビ観戦したり、そうでない時はあとから話を聞いたりしたそうだが、「ツアーで戦ってきたプロは、ゲームの見方が違う」と思ったそうだ。今回、オリンピックのゴルフは1番ホールから18番ホール・プレーオフまで放送したが(松山英樹プレーオフ脱落すると同時に放送終了したのは、全くいただけなかった)、矢部プロは各選手にとっての「試合の流れ」を見ているというのである。

松山英樹は最終日、パットが決まらず、メダルを逃した。実はそれは15番ホールで短いパーパットを外してからの問題ではない。2番ホールでパットを外したところからの流れなのだそうだ。一方、リディア・コプレーオフでパットを外し、稲見萌寧の銀メダルが決まったが、リディアが打つ前から、矢部プロはパットを外すと思っていたらしい。なぜならば、その日の彼女はスライスラインのパットをすべて外していたから。そしてリディアの最後のパットはスライスラインだった。

稲見萌寧の正規の18番。セカンドをバンカーに入れてしまった。矢部プロは霞ヶ関カンツリーでプレーしたことがあるから、あのセカンドの難しさがよくわかっている。左足下がりのライから、右にある池とグリーン手前のバンカーを越えていかなければならない。しかも稲見はフェードヒッターであり、距離が残っていたので、ユーティリティーでグリーンを狙わなければならなかった(ネリー・コルダもリディア・コも、稲見より 20-30ヤード飛ばすのでアイアンで狙える)。あのバンカーに入れたのは金メダルを目指して「攻めた」結果であり、仕方がないとのこと。

その後のバンカーショット。もっとピンに寄せられたのでは?と思うかもしれないが、あれは「保険をかけた」のだと言う。バンカーのアゴにぶつけては元も子もない。ボールも埋まっているし、「メダルを確定」させるべく、安全な脱出をした。その結果、長いパーパットが残った。金メダルをあきらめたけど、銅メダルは確定させた。悔しいだろうけど、あのバンカーではそういう選択をしたというのが矢部プロの見立てである。あれが力のある男子プロであれば、もっと寄せられるけど、女子プロでは難しいとのこと。

そして海外の選手と日本の差は、アプローチとパット。今回のオリンピックでは、海外の選手のパットは、どんなに長くても、いつでも入りそうな雰囲気があった。あれは普段からもっと条件の厳しいグリーンでやっているからだと言う。ポワナ芝、凸凹しているグリーン。そういったものを言い訳にせず、ラインを読んで戦っている海外の選手たちにとって、今回の霞ヶ関のように整備されているグリーンは、パッティングのラインがはっきり読めていたに違いない、というのである。

コーチからの又聞きではあるが、矢部昭プロの話は興味深かった。さすがツアープロ。

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腕と上体の同期を気にしていたら、下半身の動きが疎かに。「右足ベタ足」を思い出せ!

台風が近づいてかなりの雨が降る予報のため、月例競技への参加は見送り、ゴルフスクールへ。練習場のリノベーション工事も無事終わったようだ。新たにバンカー練習場もできて、コーチには「ぜひ練習してください」と言われている。

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雨と風の中の練習

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腕の振りと上体の回転の同期が、今の練習テーマ。

  • 足を揃えたり、スタンスを狭めたりした状態でスイングすることで、上体の回転ではなく腕の振りで打つことを意識する
  • 切り返した後、体の右サイドでクラブを振る意識を持つ

この練習を通して、「腕を振る」ことと「叩きに行く」ことの違いを理解する。

  • 「叩きに行く」:ヘッドを球にぶつける動き(ぶつけてそこで終わる動き)
  • 「腕を振る」:フォローでクラブを立てる動き

よい力感で振れている、とコーチの弁。上体の回転の要素が強いと、ヘッドが腕より遅れて、球を逃がしてしまうが、腕を振ることで球を捕まえられるので、腕だけでも意外と飛んでいく。足を揃えていると、上下動も少ないせいか、ミート率も悪くない。

こうして「腕」と「上体」に意識を向けて1時間ほど練習していたら「あれ?」だんだん球にミートしなくなってきた。他の生徒を見て戻ってきたコーチから「右足が乱れている。右ひざが前に出ている」との指摘。あらまぁ。腕と上体ばかり気にしていたら、下半身の動きが疎かになっていたらしい。こちらを立てれば、あちらが立たず。ゴルフは本当に難しい。

つい先日まで「スイングフォームに問題がない」とされていたのに、ちょっと油断をしていると、元来の悪い癖が顔を出す。右腰を切っていく時に、下半身が粘れず、右ひざが前に出る。これはもともとアプローチでもときどき顔を出す癖である。足を揃えていれば上下動が少ないからミートする。スタンスを広げるとミートしないと言うことは、上下動があるから。すなわち、下半身の土台が崩れているからである。

コーチに勧められたのは、もう一度、原点に戻っての「右足ベタ足で打つ」練習である。

「右足ベタ足」は、この数年の間、何度も繰り返してやってきたテーマ。こうしてブログに記録を残しているので、当時言われていたことや考えていたことを、もう一度思い出すことができる。参考のために、2018年(3年前)の記事を再掲しておく。

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当時は、下半身の安定(粘り)と腰の回転を両立させることが目的だったので、腕はゆったり振る(速く振らない)ことを意識している。今は、腰の回転によりヘッドが遅れるので、腕を振ることを意識しなければいけない。この辺りの違いが面白い。

さらにその1年後、2019年に「右足ベタ足 再び!」という記事がある。「スイング技術の習得は行きつ戻りつ」と書いているが、本当にそうだ。何年経っても、同じところをぐるぐると回り続けている。

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「右足ベタ足」に関連して、体重移動について考えている。”Golf Science” という本から引用して、足を使った荷重は「左→右」というシンプルなものではなく、実際には「右→左→右→左」となることを示している。

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この記事の内容で興味深いのは、「右サイドで打つ」ことについて言及していることだ。腕を振るために「右サイドで振る」ことを意識している訳だが、当然、右足への荷重が残る、すなわち「右足ベタ足」と両立させることが必要になることを、この記事は思い出させてくれる。

…ということでこの夏の練習テーマは決まった:

  • 右足ベタ足による下半身の粘り・安定
  • 腕の振りと上体の回転の同期
    • 右サイドで打つことで、腕を振る
    • 球が捕まるようなら、腰を切る

こうして、腕・上体・下半身のバランスを取り戻していきたい。

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「腕の振りと上体の回転の同調」についての補足

腕の振りと上体の回転を同期・同調させる」ことについて、もう少し補足しておく。

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コーチに言われたのは、「ゴルフのスイングを安定させたいのはわかるが、スイングに安定はない。常に調整の繰り返し」ということである。腕の振りと上体の回転、どちらも重要であり、どちらにより意識を持つかは、出球を見ながら調整していく。

  • ゴルフのスイングに「安定」はない。
  • 体か腕か。どちらに意識を持っていくか。出球を見ながら調整する。
  • 最終的には「腕の使い方」が大切になってくる(クラブを立てていく右手首のリリースなど)

僕の場合、切り返しで叩く癖があるものだから、「腕は忘れろ」とずっと言われてきた。しかし体の回転ばかりに意識がいくと、球が捕まらなくなる。その時は「腕を振れ」である。

少し荒療治の練習だが、腕を振ることを思い出すために、足を揃えて腕の振りだけで球を打つドリルをやる。

  1. 足を揃えて腕の振りだけで球を打つ
  2. これで感覚を思い出しつつ、少しづつスタンスを広げて体の回転を加えていく
  3. そして通常のスタンスのフルショットにおいて、体の回転にヘッドが遅れない腕の同調を実現する

足を揃えて腕の振りだけで打ってみると、結構、ミート率がいいことがわかった。揃えたスタンスを少しづつ広げて、体の回転を加えていく。そうするとミート率をキープしたまま、距離が伸びていくのがわかる。逆に言うと、スタンスを狭めて打つことで、フルショットより距離をコントロールするやり方の一つになりそうな気がする。

腕の振りに意識を持つための別のイメージは「体の右サイドでクラブを振る」意識を持つことである。

  • 切り返しの瞬間は、左足を踏み込み、下半身主導
  • 当然、腕は遅れる
  • そのまま上体のターンをさせると、ヘッドが振り遅れてしまう
  • そうならないよう、切り返したら「体の右サイドでクラブを振る」くらいのイメージで打つ

これをやると、クラブを振った後に上体の回転が追いつくくらいのイメージなので、腕の振りと体の回転のバランスがとれて、フィニッシュが決まり易い。球も捕まる。

上記の練習やスイング・イメージにより、練習場では「腕を振る」ことと「体を回転させる」ことの同期・同調を掴みかけている気がする。これを実際のコース上でできるようになるといいのだが。その日の出球によって、腕を振るのか、体を回転させるのか、ラウンド中に調整できるようになることを期待したい。

腕の振りと上体の回転を同期・同調させる

今年の冬の間に取り組んできた技術テーマは2つ:

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春になって、ようやくその成果が出てきて、バックスイングの動きが修正され、切り返しで叩きに行かなくなった。それにより、ここ数ヶ月はスイングフォームやスイング軌道に、大きな問題はない状態となっているみたいだ。

最近はラウンド中で起きたショットのミスの傾向をコーチに報告して、スイングを診てもらい、それを修正するのを繰り返している。スイング「改造」というより、「調整」という雰囲気である。春から夏にかけて、取り組んできた主なテーマは次のようなことになるだろうか:

  • アドレス時の前傾・膝の曲げ
  • 腕と身体(上体)の同期・同調
  • 左への突っ込み・伸び上がりの解消
アドレス・セットアップ時の前傾・膝の曲げ

腰の回転がしやすいセットアップを行う。

  • セットアップ時に下腹を凹ますつもりで、上半身を前傾させる。
  • 足の後ろ側に張りを感じるよう足を伸ばした後、ほんの少しだけ膝を緩める。膝を曲げ(過ぎ)ない。膝を曲げる意識があると、僕の場合、腰を落としたフォームになってしまう。
腕の振りと上体の回転の同期・同調

ショットを安定させるために、腕の振りと上体の回転を同調させる。

  • 常に体の前にクラブがあるイメージ
  • 腕を速く振り過ぎない
  • アプローチの延長、100ヤード以内のショットで、この感覚を磨く:
    • 9I や PW 以下のウェッジで、腕と上体を同期させる練習を繰り返す。

基本はボディーターン、腰を切る。僕の場合、「腰は開けるだけ開け」「腕は忘れろ(速く振るな)」くらいのイメージで、腰を切ることを学んだ。この腰の動き、上体の旋回に対して、腕の振りを同期させていく。

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実を言うと、腕と上体の回転の同期の練習を繰り返しているうちに、今度は球が右に行って捕まらなくなった。腰の回転に意識が行き過ぎると、腕が振り遅れる。またハンドファーストが強過ぎて、手首がリリースできていない。

これらの現象・症状に対する調整は、逆に腕を速く振ったり、手首をリリースしたりことになる。「腕は忘れろ(速く振るな)」とは真逆で、今度は「腕を振れ」というイメージになる。要するに、腰の回転+腕の振り、この二つの要素をバランスよく組み合わせて、腕と上体の回転を同期・同調させることがポイントである。

まずは腕を忘れて、腰を切る。それで振り遅れるようならば、腕を意識して速く振る。

  • 腕を速く振る
    • 荒療治なドリル:
      • 両脚を揃えて、腕だけで球を打つ。これで腕を振る感覚を思い出す。
      • スタンスを少しづつ広くして、腰の回転を加えていく。

腕の振りだけで、結構球が飛ぶことが確認できる。ただし腕を振ることを意識し過ぎると、今度は上半身から叩きに行きがち(僕の悪癖)なので要注意である。

コーチによると、アイアンは腰がしっかり切れて(右腰が回転)、そこに腕も同期して振れているが、ドライバーは振り遅れがち。振り遅れないよう、叩きに行く動きが見える。この修正・調整をするためのアドバイスは次の通り:

  • ドライバーは体の右サイドでスイングする。体が右を向いた状態で、腕を振ってスイングする。
    • 言い換えると、体を開かずに振る。これは三觜プロの言う「胸郭・上体は左に動くが、肩は開いていない状態」を作るのに相当すると思われる。
    • あるいは、三觜プロの言葉を借りれば「クラブを振ってから、クラブについていくように体が回る」と言ってもよいかもしれない。フィニッシュ時にクラブが収まると同時に体の回転が終わるには、体の回転量よりもクラブの運動量が多いことが条件となる。

また1年くらい前に、振り遅れてドライバーショットで球が捕まらなくなった時には、コーチに次のようなアドバイスをもらっていた:

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ドライバーショットの振り遅れについては、「体の右サイドでスイングする」「フォローで左サイドに振る」といったいくつかのアドバイスの中から、自分に適した「腕を振る」イメージを確立していきたい。

一方、うまく行っているように見えるアイアンでも、アプローチから100ヤード以内の PW 以下の練習を繰り返していると、球が捕まりにくくなる。これは腕の振り遅れというよりも、手首のリリースが疎かになってしまうためである。ハンドファーストが強くなり過ぎて、手だけが前に行く。アプローチでは手首はリリースしなくてもよいが、通常のショットでは手首をリリースする必要がある。

  • もっと「リリース感」を出す
    • フルショットだけでなく、アプローチでもリリースするつもりで。
    • ハンドファーストで球に当てるイメージは、静止画の世界。実際には右手をリリースすることで、結果的にハンドファーストになる。
  • そのために右手首をリリースして、フォローでクラブを立てる
    • インパクトまでは右手は掌屈しているが、フォローではリリースする。
    • フォローからフィニッシュにかけて、クラブを立てるように右手首を使う。
    • インパクト以降は、右手首を、右親指方向に、縦にリリースする。フリップさせない。
      • 僕個人のイメージだが、テニスのフォアハンドショットの時の手首の使い方に近いと思う。
    • 球に当てようとしない。切り返したら、一気に、手首をリリースしてクラブを立てたフィニッシュまで振る。
    • ドリル:
      • 右手一本で、右手首のリリースを練習する。
      • ハーフショット、スリークォーターショットで練習する。

右手首のリリースを意識して打つと、球が捕まること、そして意外に飛ぶことを再認識した。最近のショットは、球が捕まらずに逃げていた。ハーフショットで手首をリリースする練習を通して、球を捕まえる感覚を思い出しつつある。

切り返しで突っ込まない・伸び上がらない

球が右に出る、ヒール寄りに球が当たっている要因として、切り返しからダウンスイングにおいて、左サイドに突っ込んでいるか、左サイドが伸びあがっている場合がある。

  • 左サイド・左腰が突っ込むのは NG
  • 右サイド・右肩が前に行くのは OK
  • ハーフショットのフォローのクラブの位置を修正。
  • アドレス時に少し距離を取って、腕と体の間に懐を作る。

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左サイドに突っ込まないことについては、これまでも何度か言われてきたことである。

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この数ヶ月間の修正・調整について書いてきたが、あくまでも「腕と体の回転の同期・同調」が主目標である。腰の回転に腕の振りを同期させるが、腰の回転(右腰の切れ)に意識が行き過ぎると、腕の振りが疎かになる。あくまで腕を振ること、そして腰を切ること。その結果として、クラブが常に体の前にある状態を作り出すよう、タイミングを調整していくことが重要である。

ショットを安定すべく、ここ数ヶ月のスイング練習について書いてきた。スイングはまずまずなのに、スコアメイクできていない、80台をなかなか出せていないのが、不満である。それについては、コーチから一言。「ショットがよくてもスコアにつながらないことはよくある。スコアはあまり気にしないこと。スコアを決めるのは、結局、パットとアプローチなのだから」

家の中での地道なアプローチパッティングの練習を頑張ろうっと。

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午前スルーで 1.5ラウンド!スイングを見失ってしまった?(那須ゴルフ倶楽部)

那須ゴルフ倶楽部2日目は、朝 7:30 からスルーで 1.5 ラウンドする。ツーサムで空いているからこそのスピード(80分/ハーフ)。

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昨夜、少し飲み過ぎたか、体調は万全とは言えず、ショットは全然ダメ。ドライバーはテンプラが多過ぎ。アイアンは左右に乱れる。昨日からの延長で、夏ラフから無理なリカバリーを図って、手打ちのミスが多く、固めてきたはずのスイング・フォームをかえっておかしくしてしまった気がする。

こんなに絶不調でも、95 というスコアに留められたのは、パットがよかったからである。IN スタートの10番で 3m のパットを決めて「おはようバーディ」。15番でグリーンのエッジから 4m のパットが決まってボギー。ロングパットの距離感もよかった。おまけに OUT 5番では奥から下る難しいアプローチでチップインのバーディもあった。2バーディ、0パー。29パット。パッティングに救われたラウンドであった。

終わってみれば初日とまったく同じ OUT:48、IN:47 というスコア。ある意味、僕の真の実力を表したラウンドだったのかもしれない。

当たらないドライバー(テンプラ)、夏ラフに負けるアイアン…。その中でスイングフォーム、リズムを見失ってしまった気がする。もう一度、練習場でスイングをチェック、調整していく必要がある。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2021.7.19那須GC IN→OUT (69.7/124)603972954748415229129.9ft、晴れ

  1. スコア:95、パット:29(1.89)
  2. ショット(60Y以上):41、ショートゲーム(60Y未満):52、ペナルティ:2
  3. パーオン率:5.6%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:11.1%、パー率:0%、ボギー率:50.0%
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:28.6%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:5.6%

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思ったより短時間で回れたこともあって、予定より早い新幹線で帰京、そのまま東海道新幹線に乗り継いで新横浜へ。2回目の新型コロナワクチン接種を受けた。

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ゴルフ ラウンド記

ショットの精度が求められるコースと夏ラフにやられた(那須ゴルフ倶楽部)

名匠・井上誠一の処女作と言われるコース、那須ゴルフ倶楽部でプレーする機会を得た。1936年開業の伝統的なゴルフ場である。9時過ぎに東京駅を出発、新幹線とクラブバスを乗り継いで2時間ほどで到着する。昼食を食べてから、午後スループレイで1ラウンドをまわるのは初めての経験である。那須温泉郷という高原にあり、那須塩原駅のある下界より涼しい。古いロッジには冷房がなく、自然の風が吹き抜けている。真夏のゴルフには最適のコースである。

新幹線を見かけるとつい写真を撮ってしまう

コースは広く見えるが、意外とフェアウェイが狭い。そしてグリーンに近づくほど狭くなり、グリーンの周りは林やブッシュが近い。またかなり高低差のある砲台グリーンもあり、グリーンを狙うショットの精度が求められる。5番ホールなど、グリーン手前 60Y から急激に打ち上げている。

高低差も大きい。6番ミドルホールは、ティーイングエリアから 40m ほど打ち下ろして、右に直角に曲がっている。16番ショートホールも 40m近い打ち下ろしで 228ヤードある。非常に狙うエリアが絞られ、少しでも方向を間違えると林やブッシュの中に行ってしまう。あるいはひたすら上りの打ち上げが続くホールもある。

そしてグリーンはアンジュレーションがあると共に、那須・茶臼岳方向からの芝目が効いている。

ドライバーショットが安定せず、ときどきテンプラが出る。左サイドから突っ込んでいる可能性が高い。うまく打てた時でも、フェアウェイが狭いため、ボールは夏ラフに捕まっている。そこからのアイアンショットは、ラフに食われて、距離が出なかったり、右に持っていかれたり。ショットの精度が求められるコースの罠に、しっかりハマってしまった。

OUT:48(17パット)、IN:47(17パット)の 95(35パット)。それなりに頑張ったものの「90切り」をめざす僕としては、不満が残るスコアである。逆に言えば、このようにショットの精度を求められるコースで戦うには、実力不足ということである。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2021.7.18那須GC OUT→IN (69.7/124)603972954847395634209.9ft、晴れ

  1. スコア:95、パット:34(1.89)
  2. ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):56、ペナルティ:0
  3. パーオン率:11.1%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:50.0%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:28.6%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:11.1%

ラウンド後は温泉でゆったり汗を流す。この日はロッジに一泊。美味しい牛肉のすき焼き、そしてそのあとのドライカレーに舌鼓を打つ。また友人が提供してくれたカベルネソーヴィニヨンもコクがあり、肉料理にぴったりであった。

ゴルフ ラウンド記