Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

切り返しを急がず、スイングの行きと帰りを同じスピードにする

昨日のドライバーのミスの要因について、自分なりに分析すると次のようになる:

  • 右に出る:
    • 頭が左に突っ込んでいる
  • 左に出る、球が低い:
    • フェイスが被っている
    • ということは、切り返しで右肩が前に出る。右肩が下に動いていない

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翌日、ゴルフスクールのコーチに見てもらったところ、僕の分析は当たっているだろう、とのこと。アイアンは飛ばそうと思わないから、右肩が前に出ないが、ドライバーは飛ばしたくて、右肩が突っ込む。

上記に加えて、

  • トップの位置が低い(フラット過ぎる)。もっと高くてよい
    • 低いトップからは、右肩が下に動くスペースがなく、右肩は前に行くしかなくなる

というアドバイスを受けた。

前傾してアドレス、そのまま腕を肩の高さまで上げて、クラブを自分の体の前に持ってくる。その状態から右に体を捻ったところが、正しいトップの位置である。

トップの高さ、切り返しにおける右肩の下への動きを意識して、高くティーアップした球を打つ練習、ハーフトップを打つ練習を行う。

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僕の中では改めて、右腰の回転・押し込みが大切であると気づいた。ダウンスイングで左サイドが伸び上がったり、前傾がキープできなかったりすると、スムースに上体をターンすることができなくて、スイングが詰まってしまう。

さらにコーチから受けた指摘は、

  • 切り返しを急がず、バックスイングとダウンスイング、行き帰りのスピードを同じにする
    • ダウンスイングを急ぐことにより、前に動きがち
    • バックスイングとダウンスイングが等速のイメージを持つ

というものだった。切り返し直後、ダウンスイングでいきなり加速しているので、行き帰りのバランスが悪いらしい。僕の場合、バックスイングをゆっくり上げるので、ダウンスイングもゆっくりスタートする。ここで急ぐと、右肩が前に動くとか頭が左に突っ込むといったエラーが出がちである。

スイング・フォームは直す状態にない。スイングのスピード、テンポ・リズムの問題だという。

  • アプローチの小さなスイングを練習する中で
    • 右肩が前に出ない
    • 行き帰りを同じスピードにする

をときどき確認する。

またドライバーショットを安定させたいのはわかるが、上級者は必ずしっかり振っている、という。ボールに当てに行ったり、力を抑制したりはしない。しっかり振ることでボールは真っ直ぐ飛ぶ。そういえば昨日も 80% の力感でスイングしようとしたら、ボールは右に出てスライスする OB になったのだった。

僕の中では、ハイ・ティーアップドリルを通して「今までとは違う、何かを掴みつつある」気がしている。だがそれをうまく表現できない。

  • アドレス:
    • 股関節からの前傾
  • バックスイング:
    • 深い捻転
    • 適正なトップの高さ
  • 切り返し:
    • 左足の踏み込みをきっかけに、ワンテンポ置くことで、右肩が下に動く
    • 左足を踏み込むが、頭・上体は突っ込まない
    • 静かにダウンスイングをスタートさせる(いきなり加速しない、力まない)
  • ダウンスイング → フォロー:
    • 徐々に加速して、フォローでヘッドが最高スピードになるイメージを持つ
    • トップを打つイメージでヘッドを走らせる(球に当てて終わりではない)
    • 右腰をレベルに、スムースにターンさせる(右腰を押し込む、スイングを止めない)
  • フィニッシュ:
  • しっかり振る!当てに行かない!

ここ数ヶ月のコーチからのアドバイスをまとめると、上記のようになる。

高くティーアップした球を打つ時には、これらをすべて意識しないと、うまくできない。ピースとしてはバラバラだが、これらが全てうまくハマった時は、いいショットになる。練習を続けて、これらを徐々に「無意識化」することができれば、より安定したスイング、安定したドライバーショットが手に入れられるのではないか?そんな淡い期待を抱いている。

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最近はゴルフスクールを含めて週に2日、練習するようにしている。楽器の練習などと同様、3日経つと元に戻ってしまうと聞いたからである。先週は、夜の練習中、急に強い雨が降ってきた。

初めて茨城のゴルフ場でラウンド。平坦かつ風光明媚で癒された(ジェイゴルフ霞ヶ浦)

7年の米国駐在を終えた友人が帰国したので、「おかえりなさい」ゴルフ。米国でゴルフを覚え、300ラウンド以上したけど、日本では初めてとか。ゴルフウェアを着たまま、自宅から30分のゴルフ場に車で乗りつけ、2人乗りカートにバッグを自分で載せてスタートする米国式に対して、日本でのゴルフは車で 1.5 - 2時間かけて行くことになるし、短パンで来場できないし、夏でなければジャケット着用だし、スループレイではなく途中で昼食を挟むし、ラウンド後シャワーを浴びるから着替えを持っていくし、カートは4人乗りだし、フェアウェイに乗り入れられないし…。なかなか新鮮な体験だったようだ。

一方、僕にとって新鮮だったのは、茨城県にあるゴルフ場に初めて行ったことである。霞ヶ浦のすぐ近く、潮来にあるジェイゴルフ霞ヶ浦は、平坦かつ風光明媚で、ふだん傾斜地ばかりから打っているホームコース、入間カントリーと比べると、優しくて(「易しく」はない)癒されるコースである。

いやぁ、ピンが根元まで見えるゴルフ場って、距離感が掴み易くてありがたい。コースレート 68.3、ボギーレート 90.4 なので、入間カントリーの Bグリーンとほぼ同じ難易度である。初めてのゴルフ場だが「90切り」を期して臨んだ。

結果は IN:43(16パット)、OUT:45(19パット)、計 88(35パット)と、何とか目標を達成した。朝一番の 3連続パーを皮切りに、8つのパーを取ることができた。その一方で、ダボを 6つも叩く出入りの激しいゴルフだった。特にパー5 での 2つのダボは猛省しなければならない。

ホームコースでの 89 に引き続き、連続の「90切り」で、ハンディキャップも 0.3 改善して 18.6 になった。コーチには「このまま 80台 を出し続けること」と言われている。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.8.6ジェイゴルフ霞ヶ浦 IN→OUT (68.3/90.5/119)608072884345404635328.0ft、晴れ、30度

  1. スコア:88、パット:35(1.94)
  2. ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):46、ペナルティ:2
  3. パーオン率:33.3%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:44.4%、ボギー率:22.2%
  5. ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:0%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:16.7%

ドライバーは前半 IN まずまず、後半 OUT は不安定。6番で少し力をコントロールして打ったショットが右スライスして OB になったのは悔やまれる(何とかそのホールはダボに収めたが…)。前半は右に出ていてが、頭が左に突っ込んでいたのを修正することで真っ直ぐ飛ぶようになった。後半は左に行く球が出て、これは右肩が前に出ることでフェースが被っていたミスだと考えられる。80台、「90切り」のゴルフを続けるには、とにかくドライバーを安定させるのが課題である。

アイアンは好調だったと思う。特に 150-160ヤードの 6I、7I のショットが好調で、パーオン率も 33% であった。ホームコースと違ってグリーンが大きいこともあるだろう(その分パットには苦労した)。パー3 では 4ホール中 3ホールでワンオンした。中でも池越えとなる 16番 160ヤードでは 6I をうまく振り抜き、ボールは綺麗なドローの軌道を描いて、ピン横 1m についた(キャリー 158ヤード、ラン 3ヤード)。直後のバーディパットは入ったと思ったのだが、わずかにカップに蹴られて残念だった。

ジェイゴルフ霞ヶ浦:16番 Par 3

7番の Par 3 では 7I のショットが右に抜けてバンカーに捕まった。砂が硬くピンまでも 20ヤード近くあったが、AW(50度)のエクスプロージョンで、足を使って 1m に寄せることができ、すべてのショートホールでパーを取ることができた。

グリーンは大きく、アンジュレーションが複雑である。おそらく芝目が効いていて、上りが極端に遅くてショートしたかと思うと、下りはかなり速かったりして、タッチを出すのが難しかった。またカップ周りで急に曲がることもあり、ショートパットはジャストタッチではなく強めに行く方がよかったと思う。

3パット 3回。それによりパーをボギーにし、ボギーをダボにしてしまった。

  • 18番 Par 5:
    • せっかく池越えのパーオンを成功させたのに、10m 以上のロングパットが残り、1.2m のセカンドパットを決められず。ボギー。
  • 1番 Par 4:
    • 6m のファーストパットを大きくショートして、1.5m のセカンドも外してのダボ。
  • 9番 Par 4:
    • 残り 150ヤードから 7I でボギーオンを成功させたのに、 8m のロングパットをオーバー、返しの 1.2m を決められず。ダボ。

ダボ 6つのうち、2つは上述の通り、3パットのダボであった。残りの 4つについても反省しておこう:

  • 13番 Par 5:
    • ドライバーが右へ。クロスバンカー手前のラフで止まっていたので、 3U を握るも、ダフって目の前のバンカーに入れる
    • 7I でうまく脱出するも左サイドのラフへ。残り 135ヤード、ピンの手前にバンカーが待ち受けていたので、大きめの 8I を選択してグリーンをオーバー。コントロールショットし、グリーンヒットしたもののそのまま奥へ転がってしまった。
    • 奥から 1.2m に寄せるも、それを決めきれずのダボ。
  • 15番 Par 4:
    • 残り 147ヤード、絶好の位置からの 7I を引っかけて、グリーン左サイドのバンカーの手前に止まる。
    • バンカー越えでピンまで 15ヤード。そこから SW をダフって目の前のバンカーに入れてしまう(がっくり)。
    • バンカーは出してグリーン手前のラフへ。その後のアプローチで 80cm まで寄せる。5オン 1パットのダボ。
  • 3番 Par 5:
    • ドライバーは右へ、そこから 7I で脱出するも左サイドのラフへ。残り 190ヤード、3U で花道方向へ打てたと思ったが、わずかにグリーンサイドの左バンカーへ転がり込む。
    • バンカーショットはシャンク気味に、右に飛んで花道へ。花道からのアプローチは大きくショートして、5m のパットを残す。5オン 2パットのダボ。
  • 6番 Par 4:
    • 力を抑えたドライバーが右スライスして OB
    • 前進4打、残り 125ヤードを 9I で乗せ、何とかダボに収めた。

以上からの反省点をまとめておく:

  • 目の前にバンカーがある時は、確実にバンカーを越すことだけを考える
    • クロスバンカーが目の前にある時は、リスクを考えて、FW・UT ではなくアイアンを選択
    • 絶対にダフらない。バンカーを越すことだけを考える
  • バンカーは一発でグリーンに乗せる
  • バンカー越えにならないよう、戦略を考えて打つ
  • ドライバーのコントロールショットはしない

何だかんだとバンカーにやられていることになる。バンカーに入れても確実に出せるという自信があれば、無闇にバンカーに振り回されることもないと思うが、バンカーを徹底的に避ける戦略と、地道なバンカー練習が必要である。

ジェイゴルフ霞ヶ浦の印象をまとめると、平坦なのでショットは打ち易い。グリーンに池が食い込んできているホールがいくつかあって要注意。ショットが打ち易い分、グリーンは難しい。大きくてロングパットが残りがちで、アンジュレーションと芝目が効いている。

最近、アクアラインの渋滞が嫌で、千葉のゴルフ場に行くことが少なくなっていた。東関東自動車道は行き帰りの渋滞もあまりない。成田周辺のゴルフ場より、30分ほど余計にかかる(横浜からだと2時間強)が、このジェイゴルフ霞ヶ浦であれば、時間をかけて千葉県を横断して行く価値はあると思う。癒し系のゴルフ場である。横浜からは遠くて何となく敬遠していたが、茨城県のゴルフ場を少しづつ開拓していくのもよいかもしれない。

そうそう、友人の代わりに中古ゴルフショップで買ったシャフトを、無事ラウンド前に友人に渡すこともできた。これで「ミッション・コンプリート!」である。

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一方、僕をゴルフの世界に引っ張りこんでくれた後輩は、今回ベストスコアを達成した。このところ調子もよく飛距離も伸ばしている。スコアでも僅差の勝負になっている。僕も精進しなければ!

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米国から帰国した友人は、8番 Par 5 の第3打、難しい傾斜・ラフからの 90ヤードを 52度のウェッジでナイスショット、それが見事カップに吸い込まれ、ゴルフ人生初のイーグルを実現していた。おめでとう!

日本でゴルフをするには車が必要になるし、2時間かけてゴルフ場に行くのも面倒で、このままゴルフを続けるか考えている様子だったが、帰国したばかりの日本初ゴルフでイーグル達成したのだから、これを機にぜひ続けて欲しいものである。電車で行って、ゴルフ後の親睦会・反省会もセットにする、という日本独特の楽しい慣習もある。

最近、僕は帰宅後「90を切れたら Spring Valley で祝杯、そうでなければプレモルで反省」と決めている。カリフォルニアのお土産にいただいた Napa Valley のワインと、Spring Valley のクラフトビールを写真に収めてみた。

Napa Valley と Spring Valley

ゴルフ ラウンド記

100ヤード以内のウェッジの飛距離を把握する

SW(ロフト 56度)、AW(50度)、PW(44度)の3本のウェッジを使って、100ヤード以内を攻略している。ウェッジのコントロールショットの飛距離を把握しておくことは、大切である。

倉本昌弘プロは「3本のウェッジ x 3つの振り幅 x 3種類の握る長さ、計27種類の組み合わせで飛距離を調べて、自分の得意とする打ち方を数通り見つけ出すべし」と教える。僕の場合、短く握ってフルショットすることは苦手なので、長さは変えずに、振り幅を変化させる中で、どのくらいのキャリーが出るのかをメモしておく。

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正面から見た時の腕の振り幅については、8時4時(クォーターショット:腰から腰)、9時3時(ハーフショット:胸から胸)、10時2時(スリークォーターショット:肩から肩)で、大きく3種類がある。ウェッジの場合 11時1時(フルショット:顔から顔)は振り過ぎであろう。

この3種類に僕の場合は、3つ足して、6種類の振り幅を使っている。

まず 8時4時については、手首を使わないワンレバー、手首を少し使うツーレバーの2種類がある。ワンレバーは手首を使わないので、腕もクラブも8時4時だが、手首を使うツーレバーの場合、腕は8時4時、クラブは9時3時くらいのイメージである。

そして、9時3時より少しフォローを出す9時2時や、10時2時よりさらに回転させてフィニッシュする10時1時がある。これがウェッジのフルショットに相当する。

いずれも自分の内的感覚としての振り幅であり、実際に動画を見てみると、反動でそれより大きく振っている。胸から胸は肩から肩くらい、肩から肩は顔から顔くらい、実際には振っている。

3本のウェッジ x 6種類の振り幅のキャリーの飛距離は、次の表の通りである:

ウェッジの飛距離(振り幅によるコントロールショット)

この表の飛距離は、練習場のボールで、3階打席からのキャリーの数値であることを付け加えておく。ただし Garmin Approach R10 の計測値とそんなに違わない。実際のコースに行った時にも、そんなに大きく外れてはいないし、僕のレベルであれば、とにかくグリーンに乗せることが先決なので、10ヤードくらいの誤差は許容範囲内と言える。

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9時3時:SW 56度で 50ヤード

10時2時:AW 50度で 80ヤード

10時1時:PW 44度で 110ヤード

友人の代りに中古ゴルフショップに行く

昔の部下、というよりは、今はゴルフ友達の一人が、ラウンド中にドライバーのシャフトを折ってしまった。ティーグラウンドの左サイドに立ち、ティーマークの外側にスタンスして打った時に、クラブをティーマークにぶつけてしまったらしい。

その代替となる PING 純正シャフト、ALTA CB 55 が GDO の中古オンラインショップにあるとわかったのだが、通常の宅配だと今週末のラウンドに間に合わない。そこで、その在庫のあるリアル店舗に電話して取り置きしてもらい、都内から片道1時間半かけて取りに行くと言う。

聞けばそのショップは、ゴルフガレージ港北ニュータウン店。「そこなら、うちから片道 20-30分で行けるから、代わりに取ってきてあげるよ」ということで、早速、終業後に出かけた。というのも、今週末のラウンドは彼と一緒なので、そこで僕がシャフトを渡すことができるのである。

この中古ゴルフショップ、休日はいつも混んでいて、駐車場待ちになるのだが、平日の夕方はすぐに入れた。事前に連絡しておいてもらったので、レジで取り置きしてあったシャフトを無事にゲット。「ミッション・コンプリート!」である。

友人の用事を足すついでに、家にあった古いクラブを売却する。PHYZ の 2011年モデルのフェアウェイウッド(7W、9W)が1本 1,000円(ヘッドカバー有無にかかわらず同じ値段)、2016年モデルの 7W が 4,500円という査定であったが、友人のシャフトを購入したので 20% 査定がアップした。ラッキー!

このショップの2階は工房になっている(今日、火曜日は休み)。シャフト交換やライ角調整など、ちょっとしたことに使えるかもしれない。改めて眺めてみると、さまざまなメーカーのスリーブが装着された中古シャフトが、かなりの数並んでいる。1階の中古クラブだけでなく、2階のシャフトも「掘り出し物」が見つかるのかもしれない。まぁ僕の場合、フジクラの Platinum Speeder というちょっと特殊な「軽硬」シャフトを使っているので、 そう簡単には見つからないと思うけれども。

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また2階のパターコーナーで、気になっていた新作パター Odyssey 2-Ball Eleven Tour Lined の試打もしてみた。2-Ball Ten が自分には合わなかったので、パターは当面替える気はないのだが、Eleven という新シリーズの浅重心パターの操作性や、White Hot インサートの打感を確認することができた。

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2022年後半のクラブ・セッティング

今年の初めには、SIM2 MAX-D 3WOdyssey 2-Ball TEN を試してみたりしたが、結果はあまり芳しくなかった。そこでエースパターに戻し、易しい PHYZ 3W(2019)を導入した。

PHYZ 3W(2019)

新しい 3W がどうやらホームコースで機能することがわかったので、2022年後半のセッティングは下記の通りとなる:

ウッド

アイアン

ウェッジ、パター

ロフト角 15度の PHYZ 3W(2016)はキープしておく。17度の PHYZ 3W(2019)と飛距離・精度・確度を比較して、もし自分が使いこなせるくらいに上達したならば(うまく打てる確度が上がったならば)、戻すことも考えている。

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肩はタテ回転、腰はヨコ回転:切り返しで右肩は(前ではなく)下に動くことを意識する

昨日のホームコースでのラウンド報告をコーチにする。常に言われていることだが、Par 5 がスコアメイクの鍵であり、ここでダボを叩いてはいけない。その通りだと思う。今回のラウンドでは、ドライバーで右の林に打ち込んだり、左の斜面にぶつけたりしたのが問題であった。

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スイングについての「昨日の今日」での注意点は、切り返しで右肩が前に突っ込んでいるということだった。上体をターンさせようとして、右肩が突っ込んではいけない。

  • 切り返しの時の右肩の位置を意識する
    • トップの位置から、右肩は(前ではなく)真下に動く・落ちるイメージ
    • 右肩が前へ突っ込むと、前傾をキープできなくなる
  • 切り返しで体をターンさせ、右肩が下に落ちると、シャフトは背中側に自然に倒れる
    • これによりインサイドから、シャローにヘッドが入ってくる

難しい説明だから普段のスクールでは言わないし、あえて気にしなくていいと言われたのだが、

  • 肩はタテ回転、腰(ベルト)はヨコ回転
    • 両わき腹の伸び縮みの中で、肩はタテ回転する

という補足的な説明があった。

シャフトが自然に背中側に倒れる話(パッシブトルクによるクラブの右旋回)、そして肩と腰が分離して回転する話は、三觜喜一プロの「うねりスイング」教えと共通するものだったので、僕個人としてはすんなり頭の中に入って来た。

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肩はヨコ回転ではなくタテ回転であり、スイング中、右肩が下がる話については、三觜プロの下記の動画が参考になるだろう:


www.youtube.com

またコースでは、アドレスで右に向いていないことを注意するように言われた。右に向くと、右肩が前に突っ込み、引っかけまいとして押し出すようなインパクトとなり、右にペラペラ(薄っぺら)の球が出ていくことになる。あるいは球が上がらない。

最近、ときどき「スイングが途中で詰まる」気がしていたのだが、どうやらこの右肩が前に突っ込んでいた可能性が高い。右肩の位置を意識することで、スムーズに振れるようになった。切り返しで「一瞬の間」を感じる。

この辺りが今の僕の注意点であり、取り組んでいるドリルである。チーム芹澤のレベルスイング・ティーアップ打ちも取り入れている。確かに肩のタテ回転はあまり意識しない方がよさそうだ。腰(ベルト)のレベルスイングと、切り返しでの右肩の位置を意識して、練習に取り組んでいる。

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アプローチのミス 9回、ショートパットを外すこと 5回、Par 5 でダボ 3つ。情けないやら悔しいやら(入間CC BG)

気の置けない友人たちとホームコース、入間カントリーをまわる。予報よりも気温が上がり、35度を超える猛暑日となった。

アプローチの単純なミス 9回。1m - 1.5m のショートパットを外しまくること 5回。そして Par5 ではドライバーで大きなミスを 2回(林に入れる、斜面にぶつける)して第 2打はリカバリーするだけ、さらにグリーンを狙うショートアイアンを、右のトラブルゾーンへ外すミス(つま先下がりのライへの対処が甘い)などを重ねて、何とダボ 3つを叩く。情けないやら悔しいやら。

その証拠にボギーオン率 55%である。これだけミスしてよく「90切り」できたな、と不思議に思う。持ち味の粘りのショートゲームがダメだったのに、ぎりぎり 80台に辿り着けたのは、アプローチとパットのミスが大怪我にはならず、結果的にはボギーに収められたからだろうか。そして「過去のミスは振り返らない」と、次のホールに集中するようにしたのも奏功したかもしれない。もちろん、15番で 8m のロングパットがたまたま入ったバーディの効果も大きい。

思い返すと、ショットはまずまずだったのだと思う。グリーン周りまでボールを運んで、せっかく寄せワンのパーが狙えるチャンスが来たのに、それをアプローチやショートパットのミスでボギーにしてしまったケースが多い。だから余計に悔しいのだと思う。

ではそのミスはなぜ出たのか?朝のアプローチとパット練習では、大きなミスは出ていなかった。10-30ヤードをワンピンに寄せていたし、ショートパットもほとんど外すことはなかった。それなのになぜ本番では、トップしたりダフったりしたのだろう?カップを微妙にかすめたり蹴られたりしたのだろう?

完全に「心」の問題だろう。「寄せたい」という欲。あるいは「寄せられる」という自分への過大な期待。これらにより、目前の一打への集中力を欠いていたと思う。

アプローチでは少し急いでテンポが速くなっていたと同時に、インパクトの瞬間、微妙に手で操作をしてしまった。上体と腕を一つにして回していなかった。また前上がりのきつい傾斜で、思った以上に球が上がってショートするミスを事前に思い描いていなかった。

ショートパットでは芯で打つことに集中するよりも、スパットの方に意識が行ってしまって、思った以上タッチが強くなっていたり、テンポが速くなっていたりした気がする。

練習場と本番との違いを反省して、もう一度練習しなければならない。本番並みにメンタルに負荷をかけて練習すべきだろう。一球一球、プレッシャーをかけた状態で丁寧に打つ必要がある。これはアプローチだけでなく、パットもそうである。ドライバーも朝一のショットをイメージして、80% の力感で打つ練習をもっとしておきたい。

どんなミスが起こったのか?今後の参考にするために振り返っておく:

  • 1番 Par 5:
    • ドライバーを右の林に、第2打は出すだけ。朝一で 80% くらいの力感と思ったが、フェースが開いてしまった。グリーンを狙う 130ヤード、9I をショートさせ、その後のアプローチもトップして 2m を残す。寄らず入らずのダボ。
  • 2番 Par 3:
    • 110ヤードを PW で 3.5m にワンオン。バーディパットがわずかに外れた。
  • 3番 Par 4:
    • 残り 10ヤードをトップしてピン奥 8m へ。2パットのボギー。
  • 4番 Par 4:
    • 30ヤードのアプローチでミスヒットしてグリーンに乗せられず。
    • その直後のアップヒルのアプローチは、球が上がり過ぎて 3m も残す。寄らず入らずのダボ。
  • 6番 Par 4:
    • SW による 50ヤードのアプローチをショート。寄せワンのボギーで事なきを得た。
  • 7番 Par 4:
    • AW による 80ヤードのアプローチをショート。寄せワンのボギーで事なきを得た。
  • 8番 Par 3:
    • 157ヤード。ミスヒットを仮定して 6I を選んだのがクラブ選択ミス。綺麗にミートしてグリーンオーバー。
    • 奥からの寄せを 1.2m につけるも外してボギー。
  • 9番 Par 5:
    • ドライバーを左の斜面にぶつけ、ラフからの第2打は 3U がボールの下をくぐるミス。
    • その後、第5打 残り 30ヤードからのアプローチを 1.5m に寄せるもパットミスで入らず、ダボ。
  • 10番 Par 4:
    • 3W のティーショットを引っかけ、残り 150ヤードの木越えとなる。
    • 8I を選択するも、木の枝を掠め、バンカーに。無理してグリーンを狙うべきではなかった
    • バンカーからの第3打は出すだけ。その後のアップヒルのアプローチもショートして 4.5m を残す。
    • それがうまく入ってワンパットのボギーで事なきを得た。
  • 11番 Par 4:
    • 第2打が残り 190ヤードの打ち下ろし。左ラフに沈んでいたので 6I で確実にレイアップするつもりが、バンカーまで転がる。刻む時は徹底して刻まないと
    • バンカー脱出して 9m とロングパットを残すも何とか 2パットのボギー。
  • 12番 Par 5:
    • 残り 120ヤードの 9I をグリーン右のバンカーのさらに右に外す。つま先下がりの右に行くライに対しての対処が甘かった
    • バンカー越え、残り10ヤードだがライが悪く、バンカーを越すだけでグリーンに届かず。その後 1.2m に寄せるも外してダボ。
  • 13番 Par 3:
    • 154ヤードの打ち下ろし、8I を大きく右の傾斜に外す。
    • 残り 30ヤードを強めに打ち過ぎてピンまでキャリーさせてしまい、グリーンオーバー。そこから 1.1m に寄せ、何とかワンパットのボギーに収める。
  • 14番 Par 4:
    • 残り 115ヤード、PW を少し左に引っかけるもグリーンの端に乗る。
    • 10m のロングパットを 1.1m に寄せるも、外してパーオン 3パットのボギー
  • 15番 Par 4:
    • 残り 88ヤードの打ち上げを PW でパーオン。
    • 8m の下りのパットが偶然入ってバーディ。ラッキー!
  • 16番 Par 3:
    • 151ヤードの打ち下ろし、9I を引っかけサブグリーンのエッジへ。
    • エッジの芝に SW がひっかり、大きくショート。パターに持ち替えて寄せワンのボギー。
  • 17番 Par 4:
    • 残り 165ヤード、ドロー回転の 5I が砲台グリーンの手前からうまく転がってパーオン。
    • 残り 10m を 2パットに収めてパー。
  • 18番 Par 5:
    • 新兵器の 3W で残り 110ヤードの第 3打。PW で右に外し、サブグリーンの斜面へ。左足下がりのライに対する対処が甘かった
    • サブグリーンの下り斜面から、メイングリーンの上り斜面へ残り 15ヤードの難しいアプローチ。パターかユーティリティで転がし上げる選択肢もあったが、SW で上り斜面へぶつけてワンクッション。何とかグリーン内に残る。
    • 5m をきっちりパターで寄せて、2パットのボギー。

久しぶりに入間カントリーの B グリーンであった。距離が短いので、もう少しいいスコアで回りたかったが、89 というスコアでもハンディキャップは 0.2 改善して 18.9 になった。A クラスまではまだまだ遠いが、地道に粘りのゴルフを続けていこう。

キャリーで 240-250ヤード飛ばす友人は、入間の B グリーンはとても楽しかったとのこと。なぜなら 1番・9番の Par 5で 2オンが狙えたし、実際 12番 Par 5 ではサブグリーン(遠い方の Aグリーン)に 2オンしていた。さらに短い Par 4 の 14番・15番ではドライバーでワンオンを狙って、いずれもグリーンまで 30ヤード以内に運んでいる。我々と比べると、正直「一打すっ飛ばしている」印象だ。

そして今、彼をメンバーにしようとしきりに勧誘している最中である。もう既に 30回はビジターで来ているのだから、メンバーになった方がお得である。僕よりもコースに熟知しており、さらに今回、入間でのベストスコアを更新したのだから、尚のことである。その飛距離でバーディやイーグルを獲って欲しい。そして入間の青ティーや黒ティーに挑戦して欲しい。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.7.30入間CC OUT→IN(BG) (68.5/90.8/120)597372894643385131208.3ft、晴れ、36度

  1. スコア:89、パット:31(1.72)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:0
  3. パーオン率:22.2%、ボギーオン率:33.3%
  4. バーディ率:5.6%、パー率:16.7%、ボギー率:55.6%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:0%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:11.1%
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